2007 四国最強位決定戦:Finals
2007年12月2日 Event Coverage.Finals: 土居内 康弘 (高知) vs. 柳迫 健太郎 (愛媛)
05年度四国最強位の栄冠を手にした事もある土居内。高知は元より四国内でも、
様々な大会で優勝経験を持つ強豪である。
今回は挑戦者である柳迫を下し、再び四国最強位の座に就くことが出来るのか?
Game 1
先攻の柳迫は力強くキープを宣言。一方、土居内は初手を確認すると、
中空を見つめて考えた後にマリガン。
マリガン後の手札も即キープとは言えないものの、守りきるプランが立ったのか、
それ以上はマリガンせず。
柳迫の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》から、ゲームはスタート。
そこからテンポよく、《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》とクリーチャーを連打する柳迫。
土居内も《傲慢な完全者》は《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》で打ち消し、
《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》想起でカードを求める。
しかし、2枚目の《傲慢な完全者》が場に現れると、
《地底の大河/Underground River(10E)》からしか青マナが供給出来ない不運も重なり、
土居内のライフはみるみる少なくなっていく。
《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》で《熟考漂い》を吊り上げて
《ラノワールのエルフ》と交換するが、
柳迫はさらに《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》を追加して、クロックを緩めない。
カードは大量に引いているの土居内だが、手札を覗いてみると、
土地や《熟考漂い》ばかりで、除去の姿が見当たらない。
仕方なく《熟考漂い》で解決策を探しつつ、ブロッカーを確保するのだが…。
柳迫の手札から《不敬の命令/Profane Command(LO)》が放たれ、
ブロッカーがなぎ払われると、土居内のライフは0に。
土居内のSideboard:
+3《滅び/Damnation(PC)》
+1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
−2《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LO)》
−2《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
柳迫のSideboard:
+3《雲打ち/Cloudthresher(LO)》
+2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−4《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》
−1《活力/Vigor(LO)》
Game 2
後が無い土居内、先攻という事もあり、満足のいく初手を手に入れたようである。
柳迫はマリガンして、6枚でのスタートとなった。
柳迫が《樹上の村/Treetop Village(10E)》から《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》と続けるが、
ここには土居内の《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》が飛ぶ。
《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》想起で手札を補充した土居内は、
柳迫が呼び出した2体の《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》を、
《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》を連打して一掃。
そして《熟考漂い》を想起して、再び手札を補充する。
その後追加された《裂け目掃き》は《叫び大口/Shriekmaw(LO)》で除去した後に
《樹上の村》と交換される。2枚目の《樹上の村》も、アクティベイトした所で
《やっかい児/Pestermite(LO)》でタップされてしまい、《ボリアルのドルイド》は
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LO)》でカウンターと、
完全に捌き切った形に。こうなると、完全に土居内のペースである。
《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》には、
《ウーナの末裔/Scion of Oona(LO)》で単体除去をケアしつつ、
《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》で対処。そして3枚目となる
《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》をプレイし、ハンドアドバンテージをさらに広げる。
柳迫が起死回生となる《雲打ち/Cloudthresher(LO)》をプレイし、
土居内のクリーチャーを壊滅させるが、
返しで満を持しての《滅び/Damnation(PC)》が放たれる。
リセットの隙を突いて《樹上の村》で殴りつつ、
《傲慢な完全者》を追加して土居内のライフを2にまで追い詰めるが、残り2点が遠い。
エンドに《妖精の先触れ/Faerie Harbinger(LO)》で《やっかい児》を積み込まれ、
《傲慢な完全者》には《叫び大口》の金切り声が飛ぶ。
さすがにガス欠に陥った柳迫。もはや《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》と
《ボリアルのドルイド》を並べることしか出来ず。
土居内のフライヤーが襲い掛かると、
《不敬の命令/Profane Command(LO)》を引けなかった柳迫のライフは0に。
Game 3
先攻が柳迫に戻った最終戦。やはりマリガンを選択したのは土居内。
1ゲーム目を彷彿とさせる流れであり、土居内には喜ばしくないムードである。
柳迫が《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》から
《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》に繋げるロケットスタート。
土居内も今回は除去を引いており、《叫び大口/Shriekmaw(LO)》を想起でプレイし、
《傲慢な完全者》を墓地に。
3枚目の土地を置き損ねた柳迫は《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》を追加するが、
これまでの試合と比べると、ドローが芳しくないようである。
何とかマナクリーチャー2体から《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》をプレイ。
ドローを進めるが、そこには土地の姿は無い。
これを好機と見た土居内は《滅び/Damnation(PC)》をキャスト。
柳迫からクロックだけでなく、マナソースをも奪い取る。
2マナしかない状態に追い込まれた柳迫。
何とか攻める形にしようと《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》を場に送るが、
土居内は《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》をプレイし、手札を増やしつつブロッカーを確保。
ようやく3枚目の土地を引いた柳迫、クロックを強化しようと《傲慢な完全者》を場に送るが、
これは土居内が《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》で吊り上げた
《叫び大口》で墓地に送り込まれる。
こうなると、いったん守りに入るしかない柳迫。《叫び大口》を想起でプレイし、
《熟考漂い》を墓地に送るが、そんな柳迫をあざ笑うかのように、
土居内の手札からは新たな《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》が現れる。
ドローがドローを呼び、手札が尽きないのがマネキンデッキの特徴でもある。
柳迫、土地を4枚揃えて《裂け目掃き》で《仮面の称賛者》を回収するが、
悠長に回している時間は無さそうである。
アップキープに《やっかい児/Pestermite(LO)》で土地を寝かされるが、
無事5枚目の土地を引き当てて《仮面の称賛者》を場に送る。
この辺りの勝負強さは、さすが決勝まで駒を進めてきたプレイヤーである。
しかし、2体目の《やっかい児》によって《仮面の称賛者》がタップされてしまうと、
先に土居内のフライヤーに殴り切られてしまうため、
《雲打ち/Cloudthresher(LO)》をプレイせざるを得ない柳迫。
しかし、この2点ですら厳しいライフに追い込まれている。
《雲打ち》を引きずり出すことに成功した土居内は、ここで勝負に出る。
2体の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》で
柳迫の《雲打ち》と《仮面の称賛者》を奪い取り、一気にライフを削り取ろうとする。
絶対絶命の柳迫は、長考の末に《叫び大口》で《誘惑蒔き》を破壊することを選択。
これは無事解決され、《雲打ち》が帰還する。
こうなると土居内も、迂闊なアタックには行けなくなってしまう。
何度も戦闘フェイズに入ろうとするが、
結局《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LO)》を追加するのみでエンドを宣言する。
次のターン、そんな土居内の目に映ったのは、
X=5で放たれた《不敬の命令/Profane Command(LO)》だった。
Result:柳迫 2-1 土居内
2年前の四国最強位で土居内が優勝したとき、柳迫は出場すらしていなかった。
しかし、それから2年の月日が流れ、柳迫は決勝で土居内に挑戦し、
タイトルを獲得するまでに成長した。
挑戦者であった柳迫だが、これからは四国最強位のタイトルを手にし、
幾多の新鋭の挑戦を受ける立場になるだろう。
最初は誰しも挑戦者だが、
それからの努力で素晴らしいプレイヤーに成長することも出来る。
だから、もしあなたが今はまだ未熟なプレイヤーであっても、諦めずに挑戦して欲しい。
そうすれば、いつか彼のように栄冠を手にすることが出来るだろう。
2007年度 四国最強位は柳迫健太郎。おめでとう。
土居内康弘 - UB Faerie 「フェアリー・マネキン」
6《冠雪の島/Snow-Covered Island(CS)》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LO)》
4《地底の大河/Underground River(10E)》
4《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CS)》
3《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
2《涙の川/River of Tears(FS)》
4《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LO)》
4《やっかい児/Pestermite(LO)》
4《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》
4《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LO)》
3《ウーナの末裔/Scion of Oona(LO)》
2《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LO)》
2《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
1《妖精の先触れ/Faerie Harbinger(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》
2《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》
サイドボード
4《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《心霊破/Psionic Blast(TS)》
2《根絶/Extirpate(PC)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
柳迫健太郎 - BG Elves 「Beauteus Beater(4911)」
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LO)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PC)》
3《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》
4《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
4《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》
4《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
1《活力/Vigor(LO)》
4《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》
4《不敬の命令/Profane Command(LO)》
Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《雲打ち/Cloudthresher(LO)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
05年度四国最強位の栄冠を手にした事もある土居内。高知は元より四国内でも、
様々な大会で優勝経験を持つ強豪である。
今回は挑戦者である柳迫を下し、再び四国最強位の座に就くことが出来るのか?
Game 1
先攻の柳迫は力強くキープを宣言。一方、土居内は初手を確認すると、
中空を見つめて考えた後にマリガン。
マリガン後の手札も即キープとは言えないものの、守りきるプランが立ったのか、
それ以上はマリガンせず。
柳迫の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》から、ゲームはスタート。
そこからテンポよく、《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》とクリーチャーを連打する柳迫。
土居内も《傲慢な完全者》は《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》で打ち消し、
《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》想起でカードを求める。
しかし、2枚目の《傲慢な完全者》が場に現れると、
《地底の大河/Underground River(10E)》からしか青マナが供給出来ない不運も重なり、
土居内のライフはみるみる少なくなっていく。
《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》で《熟考漂い》を吊り上げて
《ラノワールのエルフ》と交換するが、
柳迫はさらに《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》を追加して、クロックを緩めない。
カードは大量に引いているの土居内だが、手札を覗いてみると、
土地や《熟考漂い》ばかりで、除去の姿が見当たらない。
仕方なく《熟考漂い》で解決策を探しつつ、ブロッカーを確保するのだが…。
柳迫の手札から《不敬の命令/Profane Command(LO)》が放たれ、
ブロッカーがなぎ払われると、土居内のライフは0に。
土居内のSideboard:
+3《滅び/Damnation(PC)》
+1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
−2《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LO)》
−2《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
柳迫のSideboard:
+3《雲打ち/Cloudthresher(LO)》
+2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−4《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》
−1《活力/Vigor(LO)》
Game 2
後が無い土居内、先攻という事もあり、満足のいく初手を手に入れたようである。
柳迫はマリガンして、6枚でのスタートとなった。
柳迫が《樹上の村/Treetop Village(10E)》から《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》と続けるが、
ここには土居内の《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》が飛ぶ。
《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》想起で手札を補充した土居内は、
柳迫が呼び出した2体の《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》を、
《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》を連打して一掃。
そして《熟考漂い》を想起して、再び手札を補充する。
その後追加された《裂け目掃き》は《叫び大口/Shriekmaw(LO)》で除去した後に
《樹上の村》と交換される。2枚目の《樹上の村》も、アクティベイトした所で
《やっかい児/Pestermite(LO)》でタップされてしまい、《ボリアルのドルイド》は
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LO)》でカウンターと、
完全に捌き切った形に。こうなると、完全に土居内のペースである。
《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》には、
《ウーナの末裔/Scion of Oona(LO)》で単体除去をケアしつつ、
《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》で対処。そして3枚目となる
《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》をプレイし、ハンドアドバンテージをさらに広げる。
柳迫が起死回生となる《雲打ち/Cloudthresher(LO)》をプレイし、
土居内のクリーチャーを壊滅させるが、
返しで満を持しての《滅び/Damnation(PC)》が放たれる。
リセットの隙を突いて《樹上の村》で殴りつつ、
《傲慢な完全者》を追加して土居内のライフを2にまで追い詰めるが、残り2点が遠い。
エンドに《妖精の先触れ/Faerie Harbinger(LO)》で《やっかい児》を積み込まれ、
《傲慢な完全者》には《叫び大口》の金切り声が飛ぶ。
さすがにガス欠に陥った柳迫。もはや《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》と
《ボリアルのドルイド》を並べることしか出来ず。
土居内のフライヤーが襲い掛かると、
《不敬の命令/Profane Command(LO)》を引けなかった柳迫のライフは0に。
Game 3
先攻が柳迫に戻った最終戦。やはりマリガンを選択したのは土居内。
1ゲーム目を彷彿とさせる流れであり、土居内には喜ばしくないムードである。
柳迫が《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》から
《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》に繋げるロケットスタート。
土居内も今回は除去を引いており、《叫び大口/Shriekmaw(LO)》を想起でプレイし、
《傲慢な完全者》を墓地に。
3枚目の土地を置き損ねた柳迫は《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》を追加するが、
これまでの試合と比べると、ドローが芳しくないようである。
何とかマナクリーチャー2体から《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》をプレイ。
ドローを進めるが、そこには土地の姿は無い。
これを好機と見た土居内は《滅び/Damnation(PC)》をキャスト。
柳迫からクロックだけでなく、マナソースをも奪い取る。
2マナしかない状態に追い込まれた柳迫。
何とか攻める形にしようと《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》を場に送るが、
土居内は《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》をプレイし、手札を増やしつつブロッカーを確保。
ようやく3枚目の土地を引いた柳迫、クロックを強化しようと《傲慢な完全者》を場に送るが、
これは土居内が《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》で吊り上げた
《叫び大口》で墓地に送り込まれる。
こうなると、いったん守りに入るしかない柳迫。《叫び大口》を想起でプレイし、
《熟考漂い》を墓地に送るが、そんな柳迫をあざ笑うかのように、
土居内の手札からは新たな《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》が現れる。
ドローがドローを呼び、手札が尽きないのがマネキンデッキの特徴でもある。
柳迫、土地を4枚揃えて《裂け目掃き》で《仮面の称賛者》を回収するが、
悠長に回している時間は無さそうである。
アップキープに《やっかい児/Pestermite(LO)》で土地を寝かされるが、
無事5枚目の土地を引き当てて《仮面の称賛者》を場に送る。
この辺りの勝負強さは、さすが決勝まで駒を進めてきたプレイヤーである。
しかし、2体目の《やっかい児》によって《仮面の称賛者》がタップされてしまうと、
先に土居内のフライヤーに殴り切られてしまうため、
《雲打ち/Cloudthresher(LO)》をプレイせざるを得ない柳迫。
しかし、この2点ですら厳しいライフに追い込まれている。
《雲打ち》を引きずり出すことに成功した土居内は、ここで勝負に出る。
2体の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》で
柳迫の《雲打ち》と《仮面の称賛者》を奪い取り、一気にライフを削り取ろうとする。
絶対絶命の柳迫は、長考の末に《叫び大口》で《誘惑蒔き》を破壊することを選択。
これは無事解決され、《雲打ち》が帰還する。
こうなると土居内も、迂闊なアタックには行けなくなってしまう。
何度も戦闘フェイズに入ろうとするが、
結局《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LO)》を追加するのみでエンドを宣言する。
次のターン、そんな土居内の目に映ったのは、
X=5で放たれた《不敬の命令/Profane Command(LO)》だった。
Result:柳迫 2-1 土居内
2年前の四国最強位で土居内が優勝したとき、柳迫は出場すらしていなかった。
しかし、それから2年の月日が流れ、柳迫は決勝で土居内に挑戦し、
タイトルを獲得するまでに成長した。
挑戦者であった柳迫だが、これからは四国最強位のタイトルを手にし、
幾多の新鋭の挑戦を受ける立場になるだろう。
最初は誰しも挑戦者だが、
それからの努力で素晴らしいプレイヤーに成長することも出来る。
だから、もしあなたが今はまだ未熟なプレイヤーであっても、諦めずに挑戦して欲しい。
そうすれば、いつか彼のように栄冠を手にすることが出来るだろう。
2007年度 四国最強位は柳迫健太郎。おめでとう。
土居内康弘 - UB Faerie 「フェアリー・マネキン」
6《冠雪の島/Snow-Covered Island(CS)》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LO)》
4《地底の大河/Underground River(10E)》
4《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CS)》
3《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
2《涙の川/River of Tears(FS)》
4《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LO)》
4《やっかい児/Pestermite(LO)》
4《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》
4《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LO)》
3《ウーナの末裔/Scion of Oona(LO)》
2《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LO)》
2《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
1《妖精の先触れ/Faerie Harbinger(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》
2《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》
サイドボード
4《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《心霊破/Psionic Blast(TS)》
2《根絶/Extirpate(PC)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
柳迫健太郎 - BG Elves 「Beauteus Beater(4911)」
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LO)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PC)》
3《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》
4《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
4《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》
4《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
1《活力/Vigor(LO)》
4《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》
4《不敬の命令/Profane Command(LO)》
Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《雲打ち/Cloudthresher(LO)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
2007 四国最強位決定戦:Semifinals
2007年12月2日 Event Coverage.Semifinals:高橋 知宏 (高知) vs. 柳迫 健太郎 (愛媛)
高知のトーナメントでは常に上位に食い込んでいる高橋。
実は弟もマジックプレイヤーであり、日夜兄弟でマジックに励んでいる。
弟も四国最強位には出場しているが、惜しくも2人揃ってのトップ8はならず。
ここは弟の分まで勝ちたいところである。
一方、昨年の日本選手権予選をトップで通過し、スタンダード巧者として知られる柳迫。
妻子ある身ながらも、少ない練習時間でも強さを保ち続けている、愛媛の雄である。
Game 1
先攻の高橋がダブルマリガンの憂き目に遭い、辛そうな表情に。
一方、柳迫もマリガンを選ぶが、新しい6枚には満足したようで、悠々とキープを宣言。
手札が5枚の高橋は、土地を並べることしか出来ず。こうなると先攻が逆に仇となる。
柳迫は2ターン目に《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
(《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》を見せる)と、上々の滑り出し。
土地だけは何とか引いている高橋、3ターン目にようやくアクションを起こすが、
《エルフの先触れ/Elvish Harbinger(LO)》で《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》を
積み込むという、ややインパクトに欠ける展開しか出来ず。
ここで柳迫が《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》をプレイしてアタック。
4点のダメージを高橋に叩き込む。このロードを放置していては未来の無い高橋は、
先ほど積み込んでおいた《名も無き転置》で即座に除去しつつ、
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》を場に送り出すが、柳迫の勢いは止まらない。
《裂け目掃き》《ボリアルのドルイド》と並べて、自軍の布陣に厚みを持たせていく。
《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》を引き当て、即座にプレイした高橋。
これでカードカウントはイーブンに戻ったが、場で押されていることには変わりない。
柳迫は2体目の《傲慢な完全者》をキャストし、戦闘フェイズへ。
《裂け目掃き》と《仮面の称賛者》が交換される。《原初の命令/Primal Command(LO)》で
《叫び大口/Shriekmaw(LO)》をサーチしつつ、7点のライフを得た高橋だが、
《傲慢な完全者》で膨れ上がった柳迫のエルフ達の前では焼け石に水であり、
チャンプブロックを余儀なくされる。
なんとか《叫び大口》で《傲慢な完全者》を除去するが、柳迫の手札からは無情にも
《不敬の命令/Profane Command(LO)》が。《叫び大口》を除去された上に、
《傲慢な完全者》が墓地から蘇り、もはや諦めの表情を見せる高橋。
《レンの地の克服者》をブロッカーとして召喚したが、
柳迫が2枚目の《不敬の命令》を提示すると、カードを片付けた。
高橋のSideboard:
+1《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
+1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
+1《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
+1《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−2《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster(LO)》
−2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
柳迫のSideboard:
+2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
+2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−2《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
−2《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
Game 2
先攻の高橋が《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》からスタートすると、
柳迫も《ボリアルのドルイド》と鏡打ちの展開。
しかも、柳迫は《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》のオマケつきである。
続いて高橋は《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》を呼び出すが、
柳迫が呼び出したのは《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》で、
常に1歩上を行く展開を見せる。
しかも、高橋は、《エルフのチャンピオン》の効果が自軍のエルフにしか及ばないと
勘違いしていたようで、明らかに動揺している様子。
しかし、高橋は《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster(LO)》をプレイすると、
ミラーマッチでは諸刃の剣でもある《エルフのチャンピオン》を覇権し、
更に《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》を場に送る。
土地をアンタップさせる能力とのコンボで、狼トークンを増殖させる狙いか。
一方柳迫は、《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》《ボリアルのドルイド》
《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》と並べ立て、勝機を伺う。
柳迫の《傲慢な完全者》を何とかしたい高橋。
《不敬の命令/Profane Command(LO)》を引き当てると、少考の後に《傲慢な完全者》を
除去しつつ、自軍のエルフに畏怖を付けた上で、《野生語りのガラク》と引き換えの
《踏み荒らし/Overrun(10E)》効果で、一気にライフを削ろうとする。
しかし、このアタックで柳迫のライフを大きく削るが、
《野生語りのガラク》が失われてしまい、少々勇み足となるプレイか。
高橋は《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》を追加し、
柳迫の陣営をゆっくりと削りにかかるが、
《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》と《傲慢な完全者》と追加した上で、
《エルフのチャンピオン》を呼び出し、全てのエルフに森渡りを与えた柳迫が、
一気に21点のダメージを高橋に与えると、ゲームは終了。
Result:柳迫 2-0 高橋
高橋知宏 - BG Elves 「緑黒エルフ」
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LO)》
3《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
4《エルフの先触れ/Elvish Harbinger(LO)》
4《護民官の道探し/Civic Wayfinder(10E)》
3《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster(LO)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
1《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
1《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
3《不敬の命令/Profane Command(LO)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
2《原初の命令/Primal Command(LO)》
1《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》
Sideboard
4《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
3《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
1《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
1《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
1《雲打ち/Cloudthresher(L)》
1《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
柳迫健太郎 - BG Elves 「Beauteus Beater(4911)」
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LO)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PC)》
3《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》
4《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
4《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》
4《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
1《活力/Vigor(LO)》
4《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》
4《不敬の命令/Profane Command(LO)》
Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《雲打ち/Cloudthresher(LO)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
高知のトーナメントでは常に上位に食い込んでいる高橋。
実は弟もマジックプレイヤーであり、日夜兄弟でマジックに励んでいる。
弟も四国最強位には出場しているが、惜しくも2人揃ってのトップ8はならず。
ここは弟の分まで勝ちたいところである。
一方、昨年の日本選手権予選をトップで通過し、スタンダード巧者として知られる柳迫。
妻子ある身ながらも、少ない練習時間でも強さを保ち続けている、愛媛の雄である。
Game 1
先攻の高橋がダブルマリガンの憂き目に遭い、辛そうな表情に。
一方、柳迫もマリガンを選ぶが、新しい6枚には満足したようで、悠々とキープを宣言。
手札が5枚の高橋は、土地を並べることしか出来ず。こうなると先攻が逆に仇となる。
柳迫は2ターン目に《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
(《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》を見せる)と、上々の滑り出し。
土地だけは何とか引いている高橋、3ターン目にようやくアクションを起こすが、
《エルフの先触れ/Elvish Harbinger(LO)》で《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》を
積み込むという、ややインパクトに欠ける展開しか出来ず。
ここで柳迫が《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》をプレイしてアタック。
4点のダメージを高橋に叩き込む。このロードを放置していては未来の無い高橋は、
先ほど積み込んでおいた《名も無き転置》で即座に除去しつつ、
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》を場に送り出すが、柳迫の勢いは止まらない。
《裂け目掃き》《ボリアルのドルイド》と並べて、自軍の布陣に厚みを持たせていく。
《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》を引き当て、即座にプレイした高橋。
これでカードカウントはイーブンに戻ったが、場で押されていることには変わりない。
柳迫は2体目の《傲慢な完全者》をキャストし、戦闘フェイズへ。
《裂け目掃き》と《仮面の称賛者》が交換される。《原初の命令/Primal Command(LO)》で
《叫び大口/Shriekmaw(LO)》をサーチしつつ、7点のライフを得た高橋だが、
《傲慢な完全者》で膨れ上がった柳迫のエルフ達の前では焼け石に水であり、
チャンプブロックを余儀なくされる。
なんとか《叫び大口》で《傲慢な完全者》を除去するが、柳迫の手札からは無情にも
《不敬の命令/Profane Command(LO)》が。《叫び大口》を除去された上に、
《傲慢な完全者》が墓地から蘇り、もはや諦めの表情を見せる高橋。
《レンの地の克服者》をブロッカーとして召喚したが、
柳迫が2枚目の《不敬の命令》を提示すると、カードを片付けた。
高橋のSideboard:
+1《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
+1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
+1《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
+1《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−2《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster(LO)》
−2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
柳迫のSideboard:
+2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
+2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−2《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
−2《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
Game 2
先攻の高橋が《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》からスタートすると、
柳迫も《ボリアルのドルイド》と鏡打ちの展開。
しかも、柳迫は《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》のオマケつきである。
続いて高橋は《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》を呼び出すが、
柳迫が呼び出したのは《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》で、
常に1歩上を行く展開を見せる。
しかも、高橋は、《エルフのチャンピオン》の効果が自軍のエルフにしか及ばないと
勘違いしていたようで、明らかに動揺している様子。
しかし、高橋は《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster(LO)》をプレイすると、
ミラーマッチでは諸刃の剣でもある《エルフのチャンピオン》を覇権し、
更に《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》を場に送る。
土地をアンタップさせる能力とのコンボで、狼トークンを増殖させる狙いか。
一方柳迫は、《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》《ボリアルのドルイド》
《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》と並べ立て、勝機を伺う。
柳迫の《傲慢な完全者》を何とかしたい高橋。
《不敬の命令/Profane Command(LO)》を引き当てると、少考の後に《傲慢な完全者》を
除去しつつ、自軍のエルフに畏怖を付けた上で、《野生語りのガラク》と引き換えの
《踏み荒らし/Overrun(10E)》効果で、一気にライフを削ろうとする。
しかし、このアタックで柳迫のライフを大きく削るが、
《野生語りのガラク》が失われてしまい、少々勇み足となるプレイか。
高橋は《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》を追加し、
柳迫の陣営をゆっくりと削りにかかるが、
《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》と《傲慢な完全者》と追加した上で、
《エルフのチャンピオン》を呼び出し、全てのエルフに森渡りを与えた柳迫が、
一気に21点のダメージを高橋に与えると、ゲームは終了。
Result:柳迫 2-0 高橋
高橋知宏 - BG Elves 「緑黒エルフ」
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LO)》
3《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
4《エルフの先触れ/Elvish Harbinger(LO)》
4《護民官の道探し/Civic Wayfinder(10E)》
3《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster(LO)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
