2004 愛媛県選手権:Finals
2004年10月24日 Event Coverage.佐野 健太:Mono Green Urzatron
向井 正之:Mono Green Urzatron
愛媛県選手権の決勝は、順当に勝ち上がってきたUrzatronのミラーマッチとなった。
いかに相手のマナ生成を阻害するかがキーとなるこのマッチアップでは、
どちらが先に土地破壊スペルをキャストするか、
つまりはどちらが先に4マナにたどり着くかというゲームとなる。
勝敗は、お互いの《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の引きとダイスロールに
かかっていると言っても過言ではあるまい。
Game 1
佐野の先攻でスタート。
佐野はマリガン後、ウルザトロンの揃ったランドをキープ、
しかし、スペルは《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》のみ。
向井の初手も、キーとなるカードは《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のみと大人しい。
しかし、こちらもやはりウルザトロンは揃っている。
《森/Forest(CK)》《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》から
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》とつなぎ、
3ターン目には《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊。
これで向井のパーマネントは、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》のみとなる。
さらに、ウルザトロンを揃えた佐野は、《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を設置する。
向井も《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》は破壊されたものの、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》×2から
《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を置き、土地が揃うのを待つ。
しかし、次のターンに佐野が唱えたスペルは《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》であった。
これにより、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DS)》を出された向井は、なす術もなく投了。開始から10分ほどのことであった。
佐野 1-0 向井
Game 2
先ほど敗れた向井は先攻を選び、
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》
《映し身人形/Duplicant(MR)》
《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》
という好配をキープ。
一方佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
2《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
と言うハンドを悩みながらキープした。
向井は《森/Forest(CK)》《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》から
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をサーチし、
さらにドローした《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》を導く素晴らしい回りを見せる。
佐野も《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を必死に起動し、
手札と合わせてウルザトロンを揃えることには成功するも、
4ターン目に向井がキャストした《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》により、
逆転の目を摘み取られていく。
そして、5ターン目に向井がキャストした《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》から、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》と
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》が場に現れるのを確認すると、
力なく投了した。
佐野 1-1 向井
Game 3
このゲームでいよいよ勝敗が決まるが、1ゲーム目のダイスロールで勝利し、
そのままゲームにも勝利している佐野は、予定調和的に先攻を取る事が出来る。
向井は先攻のアドバンテージを覆し、勝利することが出来るのだろうか?
佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
というなかなかのハンドをキープ。
一方向井はマリガン後、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
2《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
と言う初手を見て、しばし悶絶。
先攻後攻を覆せる《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》はあるのだが、
肝心の《森/Forest(CK)》がない。
《森/Forest(CK)》を引けなければ、即投了もありうる初手である。
結局、向井は悩みながらもこの初手をキープすることを選択した。
佐野は《森/Forest(CK)》を置いてエンド。
ここでの向井のファーストドローは…《森/Forest(CK)》!
安堵の表情で《森/Forest(CK)》を置く向井だが、
次のターンの佐野のキャストしたスペルが、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
なのを確認すると、なんとも言えない表情に変わる。
これでマナアドバンテージで先んじることは不可能となった。
佐野は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の能力起動から、
3ターン目に《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》をキャストし、
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊する。
向井も同様にマナを伸ばし、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を回収。
場に《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》も置いているので、
ハンドの《精神隷属器/Mindslaver(MR)》の出番を待つ。
しかし、佐野が2枚の《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から、
ウルザトロンを揃え、向井にタイムリミットを突きつける。
向井も《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》をキャストし、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》をサーチするのかと思いきや、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》をサーチ。
佐野が「もう《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》あるのか」とポツリ。
ターンの回ってきた佐野、ウルザトロンと《森/Forest(CK)》から10マナを捻り出し
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャスト。即起動する。
ここで公開された向井のハンドは
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
であり、ランドセットしても9マナしか出ない。
仕方なく、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を出して(回収なし)エンドを宣言。
そして、佐野が満を持して《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》をキャスト。
このマッチアップで、何度も勝敗を決定付けた無情の組み合わせ、
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》が呼び出される。
コピーのアタックは《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》でチャンプするも、
《森/Forest(CK)》が全て吹き飛ばされ、
向井の行動に、かなりの制限がかけられた。
無色マナしか生成出来ない向井は、マナバーンをしながらも
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。抵抗する意思を見せる。
2体の《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》で、
自分の《森/Forest(CK)》を犠牲にしつつ、向井のライフを減らしにかかる。
向井は2体ともスルーを選択し、ライフが5まで落ち込む。
また、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を回収した後、
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊することを選択。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャストして、対消滅させるプランもあったのだが…。
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊された向井だが、
ここで《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をトップデック!!
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を起動し、貴重な1ターンを得る。
向井の逆転の望みをかけて、佐野のハンドが公開された。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《森/Forest(CK)》
現状では解決策の見つからない向井。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》をキャストし、
起動するとそこには《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が!
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を相打ちに取り、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》に《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》を
撃ち込むことで、佐野のクリーチャーを《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》1体にまで
減らすことに成功する。しかしライフは5と、未だに危険な状態であることに変わりはない。
自分のターンには静かに《森/Forest(CK)》を置いて、エンドを宣言した。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のおかげで圧倒的な場を壊滅させられた佐野だが、
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》のアタックによって、
向井のライフを3にまで減らし、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》と
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。マナがないため起動は出来ないのだが、
これは向井にとっては死刑宣告に等しい状況となった。
事実上、向井のラストターン。
ドローを確認したのち、キャスト出来なかった《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が
向井の手からこぼれ落ちた。
やはり、先攻のアドバンテージを向井は覆すことが出来なかった。
全ては最初のダイスロールで決まっていたのかもしれない。
佐野 2−1 向井
Final Results : 佐野 健太 Win.
