2005 四国最強位決定戦:Round 7
2005年11月27日 Event Coverage.Round 7:樋口 和稔 vs. Stoyan Mihaylov
決勝ラウンド入りを賭けた対決を制するのはどちらか?
Stoyanが火力のないデッキなので、暦伝デッキの樋口が少し有利か。
Game 1
Stoyanが先攻でゲームは開始する。
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》から《手練/Sleight of Hand(9E)》で
早くもカードをかき集める樋口。
Stoyanは2ターン目にもアクションはない。デッキは白緑のようなのだが…。
対照的に樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを加速する好調な回り。
Stoyanは3ターン目にようやく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すが、
あまりいい展開とは言えないようだ。
ここで樋口、《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を出し、
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》を戻す。
地味なシナジーを重視する樋口らしいプレイだ。
Stoyanは更に追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出すが、
樋口に《神の怒り/Wrath of God(9E)》で一掃され、なかなかライフを減らせない。
追加のクリーチャーが無いのか、《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を置いただけでエンド。
ここまで動きがないと逆に不気味ではある。
樋口も嫌な予感がするのか、慎重にプレイを進める。
すると、エンドにStoyanが《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》をキャスト。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》
《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》
《ロクソドンの教主》
と、積む。《日光女》が混じっているのを見て樋口は苦い顔だ。
ターンが返って来たStoyanは《ウッド・エルフ》を出し、マナを伸ばす。しかし、
せっかく積んだクリーチャー達がシャッフルされてしまうのだが、いいのだろうか…?
返しで樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を出す。
ちなみに手札は5枚である。
クリーチャーをシャットアウトされたStoyanは、《ラノワールのエルフ》
《制圧の輝き/Glare of Subdual(RA)》を追加し、エンチャント破壊を引いたときに備えるが、
樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》を詠唱し、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に導く。
樋口の手札は
土地
《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》2枚
《押収/Confiscate(9E)》
Stoyanの手札は
《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
お互いの手札が公開され、
やはりStoyanの手札にエンチャント破壊がないのが確認される。
そのまま予定調和的に《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》でStoyanが焼殺。
Game 2
お互い1マリガンで開始。
《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を横向きに置いたスタートのStoyan。
樋口は《手練/Sleight of Hand(9E)》を撃つも、ため息をつきつつエンド
Stoyanはやはり動きがない。少しコントロールっぽいデッキなのだろうか?
次のアクションは樋口の《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》で、
暦伝を撃つ為に必要なパーツを探しつつ、
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》を捨てる。
樋口がエンドを宣言したところで初めてStoyanが動く。
先ほども見せた《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》だ。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》2枚と《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
とサーチ。対エンチャントシフトを敷く。
そしてStoyanは《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RV)》を出してプレッシャーをかける。
樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》を2枚並べることしか出来ない。
1回殴られた後、樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を張る。
既に2枚のエンチャントは破壊される予定なので、
まずはこれを破壊してもらおうという算段か。
ここでStoyanがスタックで《ボロスの印鑑》を《火花の結実/Seed Spark(RA)》で割る。
《精神の檻、迷心》が割られると思った樋口は冷や汗ものである。
《日光女》が《精神の檻、迷心》を破壊して、
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》がアタック。
ここで樋口の《神の怒り/Wrath of God(9E)》が《日光女》もろともリセット。
《日光女》の再利用を防ぐ。
Stoyanは《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》をプレイ。ここでのクロックとしては少し弱いか。
しかし、ここで《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》を出してしまうと
プランが崩れるので仕方ない。
樋口は《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送る。
これも破壊されるのであるが、樋口の中では織り込み済みである。
やはり《日光女》がプレイされ、《ドラゴン変化》が破壊される。
《ウッド・エルフ》に殴られ、樋口のライフが4になるが、再び《神の怒り》で場を一掃する。
《日光女》を再利用させない、上手いタイミングまで引き付けている。
Stoyanは《北の樹の木霊Stoyan》を場に送る。
一応樋口のライフは4なので、何も無ければStoyanの勝ちなのだが…
樋口は2枚目の《ドラゴン変化》を場に。ライフが5に戻る。
この《ドラゴン変化》は無事場に残るのだろうか?
Stoyanは《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(9E)》で《ボロスの印鑑》を割り、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を出す事しか出来ない。
やはりエンチャント破壊は既に使い切ったようだ。
仕上げとばかり、樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》をキャストして、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》をサーチ。
Stoyanのドローを止めると、そのままStoyanのライフが0に。
樋口和稔
Main Deck
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(9E)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
1《頂雲の湖/Cloudcrest Lake(CK)》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds(SK)》
2《平地/Plains》
3《島/Island》
4《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》
4《友なる石/Fellwar Stone(9E)》
4《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》
4《手練/Sleight of Hand(9E)》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths(CK)》
4《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《押収/Confiscate(9E)》
3《神の怒り/Wrath of God(9D)》
2《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
2《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
Sideboard
4《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《沸き立つ海/Boiling Seas(9E)》
3《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
2《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
決勝ラウンド入りを賭けた対決を制するのはどちらか?