1《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
1《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
3《不敬の命令/Profane Command(LO)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
2《原初の命令/Primal Command(LO)》
1《名も無き転置/Nameless Inversion(LO)》
Sideboard
4《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
3《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
1《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
1《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
1《雲打ち/Cloudthresher(L)》
1《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
柳迫健太郎 - BG Elves 「Beauteus Beater(4911)」
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LO)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PC)》
3《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CS)》
4《裂け目掃き/Riftsweeper(FS)》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LO)》
4《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LO)》
4《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《エルフのチャンピオン/Elvish Champion(10E)》
1《活力/Vigor(LO)》
4《麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(LO)》
4《不敬の命令/Profane Command(LO)》
Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize(LO)》
3《雲打ち/Cloudthresher(LO)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
2《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending(LO)》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(10E)》
2007 四国最強位決定戦:Quarterfinals
2007年12月2日 Event Coverage.Quarterfinals:大野 博史 (高知) vs. 樋口 和稔 (愛媛)
賑やかな大野と寡黙な樋口。対照的なプレイヤーに思えるが、意外な共通点がある。
実は、プレイスタイルがよく似ているのだ。2人とも、緻密なプレイ持ち味とした、
ギミックの多いデッキを好んで傾向がある。デッキ相性では、大野有利と思われるが、
樋口もパーミッションの動きは熟知しており、熱戦が期待される。
Game 1
樋口の1回のマリガンを経て、ゲームはスタート。
大野が《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》を置けば、
樋口は《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》と、
お互いこのマッチアップのキーとなる土地を並べていく。
樋口は更に《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TS)》を待機、
《フェアリーの集会場》を起動してアタックと、
パーミッションに対するセオリー通りの攻め方で、大野のライフを狙う。
このまま殴られ続ける訳にはいかない大野は《熟慮/Think Twice(TS)》を2連打し、
解答を探すのだが、土地すら止まってしまい苦しい表情を浮かべる。
待機が空け、次元の裂け目から現れた《裂け目翼の雲間を泳ぐもの》は
《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》でカウンターするが、
これによりマナが殆ど寝てしまう。
この隙に樋口は《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》でカードアドバンテージを稼ぎつつ、
更なるクロックを用意する。
しかし大野が《砂漠/Desert(TS)》を引き込み、
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》で《熟考漂い》を
バウンスすると、樋口の攻め手は無くなってしまい、攻守が逆転してしまった形に。
しばらく《造物の学者、ヴェンセール》に殴られ続けた所で、樋口が再び動く。
反撃の口火を切るのは、
Jon Finkelの愛称で知られる《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(TS)》。
だが、これは《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》され、
続く《熟考漂い》にも《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》が突き刺さる。
2体目の《影魔道士の浸透者》には、《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》を重ね、
更なる《熟考漂い》にも《謎めいた命令》と、フルパーミッションの名に恥じない
圧倒的なカウンター量で、樋口のスペルをすべて打ち消していく大野。
《放逐/Dismiss(TE)》 モードを選択することで、
みるみる互いの手札枚数には差が付いていく。
いよいよ《狡知/Guile(LO)》が場に現れ、追い詰められた樋口。
《造物の学者、ヴェンセール》に殴られてライフは12にまで落ち込んでいる
《狡知》を除去しようと《叫び大口/Shriekmaw(LO)》、《滅び/Damnation(PC)》と連打するが、
そこには《霊魂放逐》と《否定の契約》が飛ぶ。
最後の望みである《滅び》すらも《妖精の計略》でカウンターされると樋口は負けを認めた。
大野のSideboard:
+2《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》
+2《意志を曲げる者/Willbender(TS)》
−1《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
−1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
−1《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
−1《狡知/Guile(LO)》
樋口のSideboard:
+3《嘆きウェルク/Mournwhelk(LO)》
+3《根絶/Extirpate(PC)》
+1《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
−3《滅び/Damnation(PC)》
−2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−2《時代寄生機/Epochrasite(FS)》
Game 2
1ゲーム目に引き続き、樋口はマリガンを宣言。
《祖先の幻視/Ancestral Vision(TS)》待機から
《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》も並べて順調な大野とは対照的に、苦い顔の樋口。
想起でプレイした《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》は《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》で
打ち消され、続く《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CS)》も
2枚目の《ルーンのほつれ》に阻まれると、
土地を置けずにエンドを宣言。
何とか4枚目の土地を引いた樋口だが、
大野は《熟慮/Think Twice(TS)》で《砂漠/Desert(TS)》も手に入れて磐石の態勢に。
そして《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》をプレイし、
一気に畳み掛ける算段か。
伝説の魔道士を通す訳にはいかない樋口は
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》で対抗するが、
そこには《否定の契約/Pact of Negation(FS)》が。
アップキープに契約のマナを払った大野は《祖先の幻視》待機するとフルタップに。
大きな隙を作ったように見えるのだが、樋口がプレイした《叫び大口/Shriekmaw(LO)》を、
更なる《否定の契約》でカウンターする。
その動きは往年の《Force of Will(AL)》を髣髴させる。
《ザルファーの魔道士、テフェリー》により、大きな足枷をはめられた樋口。
仕方なくメインで《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》をプレイし、
墓地から《叫び大口》を吊り上げると、
これがカウンターされずに《ザルファーの魔道士、テフェリー》を墓地送りに。
大野の手札が弱いと判断したか、樋口は《嘆きウェルク/Mournwhelk(LO)》で追撃するが、
これは《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》でカウンター。
《熟考漂い》を回収しようとした《無残な収穫/Grim Harvest(CS)》も
《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》でリムーブされる。
《祖先の幻視/Ancestral Vision(TS)》の待機が空け、
大量のカードを手に入れた大野の豊富な手札から《狡知/Guile(LO)》が遂に場に現れる。
さらに、エンドに《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》を
《造物の学者、ヴェンセール》がバウンスし、一気に樋口のライフを削りにかかる。
何とか樋口も《叫び大口》や《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TS)》で
抵抗しようとするが、
大野が《霊魂放逐》《ルーンのほつれ》と全てカウンター尽くし、樋口のライフを0に。
Result:大野 2-0 樋口
大野博史 - Sonic Boom 「Dancing with HardLuck」
17《冠雪の島/Snow-Covered Island(CS)》
4《砂漠/Desert(TS)》
2《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
1《トレイリア西部/Tolaria West(FS)》
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
2《狡知/Guile(LOW)》
4《祖先の幻視/Ancestral Vision(TS)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
4《熟慮/Think Twice(TS)》
4《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》
4《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》
3《否定の契約/Pact of Negation(FS)》
1《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
Sideboard
4《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
2《意志を曲げる者/Willbender(TS)》
2《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》
2《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》
1《根絶/Extirpate(PC)》
樋口和稔 - UB Mannequin 「イタモスペシャル」
7《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CS)》
4《地底の大河/Underground River(10E)》
4《涙の川/River of Tears(FS)》
3《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island(CS)》
3《ロノムの口/Mouth of Ronom(CS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
4《時代寄生機/Epochrasite(FS)》
4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CS)》
4《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(TS)》
4《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》
4《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
3《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》
2《不敬の命令/Profane Command(LO)》
3《滅び/Damnation(PC)》
1《無残な収穫/Grim Harvest(CS)》
Sideboard
3《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(10E)》
3《嘆きウェルク/Mournwhelk(LO)》
3《死の印/Deathmark(CS)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
2《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
1《滅び/Damnation(PC)》
賑やかな大野と寡黙な樋口。対照的なプレイヤーに思えるが、意外な共通点がある。
実は、プレイスタイルがよく似ているのだ。2人とも、緻密なプレイ持ち味とした、
ギミックの多いデッキを好んで傾向がある。デッキ相性では、大野有利と思われるが、
樋口もパーミッションの動きは熟知しており、熱戦が期待される。
Game 1
樋口の1回のマリガンを経て、ゲームはスタート。
大野が《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》を置けば、
樋口は《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》と、
お互いこのマッチアップのキーとなる土地を並べていく。
樋口は更に《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TS)》を待機、
《フェアリーの集会場》を起動してアタックと、
パーミッションに対するセオリー通りの攻め方で、大野のライフを狙う。
このまま殴られ続ける訳にはいかない大野は《熟慮/Think Twice(TS)》を2連打し、
解答を探すのだが、土地すら止まってしまい苦しい表情を浮かべる。
待機が空け、次元の裂け目から現れた《裂け目翼の雲間を泳ぐもの》は
《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》でカウンターするが、
これによりマナが殆ど寝てしまう。
この隙に樋口は《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》でカードアドバンテージを稼ぎつつ、
更なるクロックを用意する。
しかし大野が《砂漠/Desert(TS)》を引き込み、
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》で《熟考漂い》を
バウンスすると、樋口の攻め手は無くなってしまい、攻守が逆転してしまった形に。
しばらく《造物の学者、ヴェンセール》に殴られ続けた所で、樋口が再び動く。
反撃の口火を切るのは、
Jon Finkelの愛称で知られる《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(TS)》。
だが、これは《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》され、
続く《熟考漂い》にも《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》が突き刺さる。
2体目の《影魔道士の浸透者》には、《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》を重ね、
更なる《熟考漂い》にも《謎めいた命令》と、フルパーミッションの名に恥じない
圧倒的なカウンター量で、樋口のスペルをすべて打ち消していく大野。
《放逐/Dismiss(TE)》 モードを選択することで、
みるみる互いの手札枚数には差が付いていく。
いよいよ《狡知/Guile(LO)》が場に現れ、追い詰められた樋口。
《造物の学者、ヴェンセール》に殴られてライフは12にまで落ち込んでいる
《狡知》を除去しようと《叫び大口/Shriekmaw(LO)》、《滅び/Damnation(PC)》と連打するが、
そこには《霊魂放逐》と《否定の契約》が飛ぶ。
最後の望みである《滅び》すらも《妖精の計略》でカウンターされると樋口は負けを認めた。
大野のSideboard:
+2《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》
+2《意志を曲げる者/Willbender(TS)》
−1《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
−1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
−1《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
−1《狡知/Guile(LO)》
樋口のSideboard:
+3《嘆きウェルク/Mournwhelk(LO)》
+3《根絶/Extirpate(PC)》
+1《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
−3《滅び/Damnation(PC)》
−2《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
−2《時代寄生機/Epochrasite(FS)》
Game 2
1ゲーム目に引き続き、樋口はマリガンを宣言。
《祖先の幻視/Ancestral Vision(TS)》待機から
《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》も並べて順調な大野とは対照的に、苦い顔の樋口。
想起でプレイした《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》は《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》で
打ち消され、続く《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CS)》も
2枚目の《ルーンのほつれ》に阻まれると、
土地を置けずにエンドを宣言。
何とか4枚目の土地を引いた樋口だが、
大野は《熟慮/Think Twice(TS)》で《砂漠/Desert(TS)》も手に入れて磐石の態勢に。
そして《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》をプレイし、
一気に畳み掛ける算段か。
伝説の魔道士を通す訳にはいかない樋口は
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》で対抗するが、
そこには《否定の契約/Pact of Negation(FS)》が。
アップキープに契約のマナを払った大野は《祖先の幻視》待機するとフルタップに。
大きな隙を作ったように見えるのだが、樋口がプレイした《叫び大口/Shriekmaw(LO)》を、
更なる《否定の契約》でカウンターする。
その動きは往年の《Force of Will(AL)》を髣髴させる。
《ザルファーの魔道士、テフェリー》により、大きな足枷をはめられた樋口。
仕方なくメインで《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》をプレイし、
墓地から《叫び大口》を吊り上げると、
これがカウンターされずに《ザルファーの魔道士、テフェリー》を墓地送りに。
大野の手札が弱いと判断したか、樋口は《嘆きウェルク/Mournwhelk(LO)》で追撃するが、
これは《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》でカウンター。
《熟考漂い》を回収しようとした《無残な収穫/Grim Harvest(CS)》も
《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》でリムーブされる。
《祖先の幻視/Ancestral Vision(TS)》の待機が空け、
大量のカードを手に入れた大野の豊富な手札から《狡知/Guile(LO)》が遂に場に現れる。
さらに、エンドに《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》を
《造物の学者、ヴェンセール》がバウンスし、一気に樋口のライフを削りにかかる。
何とか樋口も《叫び大口》や《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TS)》で
抵抗しようとするが、
大野が《霊魂放逐》《ルーンのほつれ》と全てカウンター尽くし、樋口のライフを0に。
Result:大野 2-0 樋口
大野博史 - Sonic Boom 「Dancing with HardLuck」
17《冠雪の島/Snow-Covered Island(CS)》
4《砂漠/Desert(TS)》
2《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
1《トレイリア西部/Tolaria West(FS)》
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
2《狡知/Guile(LOW)》
4《祖先の幻視/Ancestral Vision(TS)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
4《熟慮/Think Twice(TS)》
4《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》
4《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》
3《否定の契約/Pact of Negation(FS)》
1《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
Sideboard
4《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
2《意志を曲げる者/Willbender(TS)》
2《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》
2《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》
1《根絶/Extirpate(PC)》
樋口和稔 - UB Mannequin 「イタモスペシャル」
7《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CS)》
4《地底の大河/Underground River(10E)》
4《涙の川/River of Tears(FS)》
3《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island(CS)》
3《ロノムの口/Mouth of Ronom(CS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
4《時代寄生機/Epochrasite(FS)》
4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CS)》
4《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(TS)》
4《熟考漂い/Mulldrifter(LO)》
4《叫び大口/Shriekmaw(LO)》
3《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LO)》
2《不敬の命令/Profane Command(LO)》
3《滅び/Damnation(PC)》
1《無残な収穫/Grim Harvest(CS)》
Sideboard
3《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(10E)》
3《嘆きウェルク/Mournwhelk(LO)》
3《死の印/Deathmark(CS)》
3《根絶/Extirpate(PC)》
2《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
1《滅び/Damnation(PC)》
2007 愛媛県選手権:Quarterfinals
2007年10月28日 Event Coverage.Quarterfinals:津村 明秀 (Kithkin Weenie) vs. 本多 祐季 (Steroid)
今年の日本選手権にも参加している津村と、昨年度愛媛チャンピオンの本多。
双方とも腕も実績もあるプレイヤーであり、熱戦が期待される。
Game 1
先攻の本多がマリガンを宣言。後攻の津村もダブルマリガンと、
お互いに少なくなった手札でゲームを開始。
本多の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》が最初のクリーチャーとなる静かなスタート。
津村も少ない手札から《皺だらけの主/Wizened Cenn(LO)》を送り出すが、
これは《タール火/Tarfire(LO)》で即墓地へ行き、
早くも3/4というサイズに膨れ上がった《タルモゴイフ》が、津村に重い一撃を喰らわせる。
更に《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》を追加する本多に対し、
津村は《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》で守りを固めようとするも、
マナの少ない序盤では有効なカードとはいえず、ライフを削られ続ける。
なんとか《タルモゴイフ》を止めるサイズにまでマナを伸ばし、
《鏡の精体》を起動してブロックしようとする津村だが、
本多は《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》を待機させ、
土地を生贄にささげることで、一方的に戦闘に勝利。場の優位を渡さない。
見る見るうちにライフが危険水域に落ち込んでしまった津村。
《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LO)》に
《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》をまとわせて、逆転を狙うも、
《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》と
キャストされ、ブロッカーに回さざるを得ない状況に。
駄目押しとばかりに待機の空けた《大いなるガルガドン》が現れると、
ブロックしきれない津村は投了。
津村のSideboard:
+3《時間の孤立/Temporal Isolation(TS)》
−3《民兵団の誇り/Militia’s Pride(LO)》
本多のSideboard:
+3《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》
+3《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》
−4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
−2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
Game 2
津村は《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》からスタートする
上々の立ち上がり。《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PC)》が不在の本田のデッキには
悪夢のようなカードである。
本多も《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》から《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》と
繋げるも、津村はさらに《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LO)》を追加し、
《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》を《ブレンタンの炉の世話人》に装着。
火力をけん制しつつ、上空から本多のライフを攻める構えを取る。
《グリフィンの導き》は、つい手拍子で《メドウグレインの騎士》に付けてしまいそうだが、
《トロールの苦行者》は《メドウグレインの騎士》で止まるので、《硫黄の精霊》をケアしつつ、
空からクロックを刻めるこちらのプレイのほうが正解である。
このようなプレイを瞬時にやってのける津村。日本選手権出場は伊達ではない。
しかし、《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》が現れると津村の表情が強張る。
それもそのはず、彼の手札は2枚の《時間の孤立/Temporal Isolation(TS)》以外は
全て土地という有様なのである。
1ターンを巡る攻防になる事を予測し、《極楽鳥》に《時間の孤立》を貼り付け、
ダメージレースを挑むも、防御の要である《メドウグレインの騎士》が
《火葬/Incinerate(10E)》で除去されてしまい、苦しい形に。
後続として出した《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》で地上をけん制しつつ、
空から殴り続けるが、じりじりとライフを削られてしまい、
ついには本多のフルアタックによってライフを削り取られてしまう所まで
追い詰められてしまう。
しかし、ここで思わぬ出来事が。本多は何故か《ワイルドファイアの密使》のみで
アタックを宣言。津村は《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》を
生贄に捧げてダメージを軽減しつつ、グリフィントークンを場に。
しかも、本多は戦闘後に《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》を出して
狙撃するも、ゴブリントークンを生贄に捧げたため
ずっと津村が抱えていた《時間の孤立》によって軽減されてしまう。
こうして、あるはずの無い1ターンを得た津村。決着を着けるためにGame 3へ。
Game 3
本多の《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》が最終戦の幕開けとなった。
津村も負けじと《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LO)》
(《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》を見せる)
をキャストするが、これは本多から《火葬/Incinerate(10E)》が飛び、墓地へ直行する。
それならばと津村、赤への強烈なアンチカードである
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》を送り出す。
本多は《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》から土地をアンタップさせての
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》と、一気に展開する。
さて、津村、手札には《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》と
《忘却の輪/Oblivion Ring(LO)》があるのだが、次なる1手は?
ここで津村の取った行動は、《忘却の輪/Oblivion Ring(LO)》で
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》をリムーブしてアタック。
しかし、本多の手には《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》があり、
《野生語りのガラク》が本多の側に帰還する。
さらに《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》をも追加し、
本田の側には重厚な布陣が整い始める。
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》で攻撃し、《野生語りのガラク》のカウンターを
減らしつつ、《ブレンタンの炉の世話人》《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》と追加する津村、
芳しくない手札の為か、その表情は冴えない。
2度目の《サルタリーの僧侶》の攻撃で、何とか《野生語りのガラク》を墓地に送るが、
本多の側には置き土産のビーストトークンと、
2体目の《ワイルドファイアの密使》が追加されており、盤面の不利は否めない。
《ブレンタンの炉の世話人》に《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》をエンチャント、
さらに《サルタリーの僧侶》の2体目も追加して、ダメージレースを挑む津村だが、
先に展開されていた《ワイルドファイアの密使》2体が、すでに深刻なダメージを与えており
《ブレンタンの炉の世話人》も延命の為に起動せざるを得ない状況に。
5枚目の土地が引ければ、《鏡の精体》を使っての逆転劇もあり得たのだが、
無常にもラストドローは土地では無かった。
Result:本多祐季 2-1 津村明秀
※Game 3のプレインズウォーカーを巡る攻防だが、実は津村、
アタックによりプレインズウォーカーを破壊出来ることを知らなかった様である。
それでも決勝ラウンドに進出してしまうという事実は、
津村の非凡なプレイスキルを物語っており、四国最強位での活躍も期待したい。
津村明秀 - Kithkin Weenie.
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TS)》
3《地平線の梢/Horizon Canopy(FS)》
16《平地/Plains》
4《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LO)》
4《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LO)》
4《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》
4《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》
4《皺だらけの主/Wizened Cenn(LO)》
4《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LO)》
2《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》
4《忘却の輪/Oblivion Ring(LO)》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》
3《民兵団の誇り/Militia’s Pride(LO)》
Sideboard
4《雲を追うケストレル/Cloudchaser Kestrel(TS)》
4《時間の孤立/Temporal Isolation(TS)》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst(LO)》
3《石覆い/Stonecloaker(PC)》
本多祐季 - Steroid.
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
3《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FS)》
1《地平線の梢/Horizon Canopy(FS)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
3《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
4《タール火/Tarfire(LO)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
Sideboard
4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TS)》
3《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》
3《魔力のとげ/Manabarbs(10E)》
3《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
今年の日本選手権にも参加している津村と、昨年度愛媛チャンピオンの本多。
双方とも腕も実績もあるプレイヤーであり、熱戦が期待される。
Game 1
先攻の本多がマリガンを宣言。後攻の津村もダブルマリガンと、
お互いに少なくなった手札でゲームを開始。
本多の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》が最初のクリーチャーとなる静かなスタート。
津村も少ない手札から《皺だらけの主/Wizened Cenn(LO)》を送り出すが、
これは《タール火/Tarfire(LO)》で即墓地へ行き、
早くも3/4というサイズに膨れ上がった《タルモゴイフ》が、津村に重い一撃を喰らわせる。
更に《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》を追加する本多に対し、
津村は《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》で守りを固めようとするも、
マナの少ない序盤では有効なカードとはいえず、ライフを削られ続ける。
なんとか《タルモゴイフ》を止めるサイズにまでマナを伸ばし、
《鏡の精体》を起動してブロックしようとする津村だが、
本多は《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》を待機させ、
土地を生贄にささげることで、一方的に戦闘に勝利。場の優位を渡さない。
見る見るうちにライフが危険水域に落ち込んでしまった津村。
《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LO)》に
《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》をまとわせて、逆転を狙うも、
《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》と
キャストされ、ブロッカーに回さざるを得ない状況に。
駄目押しとばかりに待機の空けた《大いなるガルガドン》が現れると、
ブロックしきれない津村は投了。
津村のSideboard:
+3《時間の孤立/Temporal Isolation(TS)》
−3《民兵団の誇り/Militia’s Pride(LO)》
本多のSideboard:
+3《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》
+3《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》
−4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
−2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
Game 2
津村は《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》からスタートする
上々の立ち上がり。《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PC)》が不在の本田のデッキには
悪夢のようなカードである。
本多も《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》から《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》と
繋げるも、津村はさらに《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LO)》を追加し、
《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》を《ブレンタンの炉の世話人》に装着。
火力をけん制しつつ、上空から本多のライフを攻める構えを取る。
《グリフィンの導き》は、つい手拍子で《メドウグレインの騎士》に付けてしまいそうだが、
《トロールの苦行者》は《メドウグレインの騎士》で止まるので、《硫黄の精霊》をケアしつつ、
空からクロックを刻めるこちらのプレイのほうが正解である。
このようなプレイを瞬時にやってのける津村。日本選手権出場は伊達ではない。
しかし、《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》が現れると津村の表情が強張る。
それもそのはず、彼の手札は2枚の《時間の孤立/Temporal Isolation(TS)》以外は
全て土地という有様なのである。
1ターンを巡る攻防になる事を予測し、《極楽鳥》に《時間の孤立》を貼り付け、
ダメージレースを挑むも、防御の要である《メドウグレインの騎士》が
《火葬/Incinerate(10E)》で除去されてしまい、苦しい形に。
後続として出した《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》で地上をけん制しつつ、
空から殴り続けるが、じりじりとライフを削られてしまい、
ついには本多のフルアタックによってライフを削り取られてしまう所まで
追い詰められてしまう。
しかし、ここで思わぬ出来事が。本多は何故か《ワイルドファイアの密使》のみで
アタックを宣言。津村は《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》を
生贄に捧げてダメージを軽減しつつ、グリフィントークンを場に。
しかも、本多は戦闘後に《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》を出して
狙撃するも、ゴブリントークンを生贄に捧げたため
ずっと津村が抱えていた《時間の孤立》によって軽減されてしまう。
こうして、あるはずの無い1ターンを得た津村。決着を着けるためにGame 3へ。
Game 3
本多の《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》が最終戦の幕開けとなった。
津村も負けじと《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LO)》
(《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》を見せる)
をキャストするが、これは本多から《火葬/Incinerate(10E)》が飛び、墓地へ直行する。
それならばと津村、赤への強烈なアンチカードである
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》を送り出す。
本多は《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》から土地をアンタップさせての
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》と、一気に展開する。
さて、津村、手札には《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》と
《忘却の輪/Oblivion Ring(LO)》があるのだが、次なる1手は?