向井 正之:Mono Green Urzatron
愛媛県選手権の決勝は、順当に勝ち上がってきたUrzatronのミラーマッチとなった。
いかに相手のマナ生成を阻害するかがキーとなるこのマッチアップでは、
どちらが先に土地破壊スペルをキャストするか、
つまりはどちらが先に4マナにたどり着くかというゲームとなる。
勝敗は、お互いの《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の引きとダイスロールに
かかっていると言っても過言ではあるまい。
Game 1
佐野の先攻でスタート。
佐野はマリガン後、ウルザトロンの揃ったランドをキープ、
しかし、スペルは《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》のみ。
向井の初手も、キーとなるカードは《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のみと大人しい。
しかし、こちらもやはりウルザトロンは揃っている。
《森/Forest(CK)》《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》から
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》とつなぎ、
3ターン目には《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊。
これで向井のパーマネントは、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》のみとなる。
さらに、ウルザトロンを揃えた佐野は、《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を設置する。
向井も《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》は破壊されたものの、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》×2から
《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を置き、土地が揃うのを待つ。
しかし、次のターンに佐野が唱えたスペルは《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》であった。
これにより、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DS)》を出された向井は、なす術もなく投了。開始から10分ほどのことであった。
佐野 1-0 向井
Game 2
先ほど敗れた向井は先攻を選び、
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》
《映し身人形/Duplicant(MR)》
《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》
という好配をキープ。
一方佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
2《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
と言うハンドを悩みながらキープした。
向井は《森/Forest(CK)》《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》から
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をサーチし、
さらにドローした《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》を導く素晴らしい回りを見せる。
佐野も《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を必死に起動し、
手札と合わせてウルザトロンを揃えることには成功するも、
4ターン目に向井がキャストした《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》により、
逆転の目を摘み取られていく。
そして、5ターン目に向井がキャストした《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》から、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》と
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》が場に現れるのを確認すると、
力なく投了した。
佐野 1-1 向井
Game 3
このゲームでいよいよ勝敗が決まるが、1ゲーム目のダイスロールで勝利し、
そのままゲームにも勝利している佐野は、予定調和的に先攻を取る事が出来る。
向井は先攻のアドバンテージを覆し、勝利することが出来るのだろうか?
佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
というなかなかのハンドをキープ。
一方向井はマリガン後、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
2《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
と言う初手を見て、しばし悶絶。
先攻後攻を覆せる《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》はあるのだが、
肝心の《森/Forest(CK)》がない。
《森/Forest(CK)》を引けなければ、即投了もありうる初手である。
結局、向井は悩みながらもこの初手をキープすることを選択した。
佐野は《森/Forest(CK)》を置いてエンド。
ここでの向井のファーストドローは…《森/Forest(CK)》!
安堵の表情で《森/Forest(CK)》を置く向井だが、
次のターンの佐野のキャストしたスペルが、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
なのを確認すると、なんとも言えない表情に変わる。
これでマナアドバンテージで先んじることは不可能となった。
佐野は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の能力起動から、
3ターン目に《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》をキャストし、
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊する。
向井も同様にマナを伸ばし、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を回収。
場に《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》も置いているので、
ハンドの《精神隷属器/Mindslaver(MR)》の出番を待つ。
しかし、佐野が2枚の《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から、
ウルザトロンを揃え、向井にタイムリミットを突きつける。
向井も《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》をキャストし、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》をサーチするのかと思いきや、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》をサーチ。
佐野が「もう《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》あるのか」とポツリ。
ターンの回ってきた佐野、ウルザトロンと《森/Forest(CK)》から10マナを捻り出し
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャスト。即起動する。
ここで公開された向井のハンドは
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
であり、ランドセットしても9マナしか出ない。
仕方なく、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を出して(回収なし)エンドを宣言。
そして、佐野が満を持して《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》をキャスト。
このマッチアップで、何度も勝敗を決定付けた無情の組み合わせ、
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》が呼び出される。
コピーのアタックは《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》でチャンプするも、
《森/Forest(CK)》が全て吹き飛ばされ、
向井の行動に、かなりの制限がかけられた。
無色マナしか生成出来ない向井は、マナバーンをしながらも
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。抵抗する意思を見せる。
2体の《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》で、
自分の《森/Forest(CK)》を犠牲にしつつ、向井のライフを減らしにかかる。
向井は2体ともスルーを選択し、ライフが5まで落ち込む。
また、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を回収した後、
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊することを選択。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャストして、対消滅させるプランもあったのだが…。
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊された向井だが、
ここで《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をトップデック!!
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を起動し、貴重な1ターンを得る。
向井の逆転の望みをかけて、佐野のハンドが公開された。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《森/Forest(CK)》
現状では解決策の見つからない向井。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》をキャストし、
起動するとそこには《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が!
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を相打ちに取り、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》に《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》を
撃ち込むことで、佐野のクリーチャーを《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》1体にまで
減らすことに成功する。しかしライフは5と、未だに危険な状態であることに変わりはない。
自分のターンには静かに《森/Forest(CK)》を置いて、エンドを宣言した。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のおかげで圧倒的な場を壊滅させられた佐野だが、
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》のアタックによって、
向井のライフを3にまで減らし、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》と
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。マナがないため起動は出来ないのだが、
これは向井にとっては死刑宣告に等しい状況となった。
事実上、向井のラストターン。
ドローを確認したのち、キャスト出来なかった《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が
向井の手からこぼれ落ちた。
やはり、先攻のアドバンテージを向井は覆すことが出来なかった。
全ては最初のダイスロールで決まっていたのかもしれない。
佐野 2−1 向井
Final Results : 佐野 健太 Win.
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