Stoyanが火力のないデッキなので、暦伝デッキの樋口が少し有利か。
Game 1
Stoyanが先攻でゲームは開始する。
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》から《手練/Sleight of Hand(9E)》で
早くもカードをかき集める樋口。
Stoyanは2ターン目にもアクションはない。デッキは白緑のようなのだが…。
対照的に樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを加速する好調な回り。
Stoyanは3ターン目にようやく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すが、
あまりいい展開とは言えないようだ。
ここで樋口、《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を出し、
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》を戻す。
地味なシナジーを重視する樋口らしいプレイだ。
Stoyanは更に追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出すが、
樋口に《神の怒り/Wrath of God(9E)》で一掃され、なかなかライフを減らせない。
追加のクリーチャーが無いのか、《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を置いただけでエンド。
ここまで動きがないと逆に不気味ではある。
樋口も嫌な予感がするのか、慎重にプレイを進める。
すると、エンドにStoyanが《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》をキャスト。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》
《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》
《ロクソドンの教主》
と、積む。《日光女》が混じっているのを見て樋口は苦い顔だ。
ターンが返って来たStoyanは《ウッド・エルフ》を出し、マナを伸ばす。しかし、
せっかく積んだクリーチャー達がシャッフルされてしまうのだが、いいのだろうか…?
返しで樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を出す。
ちなみに手札は5枚である。
クリーチャーをシャットアウトされたStoyanは、《ラノワールのエルフ》
《制圧の輝き/Glare of Subdual(RA)》を追加し、エンチャント破壊を引いたときに備えるが、
樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》を詠唱し、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に導く。
樋口の手札は
土地
《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》2枚
《押収/Confiscate(9E)》
Stoyanの手札は
《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
お互いの手札が公開され、
やはりStoyanの手札にエンチャント破壊がないのが確認される。
そのまま予定調和的に《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》でStoyanが焼殺。
Game 2
お互い1マリガンで開始。
《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を横向きに置いたスタートのStoyan。
樋口は《手練/Sleight of Hand(9E)》を撃つも、ため息をつきつつエンド
Stoyanはやはり動きがない。少しコントロールっぽいデッキなのだろうか?
次のアクションは樋口の《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》で、
暦伝を撃つ為に必要なパーツを探しつつ、
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》を捨てる。
樋口がエンドを宣言したところで初めてStoyanが動く。
先ほども見せた《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》だ。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》2枚と《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
とサーチ。対エンチャントシフトを敷く。
そしてStoyanは《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RV)》を出してプレッシャーをかける。
樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》を2枚並べることしか出来ない。
1回殴られた後、樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を張る。
既に2枚のエンチャントは破壊される予定なので、
まずはこれを破壊してもらおうという算段か。
ここでStoyanがスタックで《ボロスの印鑑》を《火花の結実/Seed Spark(RA)》で割る。
《精神の檻、迷心》が割られると思った樋口は冷や汗ものである。
《日光女》が《精神の檻、迷心》を破壊して、
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》がアタック。
ここで樋口の《神の怒り/Wrath of God(9E)》が《日光女》もろともリセット。
《日光女》の再利用を防ぐ。
Stoyanは《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》をプレイ。ここでのクロックとしては少し弱いか。
しかし、ここで《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》を出してしまうと
プランが崩れるので仕方ない。
樋口は《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送る。
これも破壊されるのであるが、樋口の中では織り込み済みである。
やはり《日光女》がプレイされ、《ドラゴン変化》が破壊される。
《ウッド・エルフ》に殴られ、樋口のライフが4になるが、再び《神の怒り》で場を一掃する。
《日光女》を再利用させない、上手いタイミングまで引き付けている。
Stoyanは《北の樹の木霊Stoyan》を場に送る。
一応樋口のライフは4なので、何も無ければStoyanの勝ちなのだが…
樋口は2枚目の《ドラゴン変化》を場に。ライフが5に戻る。
この《ドラゴン変化》は無事場に残るのだろうか?
Stoyanは《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(9E)》で《ボロスの印鑑》を割り、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を出す事しか出来ない。
やはりエンチャント破壊は既に使い切ったようだ。
仕上げとばかり、樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》をキャストして、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》をサーチ。
Stoyanのドローを止めると、そのままStoyanのライフが0に。
樋口和稔
Main Deck
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(9E)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
1《頂雲の湖/Cloudcrest Lake(CK)》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds(SK)》
2《平地/Plains》
3《島/Island》
4《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》
4《友なる石/Fellwar Stone(9E)》
4《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》
4《手練/Sleight of Hand(9E)》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths(CK)》
4《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《押収/Confiscate(9E)》
3《神の怒り/Wrath of God(9D)》
2《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
2《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
Sideboard
4《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《沸き立つ海/Boiling Seas(9E)》
3《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
2《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
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