ここで津村の取った行動は、《忘却の輪/Oblivion Ring(LO)》で
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》をリムーブしてアタック。
しかし、本多の手には《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》があり、
《野生語りのガラク》が本多の側に帰還する。
さらに《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》をも追加し、
本田の側には重厚な布陣が整い始める。
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》で攻撃し、《野生語りのガラク》のカウンターを
減らしつつ、《ブレンタンの炉の世話人》《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》と追加する津村、
芳しくない手札の為か、その表情は冴えない。
2度目の《サルタリーの僧侶》の攻撃で、何とか《野生語りのガラク》を墓地に送るが、
本多の側には置き土産のビーストトークンと、
2体目の《ワイルドファイアの密使》が追加されており、盤面の不利は否めない。
《ブレンタンの炉の世話人》に《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》をエンチャント、
さらに《サルタリーの僧侶》の2体目も追加して、ダメージレースを挑む津村だが、
先に展開されていた《ワイルドファイアの密使》2体が、すでに深刻なダメージを与えており
《ブレンタンの炉の世話人》も延命の為に起動せざるを得ない状況に。
5枚目の土地が引ければ、《鏡の精体》を使っての逆転劇もあり得たのだが、
無常にもラストドローは土地では無かった。
Result:本多祐季 2-1 津村明秀
※Game 3のプレインズウォーカーを巡る攻防だが、実は津村、
アタックによりプレインズウォーカーを破壊出来ることを知らなかった様である。
それでも決勝ラウンドに進出してしまうという事実は、
津村の非凡なプレイスキルを物語っており、四国最強位での活躍も期待したい。
津村明秀 - Kithkin Weenie.
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TS)》
3《地平線の梢/Horizon Canopy(FS)》
16《平地/Plains》
4《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LO)》
4《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LO)》
4《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LO)》
4《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》
4《皺だらけの主/Wizened Cenn(LO)》
4《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LO)》
2《鏡の精体/Mirror Entity(LO)》
4《忘却の輪/Oblivion Ring(LO)》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide(TS)》
3《民兵団の誇り/Militia’s Pride(LO)》
Sideboard
4《雲を追うケストレル/Cloudchaser Kestrel(TS)》
4《時間の孤立/Temporal Isolation(TS)》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst(LO)》
3《石覆い/Stonecloaker(PC)》
本多祐季 - Steroid.
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
3《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FS)》
1《地平線の梢/Horizon Canopy(FS)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
3《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
4《タール火/Tarfire(LO)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
Sideboard
4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TS)》
3《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》
3《魔力のとげ/Manabarbs(10E)》
3《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
2007 愛媛県選手権:Semifinals
2007年10月28日 Event Coverage.Semifinals:松下 知行(UB Pickles) vs. 三浦 忠行(Scryb & Force)
松下は《サイカトグ/Psychatog(OD)》の時代より青黒を使い続け、
松山では古豪の部類に入る存在だ。
一方、三浦も前環境よりScryb & Forceを使い続け、
昨年は四国最強位で準優勝に輝いている。
そんな二人であるから、どちらもデッキの習熟度には自信を持っていると思われる。
長く使い続けたデッキを携え、決勝の舞台に立てるのはどちらのプレイヤーだろうか?
Game 1
松下の1度のマリガンを経てゲームはスタート。
三浦が《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》が置いてターンを返す。
青いデッキが相手という事で、この土地は重要な意味を持ちそうである。
松下は《思案/Ponder(LO)》で未来を占う。この新しい《渦まく知識/Brainstorm(MM)》は、
スタンダードに居場所を見つけることが出来たのだろうか?
先攻の利を活かして三浦は、
2ターン目に《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》を場に送る。
《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》の無い現スタンダードでは、先攻のメリットは計り知れない。
3ターン目に動きの無かった三浦を見て、
松下が《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》と思しき変異を場に送る。
しかし三浦が《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》を場に。
ビーストトークンが追加され、本格的にクロックがかかり始めた。
さらに間の悪いことに土地の止まる松下。苦しそうな表情でターンエンドを宣言する。
三浦は《野生語りのガラク》の能力でカウンターのマナを残しつつ
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を呼ぶが、
そこには《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LO)》(激突に勝利)が飛び、
ライブラリートップに戻される。
《思案/Ponder(LO)》を撃ち、ようやく《島/Island》手に入れた松下、
三浦が再び《オーランのバイパー》を出すと
先ほど出しておいた変異(《ヴェズーヴァの多相の戦士》)を表にし、
《オーランのバイパー》をコピーして、三浦のアタックに備える。
三浦は意を決して《野生語りのガラク》の能力で《踏み荒らし/Overrun(10E)》を起こし、
一気にライフを削りにかかる。
だが、そこには松下の《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》が。
《オーランのバイパー》をバウンスしつつ、三浦のクリーチャーを全てタップさせる。
三浦は《スクリブのレインジャー》でビーストトークンを起こすが、
松下の《オーランのバイパー》に化けていた《ヴェズーヴァの多相の戦士》と相打つのみ。
《野生語りのガラク》と引き換えにするには、少々割に合わない交換となった。
そして遂に松下の場に《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》が
現れ、ゲームを掌握しにかかる。
三浦は小考の末《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》を撃つが、
松下には2マナ払われてしまい、伝説の魔道士が三浦の行動に制限をかける。
実は土地が3枚しかなく《野生語りのガラク》の能力でマナを捻出していた三浦。
《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》でマナを伸ばそうとするが、
《渦巻沈め》から《ルーンのほつれ》を重ねられる。
松下は三浦のマナを徹底的に縛る構えだ。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》には《謎めいた命令》で対処し、
《塩水の精霊/Brine Elemental(TS)》と《ヴェズーヴァの多相の戦士》も揃えて、
後は塩漬けにするのみだが、やはりここで厄介な存在なのが
《スクリブのレインジャー》である。《砂漠/Desert(TS)》を引けていない松下は、
このフェアリーを除去することが出来ない。
残りライフ2という所で、ようやく《砂漠》を引き、一息ついた松下。
だが《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》をトップデッキした三浦が、
松下の残ったライフを削りきった。
松下のSideboard:
+3《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
+2《瞬間凍結/Flashfreeze(CS)》
+1《熟慮/Think Twice(TS)》
−3《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》
−2《塩水の精霊/Brine Elemental(TS)》
−1《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LO)》
三浦のSideboard:
+3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
+2《クローサの掌握/Krosan Grip(TS)》
−3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
−2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
Game 2
Game 1では《砂漠/Desert(TS)》を引くのが遅れて負けてしまった松下。
今度は初手に引くことが出来、とりあえずは一安心といった表情か。
しかし、三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》、
《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》と連打し、《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》を
早々に登場させる。カウンターすることが出来ない松下は厳しい表情に。
《トロールの苦行者》に対する解答を用意出来ない松下、
《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》で三浦のマナクリーチャーを奪おうとするが、
三浦の《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》がそこに突き刺さる。
ライフの少ない松下は《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》で時間を稼ぎつつ
新たなカードを求めるが、逆に《心霊破/Psionic Blast(TS)》を撃ち込まれてしまう。
2体目の《誘惑蒔き》も《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》でカウンターされてしまい、
変異と《謎めいた命令》で時間を稼ぐが、
結局《トロールの苦行者》を止められずにライフが0に。
Result:三浦忠行 2-0 松下知行
松下知行 - UB Pickles.
4《砂漠/Desert(TS)》
3《地底の大河/Underground River(10E)》
3《人里離れた谷間/Secluded Glen(LO)》
2《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》
13《島/Island》
4《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
3《塩水の精霊/Brine Elemental(TS)》
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
1《水深の予見者/Fathom Seer(TS)》
1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
4《思案/Ponder(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
4《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LO)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》
3《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》
2《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
Sideboard
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(10E)》
3《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
2《瞬間凍結/Flashfreeze(CS)》
2《熟慮/Think Twice(TS)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
三浦忠行 - Scryb & Force.
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(10E)》
1《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
1《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
5《島/Island》
7《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
2《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》
Sideboard
4《十二足獣/Dodecapod(TS)》
3《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《クローサの掌握/Krosan Grip(TS)》
2《原初の命令/Primal Command(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
松下は《サイカトグ/Psychatog(OD)》の時代より青黒を使い続け、
松山では古豪の部類に入る存在だ。
一方、三浦も前環境よりScryb & Forceを使い続け、
昨年は四国最強位で準優勝に輝いている。
そんな二人であるから、どちらもデッキの習熟度には自信を持っていると思われる。
長く使い続けたデッキを携え、決勝の舞台に立てるのはどちらのプレイヤーだろうか?
Game 1
松下の1度のマリガンを経てゲームはスタート。
三浦が《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》が置いてターンを返す。
青いデッキが相手という事で、この土地は重要な意味を持ちそうである。
松下は《思案/Ponder(LO)》で未来を占う。この新しい《渦まく知識/Brainstorm(MM)》は、
スタンダードに居場所を見つけることが出来たのだろうか?
先攻の利を活かして三浦は、
2ターン目に《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》を場に送る。
《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》の無い現スタンダードでは、先攻のメリットは計り知れない。
3ターン目に動きの無かった三浦を見て、
松下が《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》と思しき変異を場に送る。
しかし三浦が《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》を場に。
ビーストトークンが追加され、本格的にクロックがかかり始めた。
さらに間の悪いことに土地の止まる松下。苦しそうな表情でターンエンドを宣言する。
三浦は《野生語りのガラク》の能力でカウンターのマナを残しつつ
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を呼ぶが、
そこには《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LO)》(激突に勝利)が飛び、
ライブラリートップに戻される。
《思案/Ponder(LO)》を撃ち、ようやく《島/Island》手に入れた松下、
三浦が再び《オーランのバイパー》を出すと
先ほど出しておいた変異(《ヴェズーヴァの多相の戦士》)を表にし、
《オーランのバイパー》をコピーして、三浦のアタックに備える。
三浦は意を決して《野生語りのガラク》の能力で《踏み荒らし/Overrun(10E)》を起こし、
一気にライフを削りにかかる。
だが、そこには松下の《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》が。
《オーランのバイパー》をバウンスしつつ、三浦のクリーチャーを全てタップさせる。
三浦は《スクリブのレインジャー》でビーストトークンを起こすが、
松下の《オーランのバイパー》に化けていた《ヴェズーヴァの多相の戦士》と相打つのみ。
《野生語りのガラク》と引き換えにするには、少々割に合わない交換となった。
そして遂に松下の場に《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》が
現れ、ゲームを掌握しにかかる。
三浦は小考の末《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》を撃つが、
松下には2マナ払われてしまい、伝説の魔道士が三浦の行動に制限をかける。
実は土地が3枚しかなく《野生語りのガラク》の能力でマナを捻出していた三浦。
《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》でマナを伸ばそうとするが、
《渦巻沈め》から《ルーンのほつれ》を重ねられる。
松下は三浦のマナを徹底的に縛る構えだ。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》には《謎めいた命令》で対処し、
《塩水の精霊/Brine Elemental(TS)》と《ヴェズーヴァの多相の戦士》も揃えて、
後は塩漬けにするのみだが、やはりここで厄介な存在なのが
《スクリブのレインジャー》である。《砂漠/Desert(TS)》を引けていない松下は、
このフェアリーを除去することが出来ない。
残りライフ2という所で、ようやく《砂漠》を引き、一息ついた松下。
だが《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》をトップデッキした三浦が、
松下の残ったライフを削りきった。
松下のSideboard:
+3《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
+2《瞬間凍結/Flashfreeze(CS)》
+1《熟慮/Think Twice(TS)》
−3《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》
−2《塩水の精霊/Brine Elemental(TS)》
−1《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LO)》
三浦のSideboard:
+3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
+2《クローサの掌握/Krosan Grip(TS)》
−3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
−2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
Game 2
Game 1では《砂漠/Desert(TS)》を引くのが遅れて負けてしまった松下。
今度は初手に引くことが出来、とりあえずは一安心といった表情か。
しかし、三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》、
《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》と連打し、《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》を
早々に登場させる。カウンターすることが出来ない松下は厳しい表情に。
《トロールの苦行者》に対する解答を用意出来ない松下、
《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》で三浦のマナクリーチャーを奪おうとするが、
三浦の《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》がそこに突き刺さる。
ライフの少ない松下は《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》で時間を稼ぎつつ
新たなカードを求めるが、逆に《心霊破/Psionic Blast(TS)》を撃ち込まれてしまう。
2体目の《誘惑蒔き》も《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》でカウンターされてしまい、
変異と《謎めいた命令》で時間を稼ぐが、
結局《トロールの苦行者》を止められずにライフが0に。
Result:三浦忠行 2-0 松下知行
松下知行 - UB Pickles.
4《砂漠/Desert(TS)》
3《地底の大河/Underground River(10E)》
3《人里離れた谷間/Secluded Glen(LO)》
2《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef(TS)》
13《島/Island》
4《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TS)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
3《塩水の精霊/Brine Elemental(TS)》
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
1《水深の予見者/Fathom Seer(TS)》
1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
4《思案/Ponder(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
4《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LO)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LO)》
3《妖精の計略/Faerie Trickery(LO)》
2《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
Sideboard
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(10E)》
3《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
2《瞬間凍結/Flashfreeze(CS)》
2《熟慮/Think Twice(TS)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LO)》
三浦忠行 - Scryb & Force.
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(10E)》
1《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
1《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
5《島/Island》
7《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
2《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》
Sideboard
4《十二足獣/Dodecapod(TS)》
3《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《クローサの掌握/Krosan Grip(TS)》
2《原初の命令/Primal Command(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
2007 愛媛県選手権:Finals
2007年10月28日 Event Coverage.Finals:本多 祐季(Steroid) vs. 三浦 忠行(Scryb & Force)
2007年の愛媛県選手権決勝は、前年度愛媛チャンピオンの本多と
四国最強位ファイナリストの三浦という実力者同士の試合となった。
ちなみに三浦は前環境からScryb & Forceを使い続けている、
筋金入りの青緑好きでもある。
本多が連覇を果たすのか?それとも三浦が遂に優勝という栄冠を手に入れるのか?
注目の1戦である。
Game 1
先行の三浦の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》が
《火葬/Incinerate(10E)》されるが、追加のクリーチャーとして
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を呼び、静かにプレッシャーをかける。
これに除去を撃ち込めない本多は仕方なく
《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》を出し、相打ちを取る。
しかし、その後のアクションとして《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》を
2枚待機する事しか出来ない本田。
そんな本多を尻目に三浦は最強のプレインズウォーカーとの呼び声も名高い
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》を呼び、
4マナをアンタップさせてターンを返す。さすがにあるカードの存在が嫌でも頭に浮かぶ。
ようやく《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》を追加しようとする本多に、
やはり襲い掛かるのは《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》。
こうなると完全に三浦のペース。《神秘の蛇》は何とか《火葬》するが、
《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》と《オーランのバイパー》を追加され、
さらに《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》でアンタップされるのを見ると、
本多は投了。
本多のSideboard:
+4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TS)》
−1《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
−1《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
−1《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
−1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
先攻の本多はランデス戦略を取る。
三浦のSideboard:
+3《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》
+2《原初の命令/Primal Command(LO)》
−3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
−2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》
後攻の三浦はリアクションカードをサイドアウト。
Game 2
初手を見て悩む三浦だが、珍しくライブラリーのトップを叩いて強気のキープ。
普段の三浦を知る筆者には意外な行動だが、
決勝という大舞台が三浦のプレイスタイルを変えさせたのだろうか?
本多の《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》待機が幕開けとなった2試合目。
三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》と
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》×2を場に送り出し、ライフを細かく削る。
その間に本多は《樹上の村/Treetop Village(10E)》を3枚場に並べることしか出来ない。
そして遂に《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》が三浦の側に現れ、
ビーストトークンが盤面に追加される。
ようやく《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》をキャストする本多だが、
《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》により再生マナが残せず、ビーストトークンと相打ちに。
三浦は更なるプレインズウォーカー、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》を設置し、
ドローを進めて《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》と戦線を強化する。
本多も《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》と《トロールの苦行者》と並べて
何とか守りを固めようとするも、《野生語りのガラク》の巻き起こした
《踏み荒らし/Overrun(10E)》を受けてライフが0に。
前環境からScryb & Forceを使い続けた三浦が、
遂に愛用デッキで優勝の栄冠を手にした。このままの勢いで、
昨年は決勝で涙を呑んだ四国最強位も優勝を目指して欲しいものである。
2007年度愛媛チャンピオンは、三浦 忠行!おめでとう!!
Result:三浦忠行 2-0 本多祐季
本多祐季 - Steroid.
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
3《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FS)》
1《地平線の梢/Horizon Canopy(FS)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
3《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
4《タール火/Tarfire(LO)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
Sideboard
4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TS)》
3《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》
3《魔力のとげ/Manabarbs(10E)》
3《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
三浦忠行 - Scryb & Force.
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(10E)》
1《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
1《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
5《島/Island》
7《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
2《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》
Sideboard
4《十二足獣/Dodecapod(TS)》
3《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《クローサの掌握/Krosan Grip(TS)》
2《原初の命令/Primal Command(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
2007年の愛媛県選手権決勝は、前年度愛媛チャンピオンの本多と
四国最強位ファイナリストの三浦という実力者同士の試合となった。
ちなみに三浦は前環境からScryb & Forceを使い続けている、
筋金入りの青緑好きでもある。
本多が連覇を果たすのか?それとも三浦が遂に優勝という栄冠を手に入れるのか?
注目の1戦である。
Game 1
先行の三浦の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》が
《火葬/Incinerate(10E)》されるが、追加のクリーチャーとして
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を呼び、静かにプレッシャーをかける。
これに除去を撃ち込めない本多は仕方なく
《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》を出し、相打ちを取る。
しかし、その後のアクションとして《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》を
2枚待機する事しか出来ない本田。
そんな本多を尻目に三浦は最強のプレインズウォーカーとの呼び声も名高い
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》を呼び、
4マナをアンタップさせてターンを返す。さすがにあるカードの存在が嫌でも頭に浮かぶ。
ようやく《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》を追加しようとする本多に、
やはり襲い掛かるのは《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》。
こうなると完全に三浦のペース。《神秘の蛇》は何とか《火葬》するが、
《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》と《オーランのバイパー》を追加され、
さらに《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》でアンタップされるのを見ると、
本多は投了。
本多のSideboard:
+4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TS)》
−1《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
−1《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
−1《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
−1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
先攻の本多はランデス戦略を取る。
三浦のSideboard:
+3《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》
+2《原初の命令/Primal Command(LO)》
−3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
−2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》
後攻の三浦はリアクションカードをサイドアウト。
Game 2
初手を見て悩む三浦だが、珍しくライブラリーのトップを叩いて強気のキープ。
普段の三浦を知る筆者には意外な行動だが、
決勝という大舞台が三浦のプレイスタイルを変えさせたのだろうか?
本多の《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》待機が幕開けとなった2試合目。
三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》と
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》×2を場に送り出し、ライフを細かく削る。
その間に本多は《樹上の村/Treetop Village(10E)》を3枚場に並べることしか出来ない。
そして遂に《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》が三浦の側に現れ、
ビーストトークンが盤面に追加される。
ようやく《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》をキャストする本多だが、
《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》により再生マナが残せず、ビーストトークンと相打ちに。
三浦は更なるプレインズウォーカー、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》を設置し、
ドローを進めて《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》と戦線を強化する。
本多も《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》と《トロールの苦行者》と並べて
何とか守りを固めようとするも、《野生語りのガラク》の巻き起こした
《踏み荒らし/Overrun(10E)》を受けてライフが0に。
前環境からScryb & Forceを使い続けた三浦が、
遂に愛用デッキで優勝の栄冠を手にした。このままの勢いで、
昨年は決勝で涙を呑んだ四国最強位も優勝を目指して欲しいものである。
2007年度愛媛チャンピオンは、三浦 忠行!おめでとう!!
Result:三浦忠行 2-0 本多祐季
本多祐季 - Steroid.
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
3《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FS)》
1《地平線の梢/Horizon Canopy(FS)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
3《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
4《タール火/Tarfire(LO)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
Sideboard
4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TS)》
3《原基の印章/Seal of Primordium(PC)》
3《魔力のとげ/Manabarbs(10E)》
3《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TS)》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TS)》
三浦忠行 - Scryb & Force.
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(10E)》
1《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
1《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
5《島/Island》
7《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FS)》
2《仮面の称賛者/Masked Admirers(LO)》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag(CS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LO)》
2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LO)》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LO)》
Sideboard
4《十二足獣/Dodecapod(TS)》
3《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TS)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2《クローサの掌握/Krosan Grip(TS)》
2《原初の命令/Primal Command(LO)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
2006 四国最強位決定戦:Finals
2006年12月3日 Event Coverage.Finals : 高山 遼(高知) vs. 三浦 忠行(愛媛)
高山 遼:Boros Deck Wins
三浦 忠行:Scryb & Force
Game 1
三浦の《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》からゲームはスタート。
高山も《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》で応えるが、
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》の登場を許してしまう。
《極楽鳥》は除去するも、土地が《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》1枚で止まり、
《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》を待機させることしか出来ない。
三浦は《オーランのバイパー》で殴った後、待機の明けた《裂け目の稲妻》を
《差し戻し/Remand(RA)》する。その動きはまさに《Time Walk(UN)》だ。
やはり土地の置けない高山は、再び《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》を待機させるのみ。
しかし、待機の明けた《裂け目の稲妻》を待っていたのは、
三浦の《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》!!
高山は何とか2枚目の土地を引き、
《オーランのバイパー》に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を撃つが、
ブロッカーとして出した《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TS)》が
《神秘の蛇》によって打ち消され、《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》により、
象トークンが追加されると、カードを片付け始めた。
高山のSideboard:
入れるカードが無いとこぼしていた高山。
一通りサイドボードを眺めるも、変更は無し。
三浦のSideboard:
+3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
+2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
−3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
−1《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
−1《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
Game 2
先攻の高山は初手を見て渋い表情を見せる。少し考えた上でマリガンを宣言。
新たな手札を見てもやはり表情は冴えない。
高山は1ゲーム目と同じく
《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》からのスタート。
三浦も《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を場に送るが、
今回はマナを生み出さないまま墓地に送られる。
2枚目の《アイケイシアの投槍兵》を追加した高山だが、土地を置くことが出来ない。
1ゲーム目でも土地を置き損ねた高山。半ば諦めたような表情でエンドを宣言する。
対照的に土地を置くだけでターンを終えた三浦に対し、
高山は3枚目の《アイケイシアの投槍兵》を苦笑いしつつキャスト。
これは三浦の《差し戻し/Remand(RA)》に阻まれる。しかし2枚目の土地、
それも《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を引き込むと、一気にマナの問題を解決。
手札を眺めてまずは様子見と、《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9E)》を場に。
やはりと言うか、予想通り《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》され、静かだった三浦の側に、
ようやくクリーチャーが登場した。
ここまでパーミッションデッキのような動きしかしていない三浦。
それもそのはず、彼のマナベースはなんと、
3枚の《島/Island》と1枚の《森/Forest》となっており、マナトラブルを起こしていたのだ。
手札には、キャスト出来ないダブルシンボルのカードがずらりと並んでいる。
厳しい表情でドローした三浦は、ようやく2枚目の《森》を引き、
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を呼ぶ。しかし、三浦の前に現れたのは、
高山の秘密兵器である《太陽打ちの槌/Sunforger(RA)》だ。
お互いに《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》と《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》を
追加し、複雑になっていく盤面をじっくり睨み付ける両者。
高山は《太陽打ちの槌》を《アイケイシアの投槍兵》に付けようとするも、
三浦の《心霊破/Psionic Blast(TS)》がこれを焼き払う。
ならばと《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》を追加し、三浦の《神秘の蛇》は《サバンナ・ライオン》で討ち取る。
《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》を追加して
マナを拡張するのみの三浦に対し、除去の匂いを感じ取ったのか、
《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を三浦に向けて唱え、彼我のライフ差を広げてから
《サルタリーの僧侶》に《太陽打ちの槌》を装備させようとする。
仕方ないといった表情で、2枚目の《心霊破》を《サルタリーの僧侶》に撃ち込む三浦だが、
2枚の《心霊破》は三浦のライフを確実に蝕んでいく。
後続として《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TS)》を追加する高山に対し、
三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すことしか出来ない
そして、《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》が三浦に向けて放たれると、ライフは0を割った。
Game 3
三浦は《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》を、
高山は《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》を呼び出す。
お互い決勝にふさわしい展開を見せ、ここまで勝ち上がって来た勢いを感じさせる。
さらに三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を追加し、
《極楽鳥》に飛んできた槍は《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》が弾く。
《極楽鳥》の除去に失敗した高山は、《アイケイシアの投槍兵》2号、
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》と場に送り、将来に備える。
三浦のアタックで《粘体マンタ》と《サバンナ・ライオン》が相討ち、
三浦の側に象トークンが追加される。
高山は三浦の土地が緑のマナしか供給出来ないのに気づくと、
再び《極楽鳥》に槍を飛ばすと今回は除去に成功。
そして満を持して、《太陽打ちの槌/Sunforger(RA)》を場に。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》無き今、数少ない構築レベルの装備品である。
青マナを引けない三浦は、ならばドローを加速するまでと、
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を追加するも、
これは高山の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》で即座に焼殺。青マナを呼び込めない。
《サバンナ・ライオン》も追加され、場の均衡が少しずつ崩れていく。
押されつつある三浦は《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》から
2枚目の《オーランのバイパー》を召喚するが、《太陽打ちの槌》によって導かれた
《稲妻のらせん》によって葬られ、やはりドローすることが出来ない。
場を制圧しつつある高山は、《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》召喚しつつ装備。
火力の補充に努める。
三浦も《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》などを引けば、
タフネスの低い高山のクリーチャーを一掃することが出来るのだが・・・。
ようやく青マナ源である《繁殖池/Breeding Pool(DI)》を引いた三浦。
残り少ないライフを気にしながらも、2点のライフを支払い、
《心霊破/Psionic Blast(TS)》を《サルタリーの僧侶》に叩き込む。
しかし、《太陽打ちの槌》そのものを破壊しない限り、高山には火力が供給され続ける。
高山は《太陽打ちの槌》を起動し続け、
《稲妻のらせん》が象トークンと《スクリブのレインジャー》を焼き払う。
そして、ついに三浦に向けて《黒焦げ/Char(RA)》が襲い掛かる。
《差し戻し/Remand(RA)》で時間を稼ぐも、解決策の無い三浦は文字通り《黒焦げ》に。
昨年と同じく、優勝を決めたのは、赤く燃え盛る火力。
2006年度 四国最強位は高山 遼!おめでとう!!
高山遼 - Boros Deck Wins
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TS)》
3《宝石鉱山/Gemstone Mine(TS)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
4《平地/Plains》
2《山/Mountain》
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》
4《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》
4《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TS)》
3《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9E)》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《悪魔火/Demonfire(DI)》
3《太陽打ちの槌/Sunforger(RA)》
Sideboard
4《氷結地獄/Cryoclasm(CS)》
4《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge(GP)》
3《解呪/Disenchant(TS)》
3《名誉の道行き/Honorable Passage(TS)》
1《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9E)》
三浦忠行 - Scryb & Force
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
4《繁殖池/Breeding Pool(DI)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《森/Forest》
4《島/Island》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
3《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
4《差し戻し/Remand(RA)》
3《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
3《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation(TS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
Sideboard
4《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DI)》
3《撤廃/Repeal(GP)》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
高山 遼:Boros Deck Wins
三浦 忠行:Scryb & Force
Game 1
三浦の《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》からゲームはスタート。
高山も《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》で応えるが、
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》の登場を許してしまう。
《極楽鳥》は除去するも、土地が《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》1枚で止まり、
《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》を待機させることしか出来ない。
三浦は《オーランのバイパー》で殴った後、待機の明けた《裂け目の稲妻》を
《差し戻し/Remand(RA)》する。その動きはまさに《Time Walk(UN)》だ。
やはり土地の置けない高山は、再び《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》を待機させるのみ。
しかし、待機の明けた《裂け目の稲妻》を待っていたのは、
三浦の《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》!!
高山は何とか2枚目の土地を引き、
《オーランのバイパー》に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を撃つが、
ブロッカーとして出した《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TS)》が
《神秘の蛇》によって打ち消され、《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》により、
象トークンが追加されると、カードを片付け始めた。
高山のSideboard:
入れるカードが無いとこぼしていた高山。
一通りサイドボードを眺めるも、変更は無し。
三浦のSideboard:
+3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
+2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
−3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
−1《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
−1《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
Game 2
先攻の高山は初手を見て渋い表情を見せる。少し考えた上でマリガンを宣言。
新たな手札を見てもやはり表情は冴えない。
高山は1ゲーム目と同じく
《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》からのスタート。
三浦も《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を場に送るが、
今回はマナを生み出さないまま墓地に送られる。
2枚目の《アイケイシアの投槍兵》を追加した高山だが、土地を置くことが出来ない。
1ゲーム目でも土地を置き損ねた高山。半ば諦めたような表情でエンドを宣言する。
対照的に土地を置くだけでターンを終えた三浦に対し、
高山は3枚目の《アイケイシアの投槍兵》を苦笑いしつつキャスト。
これは三浦の《差し戻し/Remand(RA)》に阻まれる。しかし2枚目の土地、
それも《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を引き込むと、一気にマナの問題を解決。
手札を眺めてまずは様子見と、《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9E)》を場に。
やはりと言うか、予想通り《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》され、静かだった三浦の側に、
ようやくクリーチャーが登場した。
ここまでパーミッションデッキのような動きしかしていない三浦。
それもそのはず、彼のマナベースはなんと、
3枚の《島/Island》と1枚の《森/Forest》となっており、マナトラブルを起こしていたのだ。
手札には、キャスト出来ないダブルシンボルのカードがずらりと並んでいる。
厳しい表情でドローした三浦は、ようやく2枚目の《森》を引き、
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を呼ぶ。しかし、三浦の前に現れたのは、
高山の秘密兵器である《太陽打ちの槌/Sunforger(RA)》だ。
お互いに《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》と《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》を
追加し、複雑になっていく盤面をじっくり睨み付ける両者。
高山は《太陽打ちの槌》を《アイケイシアの投槍兵》に付けようとするも、
三浦の《心霊破/Psionic Blast(TS)》がこれを焼き払う。
ならばと《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》を追加し、三浦の《神秘の蛇》は《サバンナ・ライオン》で討ち取る。
《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》を追加して
マナを拡張するのみの三浦に対し、除去の匂いを感じ取ったのか、
《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を三浦に向けて唱え、彼我のライフ差を広げてから
《サルタリーの僧侶》に《太陽打ちの槌》を装備させようとする。
仕方ないといった表情で、2枚目の《心霊破》を《サルタリーの僧侶》に撃ち込む三浦だが、
2枚の《心霊破》は三浦のライフを確実に蝕んでいく。
後続として《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TS)》を追加する高山に対し、
三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すことしか出来ない
そして、《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》が三浦に向けて放たれると、ライフは0を割った。
Game 3
三浦は《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》を、
高山は《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》を呼び出す。
お互い決勝にふさわしい展開を見せ、ここまで勝ち上がって来た勢いを感じさせる。
さらに三浦は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を追加し、
《極楽鳥》に飛んできた槍は《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》が弾く。
《極楽鳥》の除去に失敗した高山は、《アイケイシアの投槍兵》2号、
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》と場に送り、将来に備える。
三浦のアタックで《粘体マンタ》と《サバンナ・ライオン》が相討ち、
三浦の側に象トークンが追加される。
高山は三浦の土地が緑のマナしか供給出来ないのに気づくと、
再び《極楽鳥》に槍を飛ばすと今回は除去に成功。
そして満を持して、《太陽打ちの槌/Sunforger(RA)》を場に。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》無き今、数少ない構築レベルの装備品である。
青マナを引けない三浦は、ならばドローを加速するまでと、
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を追加するも、
これは高山の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》で即座に焼殺。青マナを呼び込めない。
《サバンナ・ライオン》も追加され、場の均衡が少しずつ崩れていく。
押されつつある三浦は《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》から
2枚目の《オーランのバイパー》を召喚するが、《太陽打ちの槌》によって導かれた
《稲妻のらせん》によって葬られ、やはりドローすることが出来ない。
場を制圧しつつある高山は、《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》召喚しつつ装備。
火力の補充に努める。
三浦も《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》などを引けば、
タフネスの低い高山のクリーチャーを一掃することが出来るのだが・・・。
ようやく青マナ源である《繁殖池/Breeding Pool(DI)》を引いた三浦。
残り少ないライフを気にしながらも、2点のライフを支払い、
《心霊破/Psionic Blast(TS)》を《サルタリーの僧侶》に叩き込む。
しかし、《太陽打ちの槌》そのものを破壊しない限り、高山には火力が供給され続ける。
高山は《太陽打ちの槌》を起動し続け、
《稲妻のらせん》が象トークンと《スクリブのレインジャー》を焼き払う。
そして、ついに三浦に向けて《黒焦げ/Char(RA)》が襲い掛かる。
《差し戻し/Remand(RA)》で時間を稼ぐも、解決策の無い三浦は文字通り《黒焦げ》に。
昨年と同じく、優勝を決めたのは、赤く燃え盛る火力。
2006年度 四国最強位は高山 遼!おめでとう!!
高山遼 - Boros Deck Wins
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TS)》
3《宝石鉱山/Gemstone Mine(TS)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
4《平地/Plains》
2《山/Mountain》
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TS)》
4《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TS)》
4《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TS)》
3《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9E)》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TS)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《悪魔火/Demonfire(DI)》
3《太陽打ちの槌/Sunforger(RA)》
Sideboard
4《氷結地獄/Cryoclasm(CS)》
4《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge(GP)》
3《解呪/Disenchant(TS)》
3《名誉の道行き/Honorable Passage(TS)》
1《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9E)》
三浦忠行 - Scryb & Force
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
4《繁殖池/Breeding Pool(DI)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《森/Forest》
4《島/Island》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
3《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
4《差し戻し/Remand(RA)》
3《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
3《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation(TS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
Sideboard
4《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DI)》
3《撤廃/Repeal(GP)》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
2006 四国最強位決定戦:Semifinals
2006年12月3日 Event Coverage.Semifinals : 三浦 忠行(愛媛) vs. 脇坂 祐介(愛媛)
三浦 忠行:Scryb & Force
脇坂 祐介:TriscuitTron
Game 1
先攻脇坂のテイクマリガンの後、ゲームはスタートし、
お互いに土地を置きあう静かな立ち上がり。
三浦が3ターン目に《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》を場に送り、
今後のためにマナを伸ばす。
次のターンに2マナ残しつつ《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を追加し、
アドバンテージの礎を築こうとするも、
これは脇坂の《呪文の噴出/Spell Burst(TS)》によって退けられる。
カウンターのない三浦は《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》を追加するのみ。
フルタップの三浦を見て、脇坂は《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》を
《ヤヴィマヤのドライアド》に張り、クロックを緩和。
更に《粘体マンタ》にも《信仰の足枷》を張ろうとするも、
これは《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》に阻まれる。
2点クロックを無くすつもりが、なぜか4点クロックになってしまった脇坂。
実は土地があまり伸びていないので、動きもぎこちないものになってしまっている。
マナを伸ばす時間が欲しい脇坂は、
3枚目の《信仰の足枷》を《神秘の蛇》に貼り付けようとするが、
これは《差し戻し/Remand(RA)》→《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
→《マナ漏出/Mana Leak(9E)》と三浦にカウンターされ、
ライフをもたらすことなく墓地へ。
《心霊破/Psionic Blast(TS)》まで撃たれ、後の無い脇坂。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》を撃つが、三浦に《差し戻し/Remand(RA)》されると投了。
三浦のSideboard:
+3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
+2《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DI)》
−3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
−1《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
−1《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
脇坂のSideboard:
+2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
+1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
+1《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
+1《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(9E)》
−2《連絡/Tidings(9E)》
−1《徴用/Commandeer(CS)》
−1《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
−1《差し戻し/Remand(RA)》
Game 2
後攻の三浦は《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》から
《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》というまずますのスタートを切るが、
土地1枚でキープした脇坂がトロン2種から《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DI)》を置き
《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》を撃つと
(《呪文の噴出/Spell Burst(TS)》2枚を捨てる)3ターン目にしてウルザ地形が揃う
素晴らしい展開を見せる。
脇坂は《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》を出し、《極楽鳥》を殺そうとするが、
これは三浦の《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》で成就せず。
ならばと《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(9E)》を出し、守りを固める。
三浦は《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》を追加するが、
《鋸刃の矢》で殺されてしまい。クロックを強化することが出来ない。
象トークンにも《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》が張られ、
2枚目の《スクリブのレインジャー》が《マナ漏出/Mana Leak(9E)》されると、
脇坂の手札から現れたのは《トリスケラバス/Triskelavus(TS)》!!
《心霊破/Psionic Blast(TS)》を脇坂に撃ち込み、戦う意志を見せるが、
2枚の《トリスケラバス》が現れると、勝敗の行方は3ゲーム目へ。
先攻になる三浦は2枚の《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》を抜き、
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》と《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》を
メインに戻す。
Game 3
《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》 から
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》で始まった最終ゲーム。
三浦は更に《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》を追加し、4点クロックで脇坂を攻め立てる。
脇坂も、これ以上のクロックの増大は許さないと
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》は《差し戻し/Remand(RA)》する。
実は初手で揃っていたらしいウルザ地形を4ターン目に並べて、
《粘体マンタ》に《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》を付けて出血を食い止めようとする。
三浦も2枚目の《粘体マンタ》で《信仰の足枷》を弾こうとするが、
そこに突き刺さるのは脇坂の《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》!
アタッカーが《ラノワールのエルフ》だけになってしまった三浦は、
先ほど《差し戻し》された《スクリブのレインジャー》をキャストし、コツコツ殴る。
《ペンデルヘイヴン》のおかげで、3点クロックを維持できているのが強い。
脇坂は《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》を撃ち
(《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を捨てる)手札の充実を図るが、引くのは土地ばかり。
スペルを求めて《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》 で
《入念な考慮/Careful Consideration(TS)》をサーチ、未来の手札を確保する。
そして《神の怒り/Wrath of God(9E)》で場を一掃。《心霊破/Psionic Blast(TS)》を警戒して
《信仰の足枷》を《ペンデルヘイヴン》へ。
クリーチャーのいなくなった三浦は《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》で
象トークンを場に送り込む。
手札には《心霊破/Psionic Blast(TS)》と《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation(TS)》も
控えており、脇坂のライフは風前の灯火だ。
脇坂は《入念な考慮》を撃つも、やはり引くのは土地ばかり。
土地2枚を捨ててターンを返す。
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》が追加され、
《岩石樹の祈り》が撃たれると脇坂のライフは0に。
実は《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》が墓地にあり、
フラッシュバック出来るマナもあったのだが・・・。
あとでギャラリーに指摘され、頭を掻く脇坂だった。
ゲームの直前まで寝ていたので、頭が働いていなかったのか?
三浦忠行 - Scryb & Force
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
4《繁殖池/Breeding Pool(DI)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《森/Forest》
4《島/Island》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
3《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
4《差し戻し/Remand(RA)》
3《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
3《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation(TS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
Sideboard
4《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DI)》
3《撤廃/Repeal(GP)》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
脇阪雄介 - TriscuitTron
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DI)》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《ウルザの塔/Urza’s Tower(9E)》
4《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(9E)》
4《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(9E)》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
1《島/Island》
2《トリスケラバス/Triskelavus(TS)》
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
1《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
4《差し戻し/Remand(RA)》
4《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DI)》
4《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
3《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《ディミーアの印鑑/Dimir Signet(RA)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
2《呪文の噴出/Spell Burst(TS)》
2《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
2《連絡/Tidings(9E)》
1《徴用/Commandeer(CS)》
1《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
1《入念な考慮/Careful Consideration(TS)》
Sideboard
3《道化の王笏/Jester’s Scepter(CS)》
3《併合/Annex(9E)》
2《赤の防御円/Circle of Protection: Red(9E)》
2《計略縛り/Trickbind(TS)》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
1《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
1《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(9E)》
三浦 忠行:Scryb & Force
脇坂 祐介:TriscuitTron
Game 1
先攻脇坂のテイクマリガンの後、ゲームはスタートし、
お互いに土地を置きあう静かな立ち上がり。
三浦が3ターン目に《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》を場に送り、
今後のためにマナを伸ばす。
次のターンに2マナ残しつつ《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》を追加し、
アドバンテージの礎を築こうとするも、
これは脇坂の《呪文の噴出/Spell Burst(TS)》によって退けられる。
カウンターのない三浦は《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》を追加するのみ。
フルタップの三浦を見て、脇坂は《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》を
《ヤヴィマヤのドライアド》に張り、クロックを緩和。
更に《粘体マンタ》にも《信仰の足枷》を張ろうとするも、
これは《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》に阻まれる。
2点クロックを無くすつもりが、なぜか4点クロックになってしまった脇坂。
実は土地があまり伸びていないので、動きもぎこちないものになってしまっている。
マナを伸ばす時間が欲しい脇坂は、
3枚目の《信仰の足枷》を《神秘の蛇》に貼り付けようとするが、
これは《差し戻し/Remand(RA)》→《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
→《マナ漏出/Mana Leak(9E)》と三浦にカウンターされ、
ライフをもたらすことなく墓地へ。
《心霊破/Psionic Blast(TS)》まで撃たれ、後の無い脇坂。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》を撃つが、三浦に《差し戻し/Remand(RA)》されると投了。
三浦のSideboard:
+3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
+2《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DI)》
−3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
−1《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
−1《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
脇坂のSideboard:
+2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
+1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
+1《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
+1《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(9E)》
−2《連絡/Tidings(9E)》
−1《徴用/Commandeer(CS)》
−1《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
−1《差し戻し/Remand(RA)》
Game 2
後攻の三浦は《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》から
《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》というまずますのスタートを切るが、
土地1枚でキープした脇坂がトロン2種から《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DI)》を置き
《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》を撃つと
(《呪文の噴出/Spell Burst(TS)》2枚を捨てる)3ターン目にしてウルザ地形が揃う
素晴らしい展開を見せる。
脇坂は《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》を出し、《極楽鳥》を殺そうとするが、
これは三浦の《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》で成就せず。
ならばと《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(9E)》を出し、守りを固める。
三浦は《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》を追加するが、
《鋸刃の矢》で殺されてしまい。クロックを強化することが出来ない。
象トークンにも《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》が張られ、
2枚目の《スクリブのレインジャー》が《マナ漏出/Mana Leak(9E)》されると、
脇坂の手札から現れたのは《トリスケラバス/Triskelavus(TS)》!!
《心霊破/Psionic Blast(TS)》を脇坂に撃ち込み、戦う意志を見せるが、
2枚の《トリスケラバス》が現れると、勝敗の行方は3ゲーム目へ。
先攻になる三浦は2枚の《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》を抜き、
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》と《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》を
メインに戻す。
Game 3
《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》 から
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》で始まった最終ゲーム。
三浦は更に《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》を追加し、4点クロックで脇坂を攻め立てる。
脇坂も、これ以上のクロックの増大は許さないと
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》は《差し戻し/Remand(RA)》する。
実は初手で揃っていたらしいウルザ地形を4ターン目に並べて、
《粘体マンタ》に《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》を付けて出血を食い止めようとする。
三浦も2枚目の《粘体マンタ》で《信仰の足枷》を弾こうとするが、
そこに突き刺さるのは脇坂の《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》!
アタッカーが《ラノワールのエルフ》だけになってしまった三浦は、
先ほど《差し戻し》された《スクリブのレインジャー》をキャストし、コツコツ殴る。
《ペンデルヘイヴン》のおかげで、3点クロックを維持できているのが強い。
脇坂は《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》を撃ち
(《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を捨てる)手札の充実を図るが、引くのは土地ばかり。
スペルを求めて《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》 で
《入念な考慮/Careful Consideration(TS)》をサーチ、未来の手札を確保する。
そして《神の怒り/Wrath of God(9E)》で場を一掃。《心霊破/Psionic Blast(TS)》を警戒して
《信仰の足枷》を《ペンデルヘイヴン》へ。
クリーチャーのいなくなった三浦は《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》で
象トークンを場に送り込む。
手札には《心霊破/Psionic Blast(TS)》と《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation(TS)》も
控えており、脇坂のライフは風前の灯火だ。
脇坂は《入念な考慮》を撃つも、やはり引くのは土地ばかり。
土地2枚を捨ててターンを返す。
《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》が追加され、
《岩石樹の祈り》が撃たれると脇坂のライフは0に。
実は《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》が墓地にあり、
フラッシュバック出来るマナもあったのだが・・・。
あとでギャラリーに指摘され、頭を掻く脇坂だった。
ゲームの直前まで寝ていたので、頭が働いていなかったのか?
三浦忠行 - Scryb & Force
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
4《繁殖池/Breeding Pool(DI)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TS)》
6《森/Forest》
4《島/Island》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TS)》
3《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TS)》
3《オーランのバイパー/Ohran Viper(CS)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TS)》
3《粘体マンタ/Plaxmanta(DI)》
3《神秘の蛇/Mystic Snake(TS)》
4《差し戻し/Remand(RA)》
3《獣群の呼び声/Call of the Herd(TS)》
3《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation(TS)》
3《心霊破/Psionic Blast(TS)》
Sideboard
4《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
3《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DI)》
3《撤廃/Repeal(GP)》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
脇阪雄介 - TriscuitTron
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DI)》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《ウルザの塔/Urza’s Tower(9E)》
4《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(9E)》
4《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(9E)》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TS)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TS)》
1《島/Island》
2《トリスケラバス/Triskelavus(TS)》
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TS)》
1《吸収するウェルク/Draining Whelk(TS)》
4《差し戻し/Remand(RA)》
4《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DI)》
4《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
3《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《ディミーアの印鑑/Dimir Signet(RA)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
2《呪文の噴出/Spell Burst(TS)》
2《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
2《連絡/Tidings(9E)》
1《徴用/Commandeer(CS)》
1《神秘の指導/Mystical Teachings(TS)》
1《入念な考慮/Careful Consideration(TS)》
Sideboard
3《道化の王笏/Jester’s Scepter(CS)》
3《併合/Annex(9E)》
2《赤の防御円/Circle of Protection: Red(9E)》
2《計略縛り/Trickbind(TS)》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TS)》
1《呪文嵌め/Spell Snare(DI)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
1《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(9E)》
2005 四国最強位決定戦:Finals
2005年11月27日 Event Coverage.Finals:土居内 康弘 vs. 本多 祐季
エンチャント対火力。
四国最強に選ばれるのはどちらか?
Game 1
土居内の先攻で、四国の最強を決める戦いがスタート。
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》とゴブリンデッキらしい動きをする土居内、
一方本田は《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》で未来を占うのみ。
3ターン目にようやくブロッカーとして《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》を出すも、
《凍らし/Frostling(BK)》キャスト→起動で役目は半分しか果たせず墓地へ。
そして《血染めの月/Blood Moon(9E)》を置く土居内。
これは環境的にはかなり強烈なメタカードではないだろうか。
《平地/Plains》
《森/Forest》
《山/Mountain》
《山》
《山》
へとマナベースが変化した本多は、思うように動きが取れない。
ライフが7の状態でターンを渡す。
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》が《ゴブリンの略奪者》を無力化するが、
2体目の《ゴブリンの略奪者》が召喚され、
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》が本多のライフをさらに減らす。
本田は再び《信仰の足枷》を張るが、他のゴブリンが本多のライフを再び削る。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》を撃たない限り、いくら回復しても解決策にはならない。
《回収/Reclaim(9E)》で《桜族の長老》を積み、
《師範の占い独楽)》で新たな3枚を見るも、回答は見つからず、本多は投了した。
Game 2
土居内がマリガンスタート。
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》から、
3ターン目に《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》を張る本多。
この伝説のエンチャントは赤単である土井内に対しては強烈なプレッシャーになる。
一方土居内は、《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》と展開するも、本殿の前に厳しい表情。
本多が《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》を召喚すれば、
《黒焦げ/Char(RA)》で即応。《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》は
《ショック/Shock(9E)》《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》で焼きながら、
土居内のゴブリンたちが、先の見えないライフをけなげに削る。
そして、《血染めの月/Blood Moon(9E)》を張るが、
山になったのは《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》のみで、
少しガッカリした顔の土居内。
ここで、本多が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
《回収/Reclaim(9E)》
《曇り鏡のメロク》
《ロクソドンの教主》
上2枚が墓地へ、下が手札へと贈られる。
再び出現する《ロクソドンの教主》が本多のライフを癒す。
土居内は《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を出して配下が山を渡って行き、
本多のライフが12まで減少。除去を引けずに山を渡られ続ける本多は覚悟を決めて、
《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送り出す。
本多のライフが5になり、みなが注目する土居内のプレイする呪文は…
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》!
《ショック/Shock(9E)》!!
見事に火力を引き込んだ土井内が、赤き竜に変化した本多を焼き尽くして優勝!
土居内康弘
Main Deck
1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
20《山/Mountain》
4《凍らし/Frostling(BK)》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
4《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
4《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》
3《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《血染めの月/Blood Moon(9E)》
Sideboard
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
1《尖塔の源獣/Genju of the Spires(BK)》
本多祐季
Main Deck
3《低木林地/Brushland(9E)》
3《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《湿った墓/Watery Grave(RA)》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
1《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《平地/Plains》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《遥か見/Farseek(RA)》
2《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
1《押収/Confiscate(9E)》
1《喚起/Recollect(RA)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》
1《回収/Reclaim(9E)》
Sideboard
3《鼠の短牙/Nezumi Shortfang(CK)》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
2《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
1《帰化/Naturalize(9E)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
エンチャント対火力。
四国最強に選ばれるのはどちらか?
Game 1
土居内の先攻で、四国の最強を決める戦いがスタート。
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》とゴブリンデッキらしい動きをする土居内、
一方本田は《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》で未来を占うのみ。
3ターン目にようやくブロッカーとして《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》を出すも、
《凍らし/Frostling(BK)》キャスト→起動で役目は半分しか果たせず墓地へ。
そして《血染めの月/Blood Moon(9E)》を置く土居内。
これは環境的にはかなり強烈なメタカードではないだろうか。
《平地/Plains》
《森/Forest》
《山/Mountain》
《山》
《山》
へとマナベースが変化した本多は、思うように動きが取れない。
ライフが7の状態でターンを渡す。
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》が《ゴブリンの略奪者》を無力化するが、
2体目の《ゴブリンの略奪者》が召喚され、
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》が本多のライフをさらに減らす。
本田は再び《信仰の足枷》を張るが、他のゴブリンが本多のライフを再び削る。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》を撃たない限り、いくら回復しても解決策にはならない。
《回収/Reclaim(9E)》で《桜族の長老》を積み、
《師範の占い独楽)》で新たな3枚を見るも、回答は見つからず、本多は投了した。
Game 2
土居内がマリガンスタート。
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》から、
3ターン目に《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》を張る本多。
この伝説のエンチャントは赤単である土井内に対しては強烈なプレッシャーになる。
一方土居内は、《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》と展開するも、本殿の前に厳しい表情。
本多が《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》を召喚すれば、
《黒焦げ/Char(RA)》で即応。《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》は
《ショック/Shock(9E)》《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》で焼きながら、
土居内のゴブリンたちが、先の見えないライフをけなげに削る。
そして、《血染めの月/Blood Moon(9E)》を張るが、
山になったのは《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》のみで、
少しガッカリした顔の土居内。
ここで、本多が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
《回収/Reclaim(9E)》
《曇り鏡のメロク》
《ロクソドンの教主》
上2枚が墓地へ、下が手札へと贈られる。
再び出現する《ロクソドンの教主》が本多のライフを癒す。
土居内は《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を出して配下が山を渡って行き、
本多のライフが12まで減少。除去を引けずに山を渡られ続ける本多は覚悟を決めて、
《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送り出す。
本多のライフが5になり、みなが注目する土居内のプレイする呪文は…
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》!
《ショック/Shock(9E)》!!
見事に火力を引き込んだ土井内が、赤き竜に変化した本多を焼き尽くして優勝!
土居内康弘
Main Deck
1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
20《山/Mountain》
4《凍らし/Frostling(BK)》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
4《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
4《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》
3《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《血染めの月/Blood Moon(9E)》
Sideboard
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
1《尖塔の源獣/Genju of the Spires(BK)》
本多祐季
Main Deck
3《低木林地/Brushland(9E)》
3《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《湿った墓/Watery Grave(RA)》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
1《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《平地/Plains》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《遥か見/Farseek(RA)》
2《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
1《押収/Confiscate(9E)》
1《喚起/Recollect(RA)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》
1《回収/Reclaim(9E)》
Sideboard
3《鼠の短牙/Nezumi Shortfang(CK)》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
2《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
1《帰化/Naturalize(9E)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
2005 四国最強位決定戦:Semifinals
2005年11月27日 Event Coverage.Semifinals:本多 祐季 vs. 篠原 直之
本多は《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をフィーチャーした、珍しいタイプの歴伝デッキ。
一方篠原は最近の勝ち組であるセレズニアビートダウンである。
Game 1
篠原の先攻で開始した準決勝。
《番狼/Watchwolf(RA)》スタートの篠原。
2ターン目のクロックとしては最上のクリーチャーである。
本田は《遥か見/Farseek(RA)》を撃ち、マナを拡張しつつプランを練る。
さらに追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出し、
白緑らしいサイズのクリーチャーを並べる。
そんな篠原に負けじと本多も《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》を詠唱。
《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
《神の怒り/Wrath of God(9E)》
《回収/Reclaim(9E)》
と提示し、上の2枚が手札に。
さらに本田は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》を出し、
《喚起/Recollect(RAV)》で《神の怒り》を回収。
《桜族の長老》は《ロクソドンの教主》をブロックし、その短い人生を終えると共に、
次につながる土地を導く。
そして、満を持して《神の怒り》。場が一掃される。
エンドに篠原は《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》
をサーチ
そして《ロクソドンの教主》《極楽鳥》と並べる。
しかし本多は再び《神の怒り》を放つ。
盤面に再び静寂が訪れた。
土地が5枚しかなく動けない篠原は苦しそうな表情でエンド。
そして本田は《不朽の理想》から《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に。
お互いの手札が公開される。
本多の手札は
《信仰の足枷》
土地2
篠原は
《明けの星、陽星》×2
《貪る光/Devouring Light(RA)》
篠原のドローは《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》で、
小考ののちに本多がライフを支払う。
そして返ってきたターンで《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に導く。
篠原は打開策が無いため投了。
Game 2
先手篠原、《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》でスタート。
本田は《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CHK)》で豊穣なマナベースを構築しにかかる。
そして篠原はやはり《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を追加する。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》がないのか、
本田はため息をつきながら土地をならべてエンド。
そして篠原のクリーチャーに殴られつつも《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
《回収/Reclaim(9E)》
《神の怒り》
先ほど同じく上2枚が手札に入り、永遠の呪文が詠唱される手はずが整う。
本多が《信仰の足枷》を《ロクソドンの教主》に張ろうとするが、
篠原にスタックでサクられる。
ライフゲインが出来ず少しガッカリな本多、
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を置いてエンドを宣言。
篠原は《セレズニアのギルド魔道士》で殴りターンを渡す。
本田は《不朽の理想》を唱えるかと思われたが、篠原の目の前に現れたのは…
《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》!
殴るのが困難になった篠原は、攻め方を変えようと、
《道化の帽子/Jester’s Cap(9E)》を出し、即起動。
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
《押収/Confiscate(9E)》
の3枚がライブラリーから失われた。
キーカードをピンポイントで抜かれ、厳しそうな本多。
《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》を張り、
篠原の手札にプレッシャーをかけつつ、《遥か見/Farseek(RA)》で
ライブラリーの上を新鮮な3枚に。
返しで篠原は《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》を魂力(X=4)
本多の残り少ない勝ち手段である《曇り鏡のメロク》が墓地に落ちる。
本多のアップキープに《夜陰の本殿》の効果で、《ロクソドンの教主》が捨てられる。
さらに《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》を張り、
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》を場に。
篠原はトークンと共に殴り、ライフを4まで減らすが、その4点が遠い。
更なるダメージソースを展開するしかない篠原は、
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》を出してエンド。
本多のアップキープに、
《輝く群れ/Shining Shoal(BK)》
《セレズニアのギルド魔道士》が捨てられ、ライフが8に戻る。
そして、ようやく現れた白き龍を《神の怒り》が破壊する。
クリーチャーのいなくなった篠原は、《帰化/Naturalize(9E)》で《浄火の本殿》を破壊。
更なるライフの増加を食い止めると共に、
《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RAV)》からトークンを産み出す。
《明けの星、陽星》が墓地に行った事によって、
《山/Mountain》と《沼/Swamp》以外を寝かされた本多は動けないのでエンド。
しかし、次のターンに《信仰の足枷》で《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》を
封じて、篠原のクリーチャーが増えるのを許さない。
篠原が《セレズニアのギルド魔道士》を追加すると、
本多が2枚目の《けちな贈り物》をキャスト。
《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》
《曇り鏡のメロク》
《喚起/Recollect(RA)》
上の2枚を入手し、何とかエンドカードを確保。
そして、《激憤の本殿》を張り、《不朽の理想》を撃つ。
《信仰の足枷》
《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SOK)》
とサーチしてくると、もはやライブラリーにエンチャントの無い本多は
《師範の占い独楽》を起動してはエンドをくり返す。
一方、《精神の檻、迷心》が場に現れ、
クリーチャーでライフを削るのはほぼ不可能になった篠原は、
本多の唯一のエンドカードである《激憤の本殿》を破壊するカードを求めてドローするが…
無念、篠原の望みは叶わず。
本多が土井内の待つ決勝へ駒を進めた。
本多祐季
Main Deck
3《低木林地/Brushland(9E)》
3《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《湿った墓/Watery Grave(RA)》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
1《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《平地/Plains》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《遥か見/Farseek(RA)》
2《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
1《押収/Confiscate(9E)》
1《喚起/Recollect(RA)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》
1《回収/Reclaim(9E)》
Sideboard
3《鼠の短牙/Nezumi Shortfang(CK)》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
2《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
1《帰化/Naturalize(9E)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
篠原直之
Main Deck
4《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
4《低木林地/Brushland(9E)》
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CK)》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers(CK)》
4《平地/Plains》
7《森/Forest》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《番狼/Watchwolf(RA)》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
4《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
3《中の樹の木霊/Kodama of the Center Tree(BK)》
3《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》
4《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
4《輝く群れ/Shining Shoal(BK)》
3《貪る光/Devouring Light(RA)》
2《帰化/Naturalize(9E)》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
Sideboard
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
2《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》
2《道化の帽子/Jester’s Cap(9E)》
2《香杉の源獣/Genju of the Cedars(BK)》
2《一掃/Scour(BK)》
1《貪る光/Devouring Light(RA)》
1《木っ端みじん/Splinter(BK)》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
本多は《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をフィーチャーした、珍しいタイプの歴伝デッキ。
一方篠原は最近の勝ち組であるセレズニアビートダウンである。
Game 1
篠原の先攻で開始した準決勝。
《番狼/Watchwolf(RA)》スタートの篠原。
2ターン目のクロックとしては最上のクリーチャーである。
本田は《遥か見/Farseek(RA)》を撃ち、マナを拡張しつつプランを練る。
さらに追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出し、
白緑らしいサイズのクリーチャーを並べる。
そんな篠原に負けじと本多も《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》を詠唱。
《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
《神の怒り/Wrath of God(9E)》
《回収/Reclaim(9E)》
と提示し、上の2枚が手札に。
さらに本田は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》を出し、
《喚起/Recollect(RAV)》で《神の怒り》を回収。
《桜族の長老》は《ロクソドンの教主》をブロックし、その短い人生を終えると共に、
次につながる土地を導く。
そして、満を持して《神の怒り》。場が一掃される。
エンドに篠原は《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》
をサーチ
そして《ロクソドンの教主》《極楽鳥》と並べる。
しかし本多は再び《神の怒り》を放つ。
盤面に再び静寂が訪れた。
土地が5枚しかなく動けない篠原は苦しそうな表情でエンド。
そして本田は《不朽の理想》から《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に。
お互いの手札が公開される。
本多の手札は
《信仰の足枷》
土地2
篠原は
《明けの星、陽星》×2
《貪る光/Devouring Light(RA)》
篠原のドローは《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》で、
小考ののちに本多がライフを支払う。
そして返ってきたターンで《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に導く。
篠原は打開策が無いため投了。
Game 2
先手篠原、《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》でスタート。
本田は《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CHK)》で豊穣なマナベースを構築しにかかる。
そして篠原はやはり《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を追加する。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》がないのか、
本田はため息をつきながら土地をならべてエンド。
そして篠原のクリーチャーに殴られつつも《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
《回収/Reclaim(9E)》
《神の怒り》
先ほど同じく上2枚が手札に入り、永遠の呪文が詠唱される手はずが整う。
本多が《信仰の足枷》を《ロクソドンの教主》に張ろうとするが、
篠原にスタックでサクられる。
ライフゲインが出来ず少しガッカリな本多、
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を置いてエンドを宣言。
篠原は《セレズニアのギルド魔道士》で殴りターンを渡す。
本田は《不朽の理想》を唱えるかと思われたが、篠原の目の前に現れたのは…
《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》!
殴るのが困難になった篠原は、攻め方を変えようと、
《道化の帽子/Jester’s Cap(9E)》を出し、即起動。
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
《押収/Confiscate(9E)》
の3枚がライブラリーから失われた。
キーカードをピンポイントで抜かれ、厳しそうな本多。
《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》を張り、
篠原の手札にプレッシャーをかけつつ、《遥か見/Farseek(RA)》で
ライブラリーの上を新鮮な3枚に。
返しで篠原は《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》を魂力(X=4)
本多の残り少ない勝ち手段である《曇り鏡のメロク》が墓地に落ちる。
本多のアップキープに《夜陰の本殿》の効果で、《ロクソドンの教主》が捨てられる。
さらに《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》を張り、
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》を場に。
篠原はトークンと共に殴り、ライフを4まで減らすが、その4点が遠い。
更なるダメージソースを展開するしかない篠原は、
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》を出してエンド。
本多のアップキープに、
《輝く群れ/Shining Shoal(BK)》
《セレズニアのギルド魔道士》が捨てられ、ライフが8に戻る。
そして、ようやく現れた白き龍を《神の怒り》が破壊する。
クリーチャーのいなくなった篠原は、《帰化/Naturalize(9E)》で《浄火の本殿》を破壊。
更なるライフの増加を食い止めると共に、
《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RAV)》からトークンを産み出す。
《明けの星、陽星》が墓地に行った事によって、
《山/Mountain》と《沼/Swamp》以外を寝かされた本多は動けないのでエンド。
しかし、次のターンに《信仰の足枷》で《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》を
封じて、篠原のクリーチャーが増えるのを許さない。
篠原が《セレズニアのギルド魔道士》を追加すると、
本多が2枚目の《けちな贈り物》をキャスト。
《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》
《曇り鏡のメロク》
《喚起/Recollect(RA)》
上の2枚を入手し、何とかエンドカードを確保。
そして、《激憤の本殿》を張り、《不朽の理想》を撃つ。
《信仰の足枷》
《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SOK)》
とサーチしてくると、もはやライブラリーにエンチャントの無い本多は
《師範の占い独楽》を起動してはエンドをくり返す。
一方、《精神の檻、迷心》が場に現れ、
クリーチャーでライフを削るのはほぼ不可能になった篠原は、
本多の唯一のエンドカードである《激憤の本殿》を破壊するカードを求めてドローするが…
無念、篠原の望みは叶わず。
本多が土井内の待つ決勝へ駒を進めた。
本多祐季
Main Deck
3《低木林地/Brushland(9E)》
3《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《湿った墓/Watery Grave(RA)》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
1《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《平地/Plains》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《遥か見/Farseek(RA)》
2《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
1《押収/Confiscate(9E)》
1《喚起/Recollect(RA)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》
1《回収/Reclaim(9E)》
Sideboard
3《鼠の短牙/Nezumi Shortfang(CK)》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
2《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
1《帰化/Naturalize(9E)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
篠原直之
Main Deck
4《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
4《低木林地/Brushland(9E)》
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CK)》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers(CK)》
4《平地/Plains》
7《森/Forest》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《番狼/Watchwolf(RA)》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
4《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
3《中の樹の木霊/Kodama of the Center Tree(BK)》
3《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》
4《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
4《輝く群れ/Shining Shoal(BK)》
3《貪る光/Devouring Light(RA)》
2《帰化/Naturalize(9E)》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
Sideboard
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
2《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》
2《道化の帽子/Jester’s Cap(9E)》
2《香杉の源獣/Genju of the Cedars(BK)》
2《一掃/Scour(BK)》
1《貪る光/Devouring Light(RA)》
1《木っ端みじん/Splinter(BK)》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
2005 四国最強位決定戦:Semifinals
2005年11月27日 Event Coverage.Semifinals:河野 準也 vs. 土井内 康弘
Game 1
河野の先攻でゲームは開幕。
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》を2体並べてビートダウンする土居内に、
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》を2発打ち込む河野。
相手のライフを先に削るのはスペルか?パーマネントか?
3ターン目に《血染めの月/Blood Moon(9E)》を張る土居内。
マナベースが
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
《山/Mountain》
の河野には致命的なカードになりかねない。
しかし、河野は力強く《平地/Plains》をセット。
この辺りはさすがに予選ラウンドを勝ち抜いてきたプレイヤーだ。
土居内は《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を出し、2体のゴブリンを強化して殴り、
河野の火力を誘う。しかし、河野は小考の末に何もせずにゴブリンたちをスルー。
手札には《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》が2枚あるのだが…
土井内も訝しげな表情で、戦闘後にエンドを宣言。
皆の注目の中、ターンが返って来た河野のプレイは、
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》(連携《氷河の光線》×2)という凄まじいもの。
これには全員が呆れ顔である。
《ゴブリンの王》を焼かれた土居内は、サイズの縮んだゴブリンたちで殴りながら
《ショック/Shock(9E)》を2連発することしか出来ない。
河野は《氷河の光線》(連携《氷河の光線》)でライフを削った後、
慎重に土井内のアップキープに、《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
《氷河の光線》と、キャスト。
河野の連繋祭りの前に、土居内焼殺。
Game 1はスペルの勝利。
Game 2
土居内ダブルマリガン、河野マリガンでスタート。
先攻の土居内は《凍らし/Frostling(BK)》からスタートするが、手札はもはや3枚である。
しかし、2ターン目にはバーンには致命的なカードである
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》をテーブルに。
河野は《凍らし》を《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》で始末するも、
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》を出した後は大きな動きは無い。
土井内が《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を追加し、伝説の装備品をまとわせても
やはり河野に動きは無い。
《梅澤の十手》が《ゴブリンの王》を強化し、
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》が追加されると…
河野投了。
慌ててサイドから《真髄の針/Pithing Needle(SK)》を入れて3ゲーム目に。
Game 3
河野はサイドインした《真髄の針/Pithing Needle(SK)》を1ターン目に置き、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を指定する。
一方土井内は、《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》からスタート。
お互いに《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》と撃ち合うが、
パーマネントの無い分、河野が不利である。
…実は土居内は《梅澤の十手》を引いており、
《真髄の針》は立派に役目を果たしているのだが。
《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置いた河野は、
出来ればこの伝説の土地を活かせる試合運びにしたいところではあるのだが、
お互いにバーン系である以上、劇的な活躍を望むのは難しいか。
土井内はさらに《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を追加し、
ゴブリンを強化しようと試みるが、河野から《ショック/Shock(9E)》が飛び、
《ゴブリンの王》は退場。
しかし河野はそれ以降、《海の中心、御心》を起動することしかしない。
いや、出来ないのか。
《海の中心、御心》のおかげで手札の減らない土井内は、
《火山の鎚》《血の手の炎》《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
と順番にキャスト。あっというまに河野のライフは0に。
後で河野の手札を除くと、そこには本体用の火力が撃ちきれずに残っていた。
少し本体を狙いすぎでは…?
河野準也
Main Deck
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
4《平地/Plains》
9《山/Mountain》
4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
3《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu’s Second Rite(SK)》
2《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》
Sideboard
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
4《平地/Plains》
3《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
土居内康弘
Main Deck
1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
20《山/Mountain》
4《凍らし/Frostling(BK)》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
4《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
4《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》
3《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《血染めの月/Blood Moon(9E)》
Sideboard
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
1《尖塔の源獣/Genju of the Spires(BK)》
Game 1
河野の先攻でゲームは開幕。
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》を2体並べてビートダウンする土居内に、
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》を2発打ち込む河野。
相手のライフを先に削るのはスペルか?パーマネントか?
3ターン目に《血染めの月/Blood Moon(9E)》を張る土居内。
マナベースが
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
《山/Mountain》
の河野には致命的なカードになりかねない。
しかし、河野は力強く《平地/Plains》をセット。
この辺りはさすがに予選ラウンドを勝ち抜いてきたプレイヤーだ。
土居内は《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を出し、2体のゴブリンを強化して殴り、
河野の火力を誘う。しかし、河野は小考の末に何もせずにゴブリンたちをスルー。
手札には《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》が2枚あるのだが…
土井内も訝しげな表情で、戦闘後にエンドを宣言。
皆の注目の中、ターンが返って来た河野のプレイは、
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》(連携《氷河の光線》×2)という凄まじいもの。
これには全員が呆れ顔である。
《ゴブリンの王》を焼かれた土居内は、サイズの縮んだゴブリンたちで殴りながら
《ショック/Shock(9E)》を2連発することしか出来ない。
河野は《氷河の光線》(連携《氷河の光線》)でライフを削った後、
慎重に土井内のアップキープに、《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
《氷河の光線》と、キャスト。
河野の連繋祭りの前に、土居内焼殺。
Game 1はスペルの勝利。
Game 2
土居内ダブルマリガン、河野マリガンでスタート。
先攻の土居内は《凍らし/Frostling(BK)》からスタートするが、手札はもはや3枚である。
しかし、2ターン目にはバーンには致命的なカードである
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》をテーブルに。
河野は《凍らし》を《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》で始末するも、
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》を出した後は大きな動きは無い。
土井内が《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を追加し、伝説の装備品をまとわせても
やはり河野に動きは無い。
《梅澤の十手》が《ゴブリンの王》を強化し、
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》が追加されると…
河野投了。
慌ててサイドから《真髄の針/Pithing Needle(SK)》を入れて3ゲーム目に。
Game 3
河野はサイドインした《真髄の針/Pithing Needle(SK)》を1ターン目に置き、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を指定する。
一方土井内は、《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》からスタート。
お互いに《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》と撃ち合うが、
パーマネントの無い分、河野が不利である。
…実は土居内は《梅澤の十手》を引いており、
《真髄の針》は立派に役目を果たしているのだが。
《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置いた河野は、
出来ればこの伝説の土地を活かせる試合運びにしたいところではあるのだが、
お互いにバーン系である以上、劇的な活躍を望むのは難しいか。
土井内はさらに《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を追加し、
ゴブリンを強化しようと試みるが、河野から《ショック/Shock(9E)》が飛び、
《ゴブリンの王》は退場。
しかし河野はそれ以降、《海の中心、御心》を起動することしかしない。
いや、出来ないのか。
《海の中心、御心》のおかげで手札の減らない土井内は、
《火山の鎚》《血の手の炎》《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
と順番にキャスト。あっというまに河野のライフは0に。
後で河野の手札を除くと、そこには本体用の火力が撃ちきれずに残っていた。
少し本体を狙いすぎでは…?
河野準也
Main Deck
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
4《平地/Plains》
9《山/Mountain》
4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
3《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu’s Second Rite(SK)》
2《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》
Sideboard
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
4《平地/Plains》
3《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
土居内康弘
Main Deck
1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
20《山/Mountain》
4《凍らし/Frostling(BK)》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
4《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
4《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》
3《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《血染めの月/Blood Moon(9E)》
Sideboard
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
1《尖塔の源獣/Genju of the Spires(BK)》
2005 四国最強位決定戦:Quaterfinals
2005年11月27日 Event Coverage.Quaterfinals:河野 準也 vs. 岩井 剛士
Game 1
先攻は河野、岩井のマリガンを経て開始。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》と、順調に並べている岩井だが、河野は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》(連携《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》)
と、既に焼殺モード。3ターン目にして岩井のライフは12である。
《師範の占い独楽》の2枚目を出し、
《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》を警戒しつつ手札を整理。
河野は《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置き、息切れを防ごうとする。
全体的にスペルの重いけちコンとバーンでは、カード1枚に対する価値がかなり違う。
《仇麻呂の凝視》とのシナジーも見逃せない。
必死に《師範の占い独楽》で未来を占う岩井。だが、その未来は明るくなさそうだ。
《海の中心、御心》を起動しつつ、《ショック/Shock(9E)》を打ち込んだ河野に対し、
岩井はデッキ名でもある《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
《海の中心、御心》
を河野の前に提示した。
下の2枚が墓地、上が岩井の手札に。
そして、《夜の星、黒瘴》を場に送り出す。
エンドに《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》を打ち込む河野。
ライフの少ない岩井は、ライフゲイン出来るうちにと、
スタックで、
《不快な群れ》(リムーブは《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》)
を《夜の星、黒瘴》に。
河野はメインでは動かず、エンドを宣言。手札に火力を満載しているようである。
岩井は有効なカードがあまり無いのか、《夜の星、黒瘴》の2体目を出すにとどまる。
エンドを宣言すると、《海の中心、御心》を起動して《血の手の炎》で岩井を焼く。
そして《溶岩の撃ち込み》(連繋《氷河の光線》)が岩井のライフを0に。
岩井焼殺。
Game 2
苦悶の表情でキープを宣言する岩井。
厳しい表情で《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を出して土地を探しにいく。
一方河野は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》と順調に回る。
バーンの河野はサイドからクリーチャーを投入するオフェンシブサイドボードのようだ。
《今田家の猟犬、勇丸》は《化膿/Putrefy(RA)》され、クロックを外した岩井は
土地を求めて《師範の占い独楽》を起動する。
河野は後続のクリーチャーは引かないようだが、《黒焦げ/Char(RA)》
《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》とキャストし、岩井のライフを順調に削る。
ここで岩井、《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》から、自らの命を永らえさせようと、
《花の神/Hana Kami(CK)》
《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
《死の否定/Death Denied(SK)》
《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
の4枚を提示。
上2枚が墓地に、下が岩井に贈られることとなる。
岩井が《悪夢の虚空》で河野の手札を攻めると、
スタックで《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》をキャストした河野は
《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
《火山の鎚》
《稲妻のらせん》
と公開し、《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》が墓地に。
現在土地が4枚の河野は、土地を引けば岩井のライフを削りきれるのだが…
河野、無事に土地を引き、岩井を倒して準決勝へ。
河野準也
Main Deck
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
4《平地/Plains》
9《山/Mountain》
4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
3《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu’s Second Rite(SK)》
2《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》
Sideboard
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
4《平地/Plains》
3《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
岩井 剛士
Main Deck
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
3《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
1《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》
1《島/Island》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
3《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》
1《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
1《花の神/Hana Kami(CK)》
1《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
2《化膿/Putrefy(RA)》
1《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
1《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
1《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
1《摩滅/Wear Away(CK)》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《死の否定/Death Denied(SK)》
1《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
Sideboard
2《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
2《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
2《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
2《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
1《闇への流刑/Exile into Darkness(SK)》
1《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《活力の波動/Vital Surge(BK)》
1《奪取する蔦/Rending Vines(SK)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
Game 1
先攻は河野、岩井のマリガンを経て開始。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》と、順調に並べている岩井だが、河野は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》(連携《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》)
と、既に焼殺モード。3ターン目にして岩井のライフは12である。
《師範の占い独楽》の2枚目を出し、
《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》を警戒しつつ手札を整理。
河野は《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置き、息切れを防ごうとする。
全体的にスペルの重いけちコンとバーンでは、カード1枚に対する価値がかなり違う。
《仇麻呂の凝視》とのシナジーも見逃せない。
必死に《師範の占い独楽》で未来を占う岩井。だが、その未来は明るくなさそうだ。
《海の中心、御心》を起動しつつ、《ショック/Shock(9E)》を打ち込んだ河野に対し、
岩井はデッキ名でもある《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
《海の中心、御心》
を河野の前に提示した。
下の2枚が墓地、上が岩井の手札に。
そして、《夜の星、黒瘴》を場に送り出す。
エンドに《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》を打ち込む河野。
ライフの少ない岩井は、ライフゲイン出来るうちにと、
スタックで、
《不快な群れ》(リムーブは《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》)
を《夜の星、黒瘴》に。
河野はメインでは動かず、エンドを宣言。手札に火力を満載しているようである。
岩井は有効なカードがあまり無いのか、《夜の星、黒瘴》の2体目を出すにとどまる。
エンドを宣言すると、《海の中心、御心》を起動して《血の手の炎》で岩井を焼く。
そして《溶岩の撃ち込み》(連繋《氷河の光線》)が岩井のライフを0に。
岩井焼殺。
Game 2
苦悶の表情でキープを宣言する岩井。
厳しい表情で《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を出して土地を探しにいく。
一方河野は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》と順調に回る。
バーンの河野はサイドからクリーチャーを投入するオフェンシブサイドボードのようだ。
《今田家の猟犬、勇丸》は《化膿/Putrefy(RA)》され、クロックを外した岩井は
土地を求めて《師範の占い独楽》を起動する。
河野は後続のクリーチャーは引かないようだが、《黒焦げ/Char(RA)》
《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》とキャストし、岩井のライフを順調に削る。
ここで岩井、《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》から、自らの命を永らえさせようと、
《花の神/Hana Kami(CK)》
《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
《死の否定/Death Denied(SK)》
《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
の4枚を提示。
上2枚が墓地に、下が岩井に贈られることとなる。
岩井が《悪夢の虚空》で河野の手札を攻めると、
スタックで《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》をキャストした河野は
《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
《火山の鎚》
《稲妻のらせん》
と公開し、《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》が墓地に。
現在土地が4枚の河野は、土地を引けば岩井のライフを削りきれるのだが…
河野、無事に土地を引き、岩井を倒して準決勝へ。
河野準也
Main Deck
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
4《平地/Plains》
9《山/Mountain》
4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
3《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu’s Second Rite(SK)》
2《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》
Sideboard
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
4《平地/Plains》
3《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
岩井 剛士
Main Deck
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
3《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
1《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》
1《島/Island》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
3《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》
1《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
1《花の神/Hana Kami(CK)》
1《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
2《化膿/Putrefy(RA)》
1《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
1《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
1《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
1《摩滅/Wear Away(CK)》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《死の否定/Death Denied(SK)》
1《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
Sideboard
2《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
2《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
2《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
2《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
1《闇への流刑/Exile into Darkness(SK)》
1《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《活力の波動/Vital Surge(BK)》
1《奪取する蔦/Rending Vines(SK)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
2005 四国最強位決定戦:Round 7
2005年11月27日 Event Coverage.Round 7:樋口 和稔 vs. Stoyan Mihaylov
決勝ラウンド入りを賭けた対決を制するのはどちらか?
Stoyanが火力のないデッキなので、暦伝デッキの樋口が少し有利か。
Game 1
Stoyanが先攻でゲームは開始する。
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》から《手練/Sleight of Hand(9E)》で
早くもカードをかき集める樋口。
Stoyanは2ターン目にもアクションはない。デッキは白緑のようなのだが…。
対照的に樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを加速する好調な回り。
Stoyanは3ターン目にようやく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すが、
あまりいい展開とは言えないようだ。
ここで樋口、《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を出し、
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》を戻す。
地味なシナジーを重視する樋口らしいプレイだ。
Stoyanは更に追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出すが、
樋口に《神の怒り/Wrath of God(9E)》で一掃され、なかなかライフを減らせない。
追加のクリーチャーが無いのか、《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を置いただけでエンド。
ここまで動きがないと逆に不気味ではある。
樋口も嫌な予感がするのか、慎重にプレイを進める。
すると、エンドにStoyanが《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》をキャスト。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》
《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》
《ロクソドンの教主》
と、積む。《日光女》が混じっているのを見て樋口は苦い顔だ。
ターンが返って来たStoyanは《ウッド・エルフ》を出し、マナを伸ばす。しかし、
せっかく積んだクリーチャー達がシャッフルされてしまうのだが、いいのだろうか…?
返しで樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を出す。
ちなみに手札は5枚である。
クリーチャーをシャットアウトされたStoyanは、《ラノワールのエルフ》
《制圧の輝き/Glare of Subdual(RA)》を追加し、エンチャント破壊を引いたときに備えるが、
樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》を詠唱し、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に導く。
樋口の手札は
土地
《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》2枚
《押収/Confiscate(9E)》
Stoyanの手札は
《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
お互いの手札が公開され、
やはりStoyanの手札にエンチャント破壊がないのが確認される。
そのまま予定調和的に《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》でStoyanが焼殺。
Game 2
お互い1マリガンで開始。
《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を横向きに置いたスタートのStoyan。
樋口は《手練/Sleight of Hand(9E)》を撃つも、ため息をつきつつエンド
Stoyanはやはり動きがない。少しコントロールっぽいデッキなのだろうか?
次のアクションは樋口の《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》で、
暦伝を撃つ為に必要なパーツを探しつつ、
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》を捨てる。
樋口がエンドを宣言したところで初めてStoyanが動く。
先ほども見せた《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》だ。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》2枚と《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
とサーチ。対エンチャントシフトを敷く。
そしてStoyanは《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RV)》を出してプレッシャーをかける。
樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》を2枚並べることしか出来ない。
1回殴られた後、樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を張る。
既に2枚のエンチャントは破壊される予定なので、
まずはこれを破壊してもらおうという算段か。
ここでStoyanがスタックで《ボロスの印鑑》を《火花の結実/Seed Spark(RA)》で割る。
《精神の檻、迷心》が割られると思った樋口は冷や汗ものである。
《日光女》が《精神の檻、迷心》を破壊して、
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》がアタック。
ここで樋口の《神の怒り/Wrath of God(9E)》が《日光女》もろともリセット。
《日光女》の再利用を防ぐ。
Stoyanは《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》をプレイ。ここでのクロックとしては少し弱いか。
しかし、ここで《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》を出してしまうと
プランが崩れるので仕方ない。
樋口は《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送る。
これも破壊されるのであるが、樋口の中では織り込み済みである。
やはり《日光女》がプレイされ、《ドラゴン変化》が破壊される。
《ウッド・エルフ》に殴られ、樋口のライフが4になるが、再び《神の怒り》で場を一掃する。
《日光女》を再利用させない、上手いタイミングまで引き付けている。
Stoyanは《北の樹の木霊Stoyan》を場に送る。
一応樋口のライフは4なので、何も無ければStoyanの勝ちなのだが…
樋口は2枚目の《ドラゴン変化》を場に。ライフが5に戻る。
この《ドラゴン変化》は無事場に残るのだろうか?
Stoyanは《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(9E)》で《ボロスの印鑑》を割り、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を出す事しか出来ない。
やはりエンチャント破壊は既に使い切ったようだ。
仕上げとばかり、樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》をキャストして、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》をサーチ。
Stoyanのドローを止めると、そのままStoyanのライフが0に。
樋口和稔
Main Deck
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(9E)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
1《頂雲の湖/Cloudcrest Lake(CK)》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds(SK)》
2《平地/Plains》
3《島/Island》
4《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》
4《友なる石/Fellwar Stone(9E)》
4《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》
4《手練/Sleight of Hand(9E)》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths(CK)》
4《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《押収/Confiscate(9E)》
3《神の怒り/Wrath of God(9D)》
2《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
2《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
Sideboard
4《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《沸き立つ海/Boiling Seas(9E)》
3《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
2《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
決勝ラウンド入りを賭けた対決を制するのはどちらか?
Stoyanが火力のないデッキなので、暦伝デッキの樋口が少し有利か。
Game 1
Stoyanが先攻でゲームは開始する。
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》から《手練/Sleight of Hand(9E)》で
早くもカードをかき集める樋口。
Stoyanは2ターン目にもアクションはない。デッキは白緑のようなのだが…。
対照的に樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを加速する好調な回り。
Stoyanは3ターン目にようやく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すが、
あまりいい展開とは言えないようだ。
ここで樋口、《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を出し、
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》を戻す。
地味なシナジーを重視する樋口らしいプレイだ。
Stoyanは更に追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出すが、
樋口に《神の怒り/Wrath of God(9E)》で一掃され、なかなかライフを減らせない。
追加のクリーチャーが無いのか、《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を置いただけでエンド。
ここまで動きがないと逆に不気味ではある。
樋口も嫌な予感がするのか、慎重にプレイを進める。
すると、エンドにStoyanが《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》をキャスト。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》
《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》
《ロクソドンの教主》
と、積む。《日光女》が混じっているのを見て樋口は苦い顔だ。
ターンが返って来たStoyanは《ウッド・エルフ》を出し、マナを伸ばす。しかし、
せっかく積んだクリーチャー達がシャッフルされてしまうのだが、いいのだろうか…?
返しで樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を出す。
ちなみに手札は5枚である。
クリーチャーをシャットアウトされたStoyanは、《ラノワールのエルフ》
《制圧の輝き/Glare of Subdual(RA)》を追加し、エンチャント破壊を引いたときに備えるが、
樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》を詠唱し、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に導く。
樋口の手札は
土地
《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》2枚
《押収/Confiscate(9E)》
Stoyanの手札は
《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
お互いの手札が公開され、
やはりStoyanの手札にエンチャント破壊がないのが確認される。
そのまま予定調和的に《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》でStoyanが焼殺。
Game 2
お互い1マリガンで開始。
《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を横向きに置いたスタートのStoyan。
樋口は《手練/Sleight of Hand(9E)》を撃つも、ため息をつきつつエンド
Stoyanはやはり動きがない。少しコントロールっぽいデッキなのだろうか?
次のアクションは樋口の《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》で、
暦伝を撃つ為に必要なパーツを探しつつ、
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》を捨てる。
樋口がエンドを宣言したところで初めてStoyanが動く。
先ほども見せた《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》だ。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》2枚と《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
とサーチ。対エンチャントシフトを敷く。
そしてStoyanは《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RV)》を出してプレッシャーをかける。
樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》を2枚並べることしか出来ない。
1回殴られた後、樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を張る。
既に2枚のエンチャントは破壊される予定なので、
まずはこれを破壊してもらおうという算段か。
ここでStoyanがスタックで《ボロスの印鑑》を《火花の結実/Seed Spark(RA)》で割る。
《精神の檻、迷心》が割られると思った樋口は冷や汗ものである。
《日光女》が《精神の檻、迷心》を破壊して、
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》がアタック。
ここで樋口の《神の怒り/Wrath of God(9E)》が《日光女》もろともリセット。
《日光女》の再利用を防ぐ。
Stoyanは《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》をプレイ。ここでのクロックとしては少し弱いか。
しかし、ここで《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》を出してしまうと
プランが崩れるので仕方ない。
樋口は《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送る。
これも破壊されるのであるが、樋口の中では織り込み済みである。
やはり《日光女》がプレイされ、《ドラゴン変化》が破壊される。
《ウッド・エルフ》に殴られ、樋口のライフが4になるが、再び《神の怒り》で場を一掃する。
《日光女》を再利用させない、上手いタイミングまで引き付けている。
Stoyanは《北の樹の木霊Stoyan》を場に送る。
一応樋口のライフは4なので、何も無ければStoyanの勝ちなのだが…
樋口は2枚目の《ドラゴン変化》を場に。ライフが5に戻る。
この《ドラゴン変化》は無事場に残るのだろうか?
Stoyanは《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(9E)》で《ボロスの印鑑》を割り、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を出す事しか出来ない。
やはりエンチャント破壊は既に使い切ったようだ。
仕上げとばかり、樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》をキャストして、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》をサーチ。
Stoyanのドローを止めると、そのままStoyanのライフが0に。
樋口和稔
Main Deck
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(9E)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
1《頂雲の湖/Cloudcrest Lake(CK)》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds(SK)》
2《平地/Plains》
3《島/Island》
4《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》
4《友なる石/Fellwar Stone(9E)》
4《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》
4《手練/Sleight of Hand(9E)》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths(CK)》
4《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《押収/Confiscate(9E)》
3《神の怒り/Wrath of God(9D)》
2《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
2《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
Sideboard
4《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《沸き立つ海/Boiling Seas(9E)》
3《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
2《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
2005 四国最強位決定戦:Round 6
2005年11月27日 Event Coverage.Round 6:土居内 康弘 vs. 新谷 暢英
Game 1
先攻土居内のマリガンを経て、ゲームは開始。
《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》からスタートする新谷、
一方、先攻の土居内は…土地が1枚で止まる。
《雷楽のラッパ吹き/Thundersong Trumpeter(RA)》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》と追加し、快調に殴る新谷。
一方土居内は・・・とうとうディスカードにまで追い込まれる。
(《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》を捨てる)
土居内、次のターンにようやく2枚目の山を引くが、既に手遅れな感が。
とりあえず、《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage(RA)》を出してみるものの…
返しの新谷のアタックで《正義の再興/Rally the Righteous(RA)》を使われて、
ライフが0に。
土居内無念の事故負け
Game 2
土居内はキープするが、少し厳しそうな表情だ。しかし、《急使の鷹/Courier Hawk(RA)》
《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RA)》
《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》と展開し、
さっきのお返しとばかりに新谷を攻め立てる。厳しそうな表情はブラフ?
さて、新谷の展開はと言うと…《山/Mountain》が1枚しかなく、まったく展開できない。
《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield(RA)》で時間を稼ぎ、
何とか引いた2枚目の《山》から《ヴィーアシーノの牙尾》を出してみるも、
土居内の《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》で無力化され、ゲームセット。
事故事故であっという間に3ゲーム目へ
Game 3
土居内が《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》
《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage(RA)》と出せば、
新谷も《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》で答える展開…のはずが、
またも事故の新谷。土地が2枚で止まる…。
このマッチでは、先攻は事故ってばかりである。
そんな新谷を尻目に土居内は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを伸ばしつつ、
新谷を攻め立てる。
そして、起死回生とばかりに新谷がプレイした《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》には、
狙い澄ました《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》で即応。
《古参兵の武具師》すら失ってしまった新谷は踏んだり蹴ったりである。
土居内はさらに《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》を召喚し、
次のターンにも《ヴィーアシーノの牙尾》を追加、《ボロスのギルド魔道士》によって
ヘイストアタック!!
《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield(RA)》で時間を稼ぐも、そのまま新谷死亡。
Game 1
先攻土居内のマリガンを経て、ゲームは開始。
《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》からスタートする新谷、
一方、先攻の土居内は…土地が1枚で止まる。
《雷楽のラッパ吹き/Thundersong Trumpeter(RA)》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》と追加し、快調に殴る新谷。
一方土居内は・・・とうとうディスカードにまで追い込まれる。
(《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》を捨てる)
土居内、次のターンにようやく2枚目の山を引くが、既に手遅れな感が。
とりあえず、《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage(RA)》を出してみるものの…
返しの新谷のアタックで《正義の再興/Rally the Righteous(RA)》を使われて、
ライフが0に。
土居内無念の事故負け
Game 2
土居内はキープするが、少し厳しそうな表情だ。しかし、《急使の鷹/Courier Hawk(RA)》
《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RA)》
《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》と展開し、
さっきのお返しとばかりに新谷を攻め立てる。厳しそうな表情はブラフ?
さて、新谷の展開はと言うと…《山/Mountain》が1枚しかなく、まったく展開できない。
《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield(RA)》で時間を稼ぎ、
何とか引いた2枚目の《山》から《ヴィーアシーノの牙尾》を出してみるも、
土居内の《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》で無力化され、ゲームセット。
事故事故であっという間に3ゲーム目へ
Game 3
土居内が《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》
《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage(RA)》と出せば、
新谷も《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》で答える展開…のはずが、
またも事故の新谷。土地が2枚で止まる…。
このマッチでは、先攻は事故ってばかりである。
そんな新谷を尻目に土居内は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを伸ばしつつ、
新谷を攻め立てる。
そして、起死回生とばかりに新谷がプレイした《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》には、
狙い澄ました《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》で即応。
《古参兵の武具師》すら失ってしまった新谷は踏んだり蹴ったりである。
土居内はさらに《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》を召喚し、
次のターンにも《ヴィーアシーノの牙尾》を追加、《ボロスのギルド魔道士》によって
ヘイストアタック!!
《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield(RA)》で時間を稼ぐも、そのまま新谷死亡。
2005 四国最強位決定戦:Round 5
2005年11月27日 Event Coverage.Round 5:岩井 剛士 vs. 本多 祐季
Game 1
先攻は岩井だが、土地以外のパーマネントを先に場に送り出したのは本多。
《エルフの空掃き/Elvish Skysweeper(RA)》《巨石の罠/Cyclopean Snare(RA)》と展開する。
ボロスの岩井に対しては序盤のクリーチャーは貴重だが、
守りに適したカードではないのが不安要素か。
一方、岩井は《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》
《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》とマナカーブに即した展開で、
Borosの本領発揮といった感じだ。
《巨石の罠》で《売剣の粗暴者》がタップされるが、かまわず殴る岩井、
戦闘後に《売剣の粗暴者》の2体目を追加し、クロックを緩めない。
本多は《ごみ引きずり/Junktroller(RA)》を出し《野良剣歯猫》への回答を手に入れた。
しかし、アタックしてもクリーチャーを失うわけではないので、
岩井は《野良剣歯猫》の能力を起動してフルアタック。
更に《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》を追加する。
本多は動けないのかエンドを宣言。しかしその目は何かを狙っているようである。
岩井は再び《野良剣歯猫》起動からフルアタックを宣言。
本多は《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》で迎え撃ち、《エルフの空掃き》と共に
《売剣の粗暴者》らと相打ちを取ろうとするが、
そこに突き刺さるのは岩井の《照らす光/Bathe in Light(RA)》(指定は緑)
ブロッカーを失った本多は《巨石の罠》を出すことしか出来ない。
そのまま岩井が本多のライフを削りきった。
Game 2
《巨石の罠/Cyclopean Snare(RA)》《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard(RA)》
と展開する本多。ライフゲインは岩井のデッキ相手では貴重である。
《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》が初動の岩井は少し厳しく、
その《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》すらも、《化膿/Putrefy(RA)》されて
逆に殴られる始末である。
《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》を追加し、
《軍の要塞、サンホーム/Sunhome, Fortress of the Legion(RA)》で
密かにプレッシャーをかけるが、赤マナの足りないこの状況では脅威にはならない。
本多は《ケンタウルスの護衛兵》で殴った後、《死足虫/Mortipede(RA)》を追加するが、これは岩井の《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で除去される。
《ケンタウルスの護衛兵》を《売剣の粗暴者》でブロックし、《軍の要塞、サンホーム》で
二段攻撃をつけるが、《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》をプレイされ、
《売剣の粗暴者》が墓地に。ふたたび《売剣の粗暴者》を出す岩井だが、
この状況を打開するのは頼りないクリーチャーだ。そして、2枚目の山が遠い。
一方本田は《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
《占い棒使いのシャーマン/Dowsing Shaman(RA)》と追加し、ひたすら殴る。
岩井も《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》を追加し、《戦松明のゴブリン》で
《ケンタウルスの護衛兵》を、《売剣の粗暴者》で《占い棒使いのシャーマン》をブロック。
《照らす光/Bathe in Light(RA)》でライフを守りつつ場を均衡に持っていこうと動く。
しかし、またも本多の《ゴルゴンの凝視》が突き刺さり、
《戦松明のゴブリン》だけが墓地に送られる。このタイミングで2枚目は厳しい。
ようやく2枚目の山を引き、《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》を出す岩井だが、
《巨石の罠》で寝かされてフルアタックされてしまう。
《売剣の粗暴者》が《ケンタウルスの護衛兵》をブロックするも、
《かき集める勇気/Gather Courage(RA)》が飛んできて場が崩壊した岩井は投了。
Game 3
岩井ダブルマリガン、本多マリガンと、お互いマリガンだが、
Borosの岩井がダブルマリガンなのはかなり厳しいのでは。
それでも《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》と、一応の展開を見せる岩井だが、本多も《化膿/Putrefy(RA)》で《夜番の巡回兵》を殺し、
《よろめく殻/Shambling Shell(RA)》を場に送る。
さらに本多は《叫び回るバンシー/Keening Banshee(RA)》を召喚し、
岩井のクリーチャーを一掃しようとするが、《照らす光/Bathe in Light(RA)》を合わされ、
逆に自分の《よろめく殻》を墓地に送ることに。
岩井は果敢にも《正義の再興/Rally the Righteous(RA)》を
《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》に使い、6点を削る。
更に《緊急徴兵/Flash Conscription(RA)》で本多の《叫び回るバンシー》を奪い、
勝負を決めようとするが、《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》からチャンプされ、
思うようにダメージが入らない。
本多は《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RA)》を揃え、ライフゲインエンジンを構築。
岩井も《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》を追加し、
《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で本多のライフを狙うが、
ライフゲインエンジンを構築した本多の前に投了。
Game 1
先攻は岩井だが、土地以外のパーマネントを先に場に送り出したのは本多。
《エルフの空掃き/Elvish Skysweeper(RA)》《巨石の罠/Cyclopean Snare(RA)》と展開する。
ボロスの岩井に対しては序盤のクリーチャーは貴重だが、
守りに適したカードではないのが不安要素か。
一方、岩井は《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》
《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》とマナカーブに即した展開で、
Borosの本領発揮といった感じだ。
《巨石の罠》で《売剣の粗暴者》がタップされるが、かまわず殴る岩井、
戦闘後に《売剣の粗暴者》の2体目を追加し、クロックを緩めない。
本多は《ごみ引きずり/Junktroller(RA)》を出し《野良剣歯猫》への回答を手に入れた。
しかし、アタックしてもクリーチャーを失うわけではないので、
岩井は《野良剣歯猫》の能力を起動してフルアタック。
更に《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》を追加する。
本多は動けないのかエンドを宣言。しかしその目は何かを狙っているようである。
岩井は再び《野良剣歯猫》起動からフルアタックを宣言。
本多は《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》で迎え撃ち、《エルフの空掃き》と共に
《売剣の粗暴者》らと相打ちを取ろうとするが、
そこに突き刺さるのは岩井の《照らす光/Bathe in Light(RA)》(指定は緑)
ブロッカーを失った本多は《巨石の罠》を出すことしか出来ない。
そのまま岩井が本多のライフを削りきった。
Game 2
《巨石の罠/Cyclopean Snare(RA)》《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard(RA)》
と展開する本多。ライフゲインは岩井のデッキ相手では貴重である。
《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》が初動の岩井は少し厳しく、
その《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》すらも、《化膿/Putrefy(RA)》されて
逆に殴られる始末である。
《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》を追加し、
《軍の要塞、サンホーム/Sunhome, Fortress of the Legion(RA)》で
密かにプレッシャーをかけるが、赤マナの足りないこの状況では脅威にはならない。
本多は《ケンタウルスの護衛兵》で殴った後、《死足虫/Mortipede(RA)》を追加するが、これは岩井の《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で除去される。
《ケンタウルスの護衛兵》を《売剣の粗暴者》でブロックし、《軍の要塞、サンホーム》で
二段攻撃をつけるが、《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》をプレイされ、
《売剣の粗暴者》が墓地に。ふたたび《売剣の粗暴者》を出す岩井だが、
この状況を打開するのは頼りないクリーチャーだ。そして、2枚目の山が遠い。
一方本田は《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
《占い棒使いのシャーマン/Dowsing Shaman(RA)》と追加し、ひたすら殴る。
岩井も《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》を追加し、《戦松明のゴブリン》で
《ケンタウルスの護衛兵》を、《売剣の粗暴者》で《占い棒使いのシャーマン》をブロック。
《照らす光/Bathe in Light(RA)》でライフを守りつつ場を均衡に持っていこうと動く。
しかし、またも本多の《ゴルゴンの凝視》が突き刺さり、
《戦松明のゴブリン》だけが墓地に送られる。このタイミングで2枚目は厳しい。
ようやく2枚目の山を引き、《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》を出す岩井だが、
《巨石の罠》で寝かされてフルアタックされてしまう。
《売剣の粗暴者》が《ケンタウルスの護衛兵》をブロックするも、
《かき集める勇気/Gather Courage(RA)》が飛んできて場が崩壊した岩井は投了。
Game 3
岩井ダブルマリガン、本多マリガンと、お互いマリガンだが、
Borosの岩井がダブルマリガンなのはかなり厳しいのでは。
それでも《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》と、一応の展開を見せる岩井だが、本多も《化膿/Putrefy(RA)》で《夜番の巡回兵》を殺し、
《よろめく殻/Shambling Shell(RA)》を場に送る。
さらに本多は《叫び回るバンシー/Keening Banshee(RA)》を召喚し、
岩井のクリーチャーを一掃しようとするが、《照らす光/Bathe in Light(RA)》を合わされ、
逆に自分の《よろめく殻》を墓地に送ることに。
岩井は果敢にも《正義の再興/Rally the Righteous(RA)》を
《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》に使い、6点を削る。
更に《緊急徴兵/Flash Conscription(RA)》で本多の《叫び回るバンシー》を奪い、
勝負を決めようとするが、《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》からチャンプされ、
思うようにダメージが入らない。
本多は《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RA)》を揃え、ライフゲインエンジンを構築。
岩井も《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》を追加し、
《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で本多のライフを狙うが、
ライフゲインエンジンを構築した本多の前に投了。
2005 四国最強位決定戦:Round 4
2005年11月27日 Event Coverage.Round 4:河野 準也 vs. 本多 祐季
河野は日夜MOで研鑽を積み、リミテッド環境を愛好するプレイヤーである。
一方、本多は練習時間が十分に取れないようで、
デッキも満足の行く出来ではないようである。
Game 1
河野の先攻でゲームはスタート。
河野は《光と成す者/Transluminant(RA)》から《ディミーアの印鑑/Dimir Signet(RA)》で
マナを整備しつつ、《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight(RA)》となかなかのスタート。
特筆すべきは土地が
《森/Forest》
《山/Mountain》
《平地/Plains》
と置かれており、先ほど出した印鑑と合わせると、5色全て供給出来るのである。
流石は愛媛の誇るレインボーマジックプレイヤーである。
一方本多は、《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RA)》からのスタート。
河野と違って派手な動きは無いが、油断は禁物である。
河野は《屋根伝いのワイト》に飛行を付けてアタックした後、
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を追加してエンドを宣言。
リミテッドでのこのクリーチャーの支配力は絶大であり、本多たまらず
《叫び回るバンシー/Keening Banshee(RA)》で《セレズニアのギルド魔道士》を殺す。
河野の《屋根伝いのワイト》が再び飛んでアタック。本多のブロックは無し。
本多は《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》を
自陣に加えてターンを終える。
現時点では脅威ではないが、試合が長引くと恐ろしいサイズになる可能性がある。
《屋根伝いのワイト》が三度宙を舞うが、今度は《叫び回るバンシー》にブロックされ、
《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》で一方的に墓地に落ちる。
河野はめげずに2体目の《屋根伝いのワイト》を場に送る。
しかし《叫び回るバンシー》が攻勢に回り、《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
が現れると、逆に河野がクロックをかけられた状態に。
待っていてもジリ貧になる河野は、《光と成す者》と《屋根伝いのワイト》でアタック。
《光と成す者》が《ゴルガリの茶鱗》にブロックされ、トークンにその姿を変える。
そして河野の手札から放たれた《暗黒破/Darkblast(RA)》が《ゴルガリの茶鱗》も墓地へ。
ダメージスタック前に撃つべきだったのでは?とも思うが…。
本多は《ゴルガリの茶鱗》を発掘し、序盤に失ったライフを回復する。
回避持ち2体が殴り、《ゴルガリの茶鱗》が再び現れて地上を固める。
河野も少しでも本多のライフを削ろうと殴り返し、
《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug(RA)》を出す。
この場面では少々心細いクリーチャーだが、その回収能力に期待したいところだ。
河野のエンドに本多は《ディミーア家の護衛》の能力で、
《ゴルガリの茶鱗》をサクってメインで発掘。
《安息の無い墓、スヴォグトース》を成長させつつ2点ゲインは出来るが、
少々疑問の残るプレイだ。(ちなみに落ちたのは《沼/Swamp》×2)
そして《ゴルガリの茶鱗》を出してエンド。
本多のアタックにより、《ゴルガリの凶漢》が《ディミーア家の護衛》をチャンプして墓地へ。
《ゴルガリの凶漢》の能力が誘発するが、河野はテキストを勘違いしていたのか、
《ゴルガリの凶漢》を手札へ戻してしまい、
「そんな強いカードじゃないよ」とギャラリーからもツッコミが入る。
河野は少し恥ずかしそうな笑みを浮かべて《ゴルガリの凶漢》をトップへ置く。
本多が《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard(RA)》を出してエンドすると、
プランがまとまったのか、手札が充実してきたのかは分からないが、河野が大きく動く。
まずは、《叫び回るバンシー》を《腹わた抜き/Disembowel(RA)》で破壊し、
続けて発掘した《暗黒破》で《ケンタウルスの護衛兵》を墓地に送る。
そして《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》を追加して、
再び空から攻める形に持って行こうとする。
しかし、《安息の無い墓、スヴォグトース》を起動して殴られると、
ライフの少ない河野は《金切り声のグリフィン》でチャンプせざるを得ない。
《ゴルガリの凶漢》で《ディミーア家の護衛》をチャンプブロックし、
《安息の無い墓、スヴォグトース》は《腹わた抜き》で破壊するが、
手札もライフも尽きてしまい、河野の抵抗はここまでとなった。
Game 2
河野先攻
河野は《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel(RA)》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》と並べるが、
本多の《化膿/Putrefy(RA)》によって、《セレズニアの福音者》は墓地に直行。
本多は《死足虫/Mortipede(RA)》を出し、システムクリーチャーの多い河野の展開を牽制。
河野は《腹わた抜き/Disembowel(RA)》で退けようとするが、
《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》でかわされてしまい、思うように展開できない。
そこへ本多が《包囲ワーム/Siege Wurm(RA)》を追加すると、
意を決したように《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を場に送る。
当然本多は《死足虫》で殴り、《セレズニアのギルド魔道士》との交換を要求。
河野はトークンを残しながらこれを了承した。
さらに本多は、《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RA)》を追加して、
河野の後続に備えつつ、空からも攻める構えだ。
ここで河野は《砂蒔き/Sandsower(RA)》をキャスト。
もう1ターン待てば、《セレズニアのギルド魔道士》も生き残り、
タップシステムを確立することも出来たのだが…
噛み合わないドローに、河野の表情にも焦りが見える。
とりあえず、《包囲ワーム》をタップしながら、《古参兵の武具師》で殴ると、
本多の《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》が。
貴重なクリーチャーを、トークンと交換するハメになる。これは焦りが生んだ手痛いミスか?
仕方なく、河野は《急使の鷹/Courier Hawk(RA)》を出し、
クリーチャーの頭数を揃えて《砂蒔き》で場を制圧しようとする。
しかし、1:3のクリーチャー数を要求する《砂蒔き》では、全てをタップしきることは出来ず、
河野の守備陣をすり抜けたクリーチャー達が細かくダメージを刻む。
さらに本多は2枚目の《種のばら撒き》で数を稼ぎつつ、
《不死の断片/Strands of Undeath(RA)》(対象は《包囲ワーム》)と攻め立てる。
《不死の断片》は何とかスタックで《腹わた抜き》で《包囲ワーム》を破壊し、
そのまま押し切られるのは防ぐが、依然として河野は苦しい状況だ。
トークンの攻勢に耐え切れなくなった河野は《砂蒔き》でブロックするが、
そこに《かき集める勇気/Gather Courage(RA)》が飛び、タップシステムも崩壊。
その上《いかさま師の刃/Grifter’s Blade(RA)》を絡めた戦闘で、《急使の鷹》まで墓地へ。
《屋根伝いのワイト》や《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で必死に守る河野だが、
《よろめく殻/Shambling Shell(RA)》で《臭い草のインプ》を成長させ、巨大なフライヤーを
生み出した本多に押し切られる形で投了。
河野は日夜MOで研鑽を積み、リミテッド環境を愛好するプレイヤーである。
一方、本多は練習時間が十分に取れないようで、
デッキも満足の行く出来ではないようである。
Game 1
河野の先攻でゲームはスタート。
河野は《光と成す者/Transluminant(RA)》から《ディミーアの印鑑/Dimir Signet(RA)》で
マナを整備しつつ、《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight(RA)》となかなかのスタート。
特筆すべきは土地が
《森/Forest》
《山/Mountain》
《平地/Plains》
と置かれており、先ほど出した印鑑と合わせると、5色全て供給出来るのである。
流石は愛媛の誇るレインボーマジックプレイヤーである。
一方本多は、《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RA)》からのスタート。
河野と違って派手な動きは無いが、油断は禁物である。
河野は《屋根伝いのワイト》に飛行を付けてアタックした後、
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を追加してエンドを宣言。
リミテッドでのこのクリーチャーの支配力は絶大であり、本多たまらず
《叫び回るバンシー/Keening Banshee(RA)》で《セレズニアのギルド魔道士》を殺す。
河野の《屋根伝いのワイト》が再び飛んでアタック。本多のブロックは無し。
本多は《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》を
自陣に加えてターンを終える。
現時点では脅威ではないが、試合が長引くと恐ろしいサイズになる可能性がある。
《屋根伝いのワイト》が三度宙を舞うが、今度は《叫び回るバンシー》にブロックされ、
《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》で一方的に墓地に落ちる。
河野はめげずに2体目の《屋根伝いのワイト》を場に送る。
しかし《叫び回るバンシー》が攻勢に回り、《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
が現れると、逆に河野がクロックをかけられた状態に。
待っていてもジリ貧になる河野は、《光と成す者》と《屋根伝いのワイト》でアタック。
《光と成す者》が《ゴルガリの茶鱗》にブロックされ、トークンにその姿を変える。
そして河野の手札から放たれた《暗黒破/Darkblast(RA)》が《ゴルガリの茶鱗》も墓地へ。
ダメージスタック前に撃つべきだったのでは?とも思うが…。
本多は《ゴルガリの茶鱗》を発掘し、序盤に失ったライフを回復する。
回避持ち2体が殴り、《ゴルガリの茶鱗》が再び現れて地上を固める。
河野も少しでも本多のライフを削ろうと殴り返し、
《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug(RA)》を出す。
この場面では少々心細いクリーチャーだが、その回収能力に期待したいところだ。
河野のエンドに本多は《ディミーア家の護衛》の能力で、
《ゴルガリの茶鱗》をサクってメインで発掘。
《安息の無い墓、スヴォグトース》を成長させつつ2点ゲインは出来るが、
少々疑問の残るプレイだ。(ちなみに落ちたのは《沼/Swamp》×2)
そして《ゴルガリの茶鱗》を出してエンド。
本多のアタックにより、《ゴルガリの凶漢》が《ディミーア家の護衛》をチャンプして墓地へ。
《ゴルガリの凶漢》の能力が誘発するが、河野はテキストを勘違いしていたのか、
《ゴルガリの凶漢》を手札へ戻してしまい、
「そんな強いカードじゃないよ」とギャラリーからもツッコミが入る。
河野は少し恥ずかしそうな笑みを浮かべて《ゴルガリの凶漢》をトップへ置く。
本多が《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard(RA)》を出してエンドすると、
プランがまとまったのか、手札が充実してきたのかは分からないが、河野が大きく動く。
まずは、《叫び回るバンシー》を《腹わた抜き/Disembowel(RA)》で破壊し、
続けて発掘した《暗黒破》で《ケンタウルスの護衛兵》を墓地に送る。
そして《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》を追加して、
再び空から攻める形に持って行こうとする。
しかし、《安息の無い墓、スヴォグトース》を起動して殴られると、
ライフの少ない河野は《金切り声のグリフィン》でチャンプせざるを得ない。
《ゴルガリの凶漢》で《ディミーア家の護衛》をチャンプブロックし、
《安息の無い墓、スヴォグトース》は《腹わた抜き》で破壊するが、
手札もライフも尽きてしまい、河野の抵抗はここまでとなった。
Game 2
河野先攻
河野は《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel(RA)》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》と並べるが、
本多の《化膿/Putrefy(RA)》によって、《セレズニアの福音者》は墓地に直行。
本多は《死足虫/Mortipede(RA)》を出し、システムクリーチャーの多い河野の展開を牽制。
河野は《腹わた抜き/Disembowel(RA)》で退けようとするが、
《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》でかわされてしまい、思うように展開できない。
そこへ本多が《包囲ワーム/Siege Wurm(RA)》を追加すると、
意を決したように《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を場に送る。
当然本多は《死足虫》で殴り、《セレズニアのギルド魔道士》との交換を要求。
河野はトークンを残しながらこれを了承した。
さらに本多は、《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RA)》を追加して、
河野の後続に備えつつ、空からも攻める構えだ。
ここで河野は《砂蒔き/Sandsower(RA)》をキャスト。
もう1ターン待てば、《セレズニアのギルド魔道士》も生き残り、
タップシステムを確立することも出来たのだが…
噛み合わないドローに、河野の表情にも焦りが見える。
とりあえず、《包囲ワーム》をタップしながら、《古参兵の武具師》で殴ると、
本多の《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》が。
貴重なクリーチャーを、トークンと交換するハメになる。これは焦りが生んだ手痛いミスか?
仕方なく、河野は《急使の鷹/Courier Hawk(RA)》を出し、
クリーチャーの頭数を揃えて《砂蒔き》で場を制圧しようとする。
しかし、1:3のクリーチャー数を要求する《砂蒔き》では、全てをタップしきることは出来ず、
河野の守備陣をすり抜けたクリーチャー達が細かくダメージを刻む。
さらに本多は2枚目の《種のばら撒き》で数を稼ぎつつ、
《不死の断片/Strands of Undeath(RA)》(対象は《包囲ワーム》)と攻め立てる。
《不死の断片》は何とかスタックで《腹わた抜き》で《包囲ワーム》を破壊し、
そのまま押し切られるのは防ぐが、依然として河野は苦しい状況だ。
トークンの攻勢に耐え切れなくなった河野は《砂蒔き》でブロックするが、
そこに《かき集める勇気/Gather Courage(RA)》が飛び、タップシステムも崩壊。
その上《いかさま師の刃/Grifter’s Blade(RA)》を絡めた戦闘で、《急使の鷹》まで墓地へ。
《屋根伝いのワイト》や《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で必死に守る河野だが、
《よろめく殻/Shambling Shell(RA)》で《臭い草のインプ》を成長させ、巨大なフライヤーを
生み出した本多に押し切られる形で投了。
2005 四国最強位決定戦:Round 3
2005年11月27日 Event Coverage.Round 3:柏原 元徳 vs. 瓜生 卓也
けちコン vs. バーンという相性の悪さを柏原は乗り越えられるのか?
Game 1
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》と
いいスタートを切る柏原に対し、エンドに《ショック/Shock(9E)》を打ち込みつつ、
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》を出す瓜生。
スタックで《桜族の長老》を起動するも、非常にイヤそうな表情の柏原。
しかも返しで《木霊の手の内》を撃たざるを得ない様で、ライフがみるみる減っていく。
この辺りの攻防は、正に「先攻ゲー」と言ったところか。
さらに瓜生は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》で猛追。柏原のライフをひたすら削る。
ここで柏原がついに《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を出し、
《罰する者、ゾーズー》への回答とするも、残ったライフはたったの7である。
ここで、瓜生は柏原の残り少ないライフを削り取ろうと豪快に土地をタップし、
《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon(RA)》を自陣に呼び出した。
手札が4枚しかない柏原は、騎士トークンが出るスタックで《初めて苦しんだもの、影麻呂》起動し、ダメージを軽減する事しか出来ず、ドラゴンに殴られてライフが5となる。
次のターンに、3体の騎士トークンで殴り返すが、以前としてドラゴンは上空に佇んでいる。
真紅の竜に対する回答を見つけられなかった柏原は、次のゲームに向かう事を選択した。
Game 2
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を設置しつつ、
《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》でマナを伸ばしてドローを向上させるという、
けちコンのお手本の様な動きを行う柏原に対し、瓜生は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
を叩き込みながら、やはり《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》という動き。
しかし、このゲームでは先攻なので、かなりのライフを残したまま、
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》につなげることが出来た
柏原にとっては、先ほどよりはずいぶんマシな未来が占えそうである。
ここで瓜生が《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置く。
この伝説の土地は勝敗に絡んでくるのだろうか?
《化膿/Putrefy(RA)》を《罰する者、ゾーズー》に撃ち、一気に攻勢に転ずる柏原。
攻め手が意外に多いのもけちの特徴か。
瓜生は《海の中心、御心》を起動するか悩むが、
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》でライフを削ること選択した。
ターンの返ってきた柏原は、《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《気楽な休止/Joyous Respite(CK)》
《花の神/Hana Kami(CK)》
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
と持ってくる。下の二つが手札に入り、いよいよ柏原が攻勢に移る時間に。
瓜生はエンドに《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》《黒焦げ/Char(RA)》と連打し、
メインに戻ると《突然の衝撃/Sudden Impact(9E)》をキャスト。
何も無ければ瓜生の勝ちなのだが…
そう上手く行かないのがマジック。《活力の波動/Vital Surge(BK)》で柏原のライフが3残る。
そして柏原のターン。《初めて苦しんだもの、影麻呂》が殴って瓜生のライフを5に落とし、
《喚起/Recollect(RA)》で《気楽な休止》を回収すると、そのままプレイ。
ライフを10に戻して、ほぼ安全圏に逃げ切った形になった。
ライフレースを逆転されてしまった瓜生は、
とりあえず《海の中心、御心》を起動してみるのだが…
決着は3ゲーム目に持ち越された。
Game 3
先攻の瓜生は非常に悩ましそうな手札をマリガン。これは正解だったようだ。
マリガン後の手札はまずまずなようで、《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》と連打。
さりげなく《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》も置いており、
初動が《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》の柏原としては嫌な展開だ。
ドロー後に《突然の衝撃/Sudden Impact(9E)》も喰らい、もはやライフは風前の灯か。
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を出すも、
《ショック/Shock(9E)》《黒焦げ/Char(RA)》と喰らい、柏原は投了。
やはり相性差は覆らず。バーンの瓜生が3-0でドラフトに駒を進めた。
けちコン vs. バーンという相性の悪さを柏原は乗り越えられるのか?
Game 1
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》と
いいスタートを切る柏原に対し、エンドに《ショック/Shock(9E)》を打ち込みつつ、
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》を出す瓜生。
スタックで《桜族の長老》を起動するも、非常にイヤそうな表情の柏原。
しかも返しで《木霊の手の内》を撃たざるを得ない様で、ライフがみるみる減っていく。
この辺りの攻防は、正に「先攻ゲー」と言ったところか。
さらに瓜生は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》で猛追。柏原のライフをひたすら削る。
ここで柏原がついに《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を出し、
《罰する者、ゾーズー》への回答とするも、残ったライフはたったの7である。
ここで、瓜生は柏原の残り少ないライフを削り取ろうと豪快に土地をタップし、
《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon(RA)》を自陣に呼び出した。
手札が4枚しかない柏原は、騎士トークンが出るスタックで《初めて苦しんだもの、影麻呂》起動し、ダメージを軽減する事しか出来ず、ドラゴンに殴られてライフが5となる。
次のターンに、3体の騎士トークンで殴り返すが、以前としてドラゴンは上空に佇んでいる。
真紅の竜に対する回答を見つけられなかった柏原は、次のゲームに向かう事を選択した。
Game 2
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を設置しつつ、
《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》でマナを伸ばしてドローを向上させるという、
けちコンのお手本の様な動きを行う柏原に対し、瓜生は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
を叩き込みながら、やはり《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》という動き。
しかし、このゲームでは先攻なので、かなりのライフを残したまま、
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》につなげることが出来た
柏原にとっては、先ほどよりはずいぶんマシな未来が占えそうである。
ここで瓜生が《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置く。
この伝説の土地は勝敗に絡んでくるのだろうか?
《化膿/Putrefy(RA)》を《罰する者、ゾーズー》に撃ち、一気に攻勢に転ずる柏原。
攻め手が意外に多いのもけちの特徴か。
瓜生は《海の中心、御心》を起動するか悩むが、
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》でライフを削ること選択した。
ターンの返ってきた柏原は、《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《気楽な休止/Joyous Respite(CK)》
《花の神/Hana Kami(CK)》
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
と持ってくる。下の二つが手札に入り、いよいよ柏原が攻勢に移る時間に。
瓜生はエンドに《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》《黒焦げ/Char(RA)》と連打し、
メインに戻ると《突然の衝撃/Sudden Impact(9E)》をキャスト。
何も無ければ瓜生の勝ちなのだが…
そう上手く行かないのがマジック。《活力の波動/Vital Surge(BK)》で柏原のライフが3残る。
そして柏原のターン。《初めて苦しんだもの、影麻呂》が殴って瓜生のライフを5に落とし、
《喚起/Recollect(RA)》で《気楽な休止》を回収すると、そのままプレイ。
ライフを10に戻して、ほぼ安全圏に逃げ切った形になった。
ライフレースを逆転されてしまった瓜生は、
とりあえず《海の中心、御心》を起動してみるのだが…
決着は3ゲーム目に持ち越された。
Game 3
先攻の瓜生は非常に悩ましそうな手札をマリガン。これは正解だったようだ。
マリガン後の手札はまずまずなようで、《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》と連打。
さりげなく《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》も置いており、
初動が《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》の柏原としては嫌な展開だ。
ドロー後に《突然の衝撃/Sudden Impact(9E)》も喰らい、もはやライフは風前の灯か。
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を出すも、
《ショック/Shock(9E)》《黒焦げ/Char(RA)》と喰らい、柏原は投了。
やはり相性差は覆らず。バーンの瓜生が3-0でドラフトに駒を進めた。
2005 四国最強位決定戦:Round 2
2005年11月27日 Event Coverage.Round 2:岩井 剛士 vs. 中村達也
Game 1
勢いよくキープを宣言した中村に対し、マリガンスタートの岩井。
中村は《霊都の灯籠/Reito Lantern(CK)》をキャスト。デッキは何だ?
《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》で地道に土地を伸ばす岩井。
そして4ターン目に《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》で
この対戦で初めてのクリーチャーを場に送る。
中村は《幻の漂い/Drift of Phantasms(RA)》を変成して
《春の鼓動/Heartbeat of Spring(CK)》を持ってくる。
どうやら中村はコンボのようである
岩井の《初めて苦しんだもの、影麻呂》が中村に殴りかかり、強烈な一撃を見舞う。
その上《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》が場に追加される。
この伝説のクリーチャー達は、中村にあと2ターンの猶予しかないことを突きつける。
返しで再び《幻の漂い》を変成、《早摘み/Early Harvest(9E)》を持ってくる。
岩井は殴るのみでエンドを宣言。中村の墓地から《幻の漂い》を一応釣り上げる。
ここでコンボがスタート。6枚ある土地から、《春の鼓動》《早摘み》を撃ち、
《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RA)》を変成(サーチ《奇妙な収穫/Weird Harvest(9E)》)
再度《早摘み》を撃ち《奇妙な収穫》をX=6で
3《土着のワーム/Autochthon Wurm(RA)》
1《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf(CK)》
1《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot(RA)》
1《幻の漂い/Drift of Phantasms(RA)》と持ってくる。
《生網明神/Myojin of Life’s Web(CK)》をプレイして、上記の上5体を出して全員でアタック。
…しかし、ここで岩井の手札は12枚。場には《初めて苦しんだもの、影麻呂》が。
中村のクリーチャーは《土着のワーム》を残して壊滅し、戦闘ダメージは0である。
返しで《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》を2体出した岩井が勝利した。
《初めて苦しんだもの、影麻呂》はいつでも強い・・・のか?
Game 2
今度は微妙な表情でキープの中村。岩井も微妙な手札をキープしたようだが…。
岩井は《沼/Swamp》がなく、中村は《島/Island》がないようである。
ここで中村、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》をドロー。島を確保すると。
エンドに岩井が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》を撃つ。
岩井の提示した4枚は、
《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(9E)》
《沼/Swamp》
と土地4枚。中村は下2枚を岩井の手札に「贈る。」
返しで岩井、《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》をキャスト。
これはコンボデッキには正に「悪夢」であろう。中村の手札が公開され、
《早摘み/Early Harvest(9E)》
《春の鼓動/Heartbeat of Spring(CK)》
《猛火/Blaze(9E)》
《土着のワーム/Autochthon Wurm(RA)》
《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RA)》
から、《春の鼓動》が奪われる。
仕方ないといった表情で《強迫的な研究》を撃つ中村。
《交錯の混乱》と《土着のワーム》をディスカード。
岩井は当然《悪夢の虚空》を発掘してキャスト。
さきほどの手札に《生網明神/Myojin of Life’s Web(CK)》が加わったカード群が公開され、
今度は中村の手札から《早摘み》を奪い去る。
中村はすることが無くエンドを宣言。
すると岩井は《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》を魂力で起動し、
そのまま《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を召喚、
《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》起動と畳み掛け勝利。
コンボデッキでありながら、メインで勝てなかった中村には残念な結果に。
岩井 剛士
Main Deck
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
3《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
1《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》
1《島/Island》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
3《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》
1《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
1《花の神/Hana Kami(CK)》
1《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
2《化膿/Putrefy(RA)》
1《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
1《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
1《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
1《摩滅/Wear Away(CK)》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《死の否定/Death Denied(SK)》
1《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
Sideboard
2《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
2《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
2《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
2《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
1《闇への流刑/Exile into Darkness(SK)》
1《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《活力の波動/Vital Surge(BK)》
1《奪取する蔦/Rending Vines(SK)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
Game 1
勢いよくキープを宣言した中村に対し、マリガンスタートの岩井。
中村は《霊都の灯籠/Reito Lantern(CK)》をキャスト。デッキは何だ?
《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》で地道に土地を伸ばす岩井。
そして4ターン目に《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》で
この対戦で初めてのクリーチャーを場に送る。
中村は《幻の漂い/Drift of Phantasms(RA)》を変成して
《春の鼓動/Heartbeat of Spring(CK)》を持ってくる。
どうやら中村はコンボのようである
岩井の《初めて苦しんだもの、影麻呂》が中村に殴りかかり、強烈な一撃を見舞う。
その上《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》が場に追加される。
この伝説のクリーチャー達は、中村にあと2ターンの猶予しかないことを突きつける。
返しで再び《幻の漂い》を変成、《早摘み/Early Harvest(9E)》を持ってくる。
岩井は殴るのみでエンドを宣言。中村の墓地から《幻の漂い》を一応釣り上げる。
ここでコンボがスタート。6枚ある土地から、《春の鼓動》《早摘み》を撃ち、
《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RA)》を変成(サーチ《奇妙な収穫/Weird Harvest(9E)》)
再度《早摘み》を撃ち《奇妙な収穫》をX=6で
3《土着のワーム/Autochthon Wurm(RA)》
1《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf(CK)》
1《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot(RA)》
1《幻の漂い/Drift of Phantasms(RA)》と持ってくる。
《生網明神/Myojin of Life’s Web(CK)》をプレイして、上記の上5体を出して全員でアタック。
…しかし、ここで岩井の手札は12枚。場には《初めて苦しんだもの、影麻呂》が。
中村のクリーチャーは《土着のワーム》を残して壊滅し、戦闘ダメージは0である。
返しで《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》を2体出した岩井が勝利した。
《初めて苦しんだもの、影麻呂》はいつでも強い・・・のか?
Game 2
今度は微妙な表情でキープの中村。岩井も微妙な手札をキープしたようだが…。
岩井は《沼/Swamp》がなく、中村は《島/Island》がないようである。
ここで中村、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》をドロー。島を確保すると。
エンドに岩井が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》を撃つ。
岩井の提示した4枚は、
《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(9E)》
《沼/Swamp》
と土地4枚。中村は下2枚を岩井の手札に「贈る。」
返しで岩井、《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》をキャスト。
これはコンボデッキには正に「悪夢」であろう。中村の手札が公開され、
《早摘み/Early Harvest(9E)》
《春の鼓動/Heartbeat of Spring(CK)》
《猛火/Blaze(9E)》
《土着のワーム/Autochthon Wurm(RA)》
《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RA)》
から、《春の鼓動》が奪われる。
仕方ないといった表情で《強迫的な研究》を撃つ中村。
《交錯の混乱》と《土着のワーム》をディスカード。
岩井は当然《悪夢の虚空》を発掘してキャスト。
さきほどの手札に《生網明神/Myojin of Life’s Web(CK)》が加わったカード群が公開され、
今度は中村の手札から《早摘み》を奪い去る。
中村はすることが無くエンドを宣言。
すると岩井は《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》を魂力で起動し、
そのまま《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を召喚、
《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》起動と畳み掛け勝利。
コンボデッキでありながら、メインで勝てなかった中村には残念な結果に。
岩井 剛士
Main Deck
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
3《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
1《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》
1《島/Island》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
3《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》
1《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
1《花の神/Hana Kami(CK)》
1《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
2《化膿/Putrefy(RA)》
1《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
1《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
1《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
1《摩滅/Wear Away(CK)》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《死の否定/Death Denied(SK)》
1《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
Sideboard
2《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
2《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
2《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
2《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
1《闇への流刑/Exile into Darkness(SK)》
1《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《活力の波動/Vital Surge(BK)》
1《奪取する蔦/Rending Vines(SK)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
2005 四国最強位決定戦:Round 1
2005年11月27日 Event Coverage.Round 1:鈴木 孝昭 vs. 中矢 誠
前回優勝者の鈴木、今回も優勝することが出来るのか?連覇をかけて試合開始。
Game 1
ボロスの鈴木が先攻。
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》からスタートする鈴木。
返しで中谷は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》とこちらも好スタート。
《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(9E)》を出せば、
《番狼/Watchwolf(RA)》と、お互い譲らない。
鈴木の3ターン目、《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》を出し、
フライヤーで中矢のライフを攻める。
が、中矢の側に《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》が登場し、
中矢のライフが回復。楽な展開には持ち込ませない。
《レオニンの空狩人》を追加し、軸をずらす展開に持ち込む鈴木。
6点クロックをかけつつ中矢のアタックには《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を
《番狼》に打ち込んだ。
しかし《ロクソドンの教主》2体目が、これは鈴木厳しい。
《黒焦げ/Char(RA)》を《ロクソドンの教主》に撃って、少しでもクロックを緩和しようと動くも、
《番狼》《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》と追加され、厳しい表情。
返しの鈴木のアタックは《空騎士の軍団兵》のみ、《極楽鳥》にチャンプされる。
そして中矢が《大薙刀/O-Naginata(SK)》を出して《ロクソドンの教主》に装備される。
そのまま《番狼》とアタック。《レオニンの空狩人》2体と相打ちになるが、
鈴木のライフが1に。鈴木、そのまま投了。
Game 2
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(9E)》と好スタートの鈴木。
中矢も、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
と出すが、これはが《今田家の猟犬、勇丸》と相打ちに。
鈴木は追加で《レオニンの空狩人》を出し、やはり空から攻める方針のようだ。
ここで《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》が登場し、
ライフレースを少しでも有利に持ち込もうとする中矢。
しかし、《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》《灯籠の神/Lantern Kami(CK)》
《万力鎖/Manriki-Gusari(SK)》と、鈴木の猛攻は止まる気配を見せない。
仕方なく中矢は地上だけでも、と、
《番狼/Watchwolf(RA)》《セレズニアのギルド魔道士》を追加する。
中矢のアタックは、《ロクソドンの教主》がチャンプされ、なかなかダメージが通らない。
一方、鈴木の陣営はフライヤーが多く、中矢は不利なダメージレースを強いられる。
仕方なく、《ラノワールのエルフ》を追加してエンド。
6点が入り残り4の中谷は《黒焦げ/Char(RA)》を覚悟するも、
鈴木の手札から出てきたのは追加の《灯籠の神》で、
なんとか首の皮一枚つながった状態だ。しかし、火力を引かれればアウト。
トークンを産んでアタックする中矢だが、またもチャンプされてライフがなかなか減らない。
《来世への旅/Otherworldly Journey(CK)》で《ロクソドンの教主》を消し、
ライフゲインをして粘るも、フライヤーを止められなかった中矢のライフは0を割った。
…実は、《来世への旅》を撃ったターン、鈴木のブロッカーを消してフルアタックし、
《セレズニアのギルド魔道士》の能力でパンプすれば、
ぴったり11点詰まっていたのである。これは手痛いミスか。
Game 3
ここで先手マリガンの中矢、少し厳しいか。
しかし《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》からスタートし、
マナが重要なSelesnyaでは好調なスタート。さらに《番狼/Watchwolf(RA)》も追加する。
一方鈴木は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》と展開するが、中矢も《梅澤の十手》をだし、対消滅。
この対戦で初めて登場した伝説の装備品は、役目を果たさないままお互いに墓地へ。
鈴木は《万力鎖/Manriki-Gusari(SK)》を出し、
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》につけて
更なる装備品に対して警戒を強める。
ここで中矢が《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak(RA)》を《番狼》につけて殴る。
この怪物は堪らないと《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》とのあわせ技で除去るも、
何度も発掘される《腐れ蔦の外套》は悩みの種である。
ここで中矢は《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を、
鈴木は《今田家の猟犬、勇丸》を追加し、お互い陣営を再構築する。
《極楽鳥》が発掘された《腐れ蔦の外套》をまとってアタック。
今回はなぜか制空権を取られている鈴木、ライフにも余裕がないので少し厳しい表情だ。
しかしここで、2枚目の《梅澤の十手》!アタックしてカウンターが乗るが、
鈴木のクリーチャーは《今田家の猟犬、勇丸》のみである。
《梅澤の十手》の能力でライフゲインして、《黒焦げ/Char(RA)》で《極楽鳥》を焼き、
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》を追加してエンド。
中矢は《セレズニアのギルド魔道士》2体《番狼》で殴るも、
伝説の装備品は中矢の戦線を壊滅させる。やはり何かがおかしい。
ここで鈴木のスーパープレイ?《今田家の猟犬、勇丸》で殴った後、
2体目の《今田家の猟犬、勇丸》を出して対消滅、
その後に新たなな《今田家の猟犬、勇丸》をプレイしてブロッカーとした。
鈴木はこのゲーム、4体の《今田家の猟犬、勇丸》を引いている。
そして、そのまま《梅澤の十手》に対処できなかった中矢は投了。
もう少し早く、《巨大化/Giant Growth(9E)》を引いていれば、
鈴木のライフは削りきれたのだが…。
《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》があれば、
一方的なゲーム展開になった可能性もあるが、
BorosとSelesnyaの戦いは、とりあえずボロスに軍配が挙がった。
前回優勝者の鈴木、今回も優勝することが出来るのか?連覇をかけて試合開始。
Game 1
ボロスの鈴木が先攻。
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》からスタートする鈴木。
返しで中谷は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》とこちらも好スタート。
《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(9E)》を出せば、
《番狼/Watchwolf(RA)》と、お互い譲らない。
鈴木の3ターン目、《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》を出し、
フライヤーで中矢のライフを攻める。
が、中矢の側に《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》が登場し、
中矢のライフが回復。楽な展開には持ち込ませない。
《レオニンの空狩人》を追加し、軸をずらす展開に持ち込む鈴木。
6点クロックをかけつつ中矢のアタックには《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を
《番狼》に打ち込んだ。
しかし《ロクソドンの教主》2体目が、これは鈴木厳しい。
《黒焦げ/Char(RA)》を《ロクソドンの教主》に撃って、少しでもクロックを緩和しようと動くも、
《番狼》《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》と追加され、厳しい表情。
返しの鈴木のアタックは《空騎士の軍団兵》のみ、《極楽鳥》にチャンプされる。
そして中矢が《大薙刀/O-Naginata(SK)》を出して《ロクソドンの教主》に装備される。
そのまま《番狼》とアタック。《レオニンの空狩人》2体と相打ちになるが、
鈴木のライフが1に。鈴木、そのまま投了。
Game 2
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(9E)》と好スタートの鈴木。
中矢も、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
と出すが、これはが《今田家の猟犬、勇丸》と相打ちに。
鈴木は追加で《レオニンの空狩人》を出し、やはり空から攻める方針のようだ。
ここで《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》が登場し、
ライフレースを少しでも有利に持ち込もうとする中矢。
しかし、《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》《灯籠の神/Lantern Kami(CK)》
《万力鎖/Manriki-Gusari(SK)》と、鈴木の猛攻は止まる気配を見せない。
仕方なく中矢は地上だけでも、と、
《番狼/Watchwolf(RA)》《セレズニアのギルド魔道士》を追加する。
中矢のアタックは、《ロクソドンの教主》がチャンプされ、なかなかダメージが通らない。
一方、鈴木の陣営はフライヤーが多く、中矢は不利なダメージレースを強いられる。
仕方なく、《ラノワールのエルフ》を追加してエンド。
6点が入り残り4の中谷は《黒焦げ/Char(RA)》を覚悟するも、
鈴木の手札から出てきたのは追加の《灯籠の神》で、
なんとか首の皮一枚つながった状態だ。しかし、火力を引かれればアウト。
トークンを産んでアタックする中矢だが、またもチャンプされてライフがなかなか減らない。
《来世への旅/Otherworldly Journey(CK)》で《ロクソドンの教主》を消し、
ライフゲインをして粘るも、フライヤーを止められなかった中矢のライフは0を割った。
…実は、《来世への旅》を撃ったターン、鈴木のブロッカーを消してフルアタックし、
《セレズニアのギルド魔道士》の能力でパンプすれば、
ぴったり11点詰まっていたのである。これは手痛いミスか。
Game 3
ここで先手マリガンの中矢、少し厳しいか。
しかし《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》からスタートし、
マナが重要なSelesnyaでは好調なスタート。さらに《番狼/Watchwolf(RA)》も追加する。
一方鈴木は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》と展開するが、中矢も《梅澤の十手》をだし、対消滅。
この対戦で初めて登場した伝説の装備品は、役目を果たさないままお互いに墓地へ。
鈴木は《万力鎖/Manriki-Gusari(SK)》を出し、
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》につけて
更なる装備品に対して警戒を強める。
ここで中矢が《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak(RA)》を《番狼》につけて殴る。
この怪物は堪らないと《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》とのあわせ技で除去るも、
何度も発掘される《腐れ蔦の外套》は悩みの種である。
ここで中矢は《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を、
鈴木は《今田家の猟犬、勇丸》を追加し、お互い陣営を再構築する。
《極楽鳥》が発掘された《腐れ蔦の外套》をまとってアタック。
今回はなぜか制空権を取られている鈴木、ライフにも余裕がないので少し厳しい表情だ。
しかしここで、2枚目の《梅澤の十手》!アタックしてカウンターが乗るが、
鈴木のクリーチャーは《今田家の猟犬、勇丸》のみである。
《梅澤の十手》の能力でライフゲインして、《黒焦げ/Char(RA)》で《極楽鳥》を焼き、
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》を追加してエンド。
中矢は《セレズニアのギルド魔道士》2体《番狼》で殴るも、
伝説の装備品は中矢の戦線を壊滅させる。やはり何かがおかしい。
ここで鈴木のスーパープレイ?《今田家の猟犬、勇丸》で殴った後、
2体目の《今田家の猟犬、勇丸》を出して対消滅、
その後に新たなな《今田家の猟犬、勇丸》をプレイしてブロッカーとした。
鈴木はこのゲーム、4体の《今田家の猟犬、勇丸》を引いている。
そして、そのまま《梅澤の十手》に対処できなかった中矢は投了。
もう少し早く、《巨大化/Giant Growth(9E)》を引いていれば、
鈴木のライフは削りきれたのだが…。
《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》があれば、
一方的なゲーム展開になった可能性もあるが、
BorosとSelesnyaの戦いは、とりあえずボロスに軍配が挙がった。
2004 愛媛県選手権:Finals
2004年10月24日 Event Coverage.佐野 健太:Mono Green Urzatron
向井 正之:Mono Green Urzatron
愛媛県選手権の決勝は、順当に勝ち上がってきたUrzatronのミラーマッチとなった。
いかに相手のマナ生成を阻害するかがキーとなるこのマッチアップでは、
どちらが先に土地破壊スペルをキャストするか、
つまりはどちらが先に4マナにたどり着くかというゲームとなる。
勝敗は、お互いの《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の引きとダイスロールに
かかっていると言っても過言ではあるまい。
Game 1
佐野の先攻でスタート。
佐野はマリガン後、ウルザトロンの揃ったランドをキープ、
しかし、スペルは《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》のみ。
向井の初手も、キーとなるカードは《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のみと大人しい。
しかし、こちらもやはりウルザトロンは揃っている。
《森/Forest(CK)》《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》から
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》とつなぎ、
3ターン目には《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊。
これで向井のパーマネントは、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》のみとなる。
さらに、ウルザトロンを揃えた佐野は、《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を設置する。
向井も《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》は破壊されたものの、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》×2から
《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を置き、土地が揃うのを待つ。
しかし、次のターンに佐野が唱えたスペルは《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》であった。
これにより、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DS)》を出された向井は、なす術もなく投了。開始から10分ほどのことであった。
佐野 1-0 向井
Game 2
先ほど敗れた向井は先攻を選び、
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》
《映し身人形/Duplicant(MR)》
《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》
という好配をキープ。
一方佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
2《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
と言うハンドを悩みながらキープした。
向井は《森/Forest(CK)》《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》から
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をサーチし、
さらにドローした《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》を導く素晴らしい回りを見せる。
佐野も《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を必死に起動し、
手札と合わせてウルザトロンを揃えることには成功するも、
4ターン目に向井がキャストした《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》により、
逆転の目を摘み取られていく。
そして、5ターン目に向井がキャストした《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》から、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》と
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》が場に現れるのを確認すると、
力なく投了した。
佐野 1-1 向井
Game 3
このゲームでいよいよ勝敗が決まるが、1ゲーム目のダイスロールで勝利し、
そのままゲームにも勝利している佐野は、予定調和的に先攻を取る事が出来る。
向井は先攻のアドバンテージを覆し、勝利することが出来るのだろうか?
佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
というなかなかのハンドをキープ。
一方向井はマリガン後、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
2《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
と言う初手を見て、しばし悶絶。
先攻後攻を覆せる《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》はあるのだが、
肝心の《森/Forest(CK)》がない。
《森/Forest(CK)》を引けなければ、即投了もありうる初手である。
結局、向井は悩みながらもこの初手をキープすることを選択した。
佐野は《森/Forest(CK)》を置いてエンド。
ここでの向井のファーストドローは…《森/Forest(CK)》!
安堵の表情で《森/Forest(CK)》を置く向井だが、
次のターンの佐野のキャストしたスペルが、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
なのを確認すると、なんとも言えない表情に変わる。
これでマナアドバンテージで先んじることは不可能となった。
佐野は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の能力起動から、
3ターン目に《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》をキャストし、
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊する。
向井も同様にマナを伸ばし、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を回収。
場に《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》も置いているので、
ハンドの《精神隷属器/Mindslaver(MR)》の出番を待つ。
しかし、佐野が2枚の《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から、
ウルザトロンを揃え、向井にタイムリミットを突きつける。
向井も《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》をキャストし、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》をサーチするのかと思いきや、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》をサーチ。
佐野が「もう《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》あるのか」とポツリ。
ターンの回ってきた佐野、ウルザトロンと《森/Forest(CK)》から10マナを捻り出し
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャスト。即起動する。
ここで公開された向井のハンドは
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
であり、ランドセットしても9マナしか出ない。
仕方なく、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を出して(回収なし)エンドを宣言。
そして、佐野が満を持して《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》をキャスト。
このマッチアップで、何度も勝敗を決定付けた無情の組み合わせ、
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》が呼び出される。
コピーのアタックは《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》でチャンプするも、
《森/Forest(CK)》が全て吹き飛ばされ、
向井の行動に、かなりの制限がかけられた。
無色マナしか生成出来ない向井は、マナバーンをしながらも
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。抵抗する意思を見せる。
2体の《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》で、
自分の《森/Forest(CK)》を犠牲にしつつ、向井のライフを減らしにかかる。
向井は2体ともスルーを選択し、ライフが5まで落ち込む。
また、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を回収した後、
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊することを選択。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャストして、対消滅させるプランもあったのだが…。
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊された向井だが、
ここで《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をトップデック!!
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を起動し、貴重な1ターンを得る。
向井の逆転の望みをかけて、佐野のハンドが公開された。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《森/Forest(CK)》
現状では解決策の見つからない向井。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》をキャストし、
起動するとそこには《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が!
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を相打ちに取り、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》に《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》を
撃ち込むことで、佐野のクリーチャーを《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》1体にまで
減らすことに成功する。しかしライフは5と、未だに危険な状態であることに変わりはない。
自分のターンには静かに《森/Forest(CK)》を置いて、エンドを宣言した。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のおかげで圧倒的な場を壊滅させられた佐野だが、
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》のアタックによって、
向井のライフを3にまで減らし、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》と
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。マナがないため起動は出来ないのだが、
これは向井にとっては死刑宣告に等しい状況となった。
事実上、向井のラストターン。
ドローを確認したのち、キャスト出来なかった《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が
向井の手からこぼれ落ちた。
やはり、先攻のアドバンテージを向井は覆すことが出来なかった。
全ては最初のダイスロールで決まっていたのかもしれない。
佐野 2−1 向井
Final Results : 佐野 健太 Win.
向井 正之:Mono Green Urzatron
愛媛県選手権の決勝は、順当に勝ち上がってきたUrzatronのミラーマッチとなった。
いかに相手のマナ生成を阻害するかがキーとなるこのマッチアップでは、
どちらが先に土地破壊スペルをキャストするか、
つまりはどちらが先に4マナにたどり着くかというゲームとなる。
勝敗は、お互いの《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の引きとダイスロールに
かかっていると言っても過言ではあるまい。
Game 1
佐野の先攻でスタート。
佐野はマリガン後、ウルザトロンの揃ったランドをキープ、
しかし、スペルは《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》のみ。
向井の初手も、キーとなるカードは《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のみと大人しい。
しかし、こちらもやはりウルザトロンは揃っている。
《森/Forest(CK)》《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》から
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》とつなぎ、
3ターン目には《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊。
これで向井のパーマネントは、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》のみとなる。
さらに、ウルザトロンを揃えた佐野は、《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を設置する。
向井も《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》は破壊されたものの、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》×2から
《忘却石/Oblivion Stone(MR)》を置き、土地が揃うのを待つ。
しかし、次のターンに佐野が唱えたスペルは《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》であった。
これにより、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DS)》を出された向井は、なす術もなく投了。開始から10分ほどのことであった。
佐野 1-0 向井
Game 2
先ほど敗れた向井は先攻を選び、
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》
《映し身人形/Duplicant(MR)》
《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》
という好配をキープ。
一方佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
2《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
と言うハンドを悩みながらキープした。
向井は《森/Forest(CK)》《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》から
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をサーチし、
さらにドローした《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》を導く素晴らしい回りを見せる。
佐野も《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を必死に起動し、
手札と合わせてウルザトロンを揃えることには成功するも、
4ターン目に向井がキャストした《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》により、
逆転の目を摘み取られていく。
そして、5ターン目に向井がキャストした《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》から、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》と
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》が場に現れるのを確認すると、
力なく投了した。
佐野 1-1 向井
Game 3
このゲームでいよいよ勝敗が決まるが、1ゲーム目のダイスロールで勝利し、
そのままゲームにも勝利している佐野は、予定調和的に先攻を取る事が出来る。
向井は先攻のアドバンテージを覆し、勝利することが出来るのだろうか?
佐野はマリガン後、
2《森/Forest(CK)》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
というなかなかのハンドをキープ。
一方向井はマリガン後、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》
2《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
と言う初手を見て、しばし悶絶。
先攻後攻を覆せる《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》はあるのだが、
肝心の《森/Forest(CK)》がない。
《森/Forest(CK)》を引けなければ、即投了もありうる初手である。
結局、向井は悩みながらもこの初手をキープすることを選択した。
佐野は《森/Forest(CK)》を置いてエンド。
ここでの向井のファーストドローは…《森/Forest(CK)》!
安堵の表情で《森/Forest(CK)》を置く向井だが、
次のターンの佐野のキャストしたスペルが、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
なのを確認すると、なんとも言えない表情に変わる。
これでマナアドバンテージで先んじることは不可能となった。
佐野は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》の能力起動から、
3ターン目に《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》をキャストし、
向井の《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を破壊する。
向井も同様にマナを伸ばし、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》を回収。
場に《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》も置いているので、
ハンドの《精神隷属器/Mindslaver(MR)》の出番を待つ。
しかし、佐野が2枚の《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》から、
ウルザトロンを揃え、向井にタイムリミットを突きつける。
向井も《森の占術/Sylvan Scrying(MR)》をキャストし、
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》をサーチするのかと思いきや、
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》をサーチ。
佐野が「もう《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》あるのか」とポツリ。
ターンの回ってきた佐野、ウルザトロンと《森/Forest(CK)》から10マナを捻り出し
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャスト。即起動する。
ここで公開された向井のハンドは
《森/Forest(CK)》
《ウルザの塔/Urza’s Tower(8E)》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(8E)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》
であり、ランドセットしても9マナしか出ない。
仕方なく、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を出して(回収なし)エンドを宣言。
そして、佐野が満を持して《歯と爪/Tooth and Nail(MR)》をキャスト。
このマッチアップで、何度も勝敗を決定付けた無情の組み合わせ、
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》が呼び出される。
コピーのアタックは《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》でチャンプするも、
《森/Forest(CK)》が全て吹き飛ばされ、
向井の行動に、かなりの制限がかけられた。
無色マナしか生成出来ない向井は、マナバーンをしながらも
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。抵抗する意思を見せる。
2体の《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》で、
自分の《森/Forest(CK)》を犠牲にしつつ、向井のライフを減らしにかかる。
向井は2体ともスルーを選択し、ライフが5まで落ち込む。
また、《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》で《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を回収した後、
《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DS)》で
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊することを選択。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》をキャストして、対消滅させるプランもあったのだが…。
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》を破壊された向井だが、
ここで《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(8E)》をトップデック!!
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を起動し、貴重な1ターンを得る。
向井の逆転の望みをかけて、佐野のハンドが公開された。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》
《森/Forest(CK)》
現状では解決策の見つからない向井。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》をキャストし、
起動するとそこには《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が!
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CK)》と
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》を相打ちに取り、
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DS)》に《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》を
撃ち込むことで、佐野のクリーチャーを《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》1体にまで
減らすことに成功する。しかしライフは5と、未だに危険な状態であることに変わりはない。
自分のターンには静かに《森/Forest(CK)》を置いて、エンドを宣言した。
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》のおかげで圧倒的な場を壊滅させられた佐野だが、
《永遠の証人/Eternal Witness(FD)》のアタックによって、
向井のライフを3にまで減らし、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(FD)》と
《精神隷属器/Mindslaver(MR)》を設置。マナがないため起動は出来ないのだが、
これは向井にとっては死刑宣告に等しい状況となった。
事実上、向井のラストターン。
ドローを確認したのち、キャスト出来なかった《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MR)》が
向井の手からこぼれ落ちた。
やはり、先攻のアドバンテージを向井は覆すことが出来なかった。
全ては最初のダイスロールで決まっていたのかもしれない。
佐野 2−1 向井
Final Results : 佐野 健太 Win.