MOドラフト。

2005年12月20日
今日はカーネルとMOでドラフト。

ラブニカは《化膿/Putrefy(RA)》から決め打ち気味にゴルガリでピックしたらかみ合って2−0−1。
2戦目の相手がマリガン地獄にハマって1ゲーム目は始める前に投了されたw

9版は《炎の波/Flame Wave(9E)》ピックしたんで赤行きたかったけど、全く流れてこないので青緑で3−0。
最終戦は《神の怒り/Wrath of God(9E)》を2回撃たれたりしながらも勝ち。

どっちのドラフトもタッチしたがるカーネルを説得して純正にさせた。
神河の時はタッチ否定派になってくれてたのに、ラブニカの影響か、すぐにタッチしようと言い出すように(;´Д`)
まあ、多少意見が違う方がオモロイのでww
スタンはボロスで2−2でおつ。

久々にドラフトしたら神のボロスが出来て3−0。
あまりにキモいんで記念に。

2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
8《山/Mountain》
7《平地/Plains》

1《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
1《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》
2《雷楽のラッパ吹き/Thundersong Trumpeter(RA)》
1《火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice(RA)》
1《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》
5《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
1《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》
1《ウォジェクの燃えさし魔道士/Wojek Embermage(RA)》
1《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper(RA)》
1《爆撃グリフィン/Divebomber Griffin(RA)》
1《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon(RA)》

2《焦熱の結末/Fiery Conclusion(RA)》
1《ウォジェクの号笛/Wojek Siren(RA)》
1《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》
1《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
1《緊急徴兵/Flash Conscription(RA)》
1《恐慌の扇動/Incite Hysteria(RA)》

5枚はキモい。

《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》げと。
http://diarynote.jp/d/62655/20051209.html

Pro Tour Los Angelesの決勝での1コマ。

書き方上手いなーwマジオモロイww

MO

2005年12月12日
ぐらいでしかマジック出来ない環境になりつつありますが(;´Д`)

MOのDeckediterで全カードってヤツを選ぶと、ホントにαからRavnicaまでの全カードが出るんですが、もうプログラム自体は完成してるんですかね?
…は今回も開催されず。

寒いし遠いのでそろそろオレも行くの止めようかと思ったり。

MOでDark CALを見ました。
かなり良さそうですね。デッキの半分近くが土地で、スペルの内訳も、
1マナ…9枚
2マナ…14枚
3マナ…9枚
と、かなり軽量にシフトしてあるので、《闇の腹心/Dark Confidant(RA)》が詐欺くさい動き。
ハンデスも大量に積めるので、カウンターデッキには負けないと言うのもうなずけますね。
唯一メインで厳しいのはScepter Chantぐらいでしょうか?
それでも《独房監禁/Solitary Confinement(JU)》が張れれば《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PS)》ハメは防げるし。
発掘と絡むシナジーも散見されるので、よさげなデッキですね。
動き見るまでは強そうに見えなかったんですけどね(;´Д`)

まあ、何が言いたいかといえば、「エクテンの練習がしたい」ってヤツです。
正直全く練習せずに高知のPTQ行くのはアホくさい。

世界選手権。

2005年12月4日
Video Coverageって日本語版無いのか…(;´Д`)

とりあえず2時間×3コぐらいある英語版を1週間ぐらいかけて見ます。

某所で見た興味深い電波。

《サファイアのヒル/Sapphire Leech(IN)》が場に出ている状態で、《常在精神/Evermind(SK)》のマナコストは増えるの?

《常在精神/Evermind(SK)》はプレイできないので、
プレイする時点でマナコストが増える《サファイアのヒル/Sapphire Leech(IN)》との相互作用は無しでFA?

追記
やっぱり増えないポイ。《三なる宝球/Trinisphere(DS)》で既出問題だったみたい。
Finals:土居内 康弘 vs. 本多 祐季

エンチャント対火力。
四国最強に選ばれるのはどちらか?

Game 1

土居内の先攻で、四国の最強を決める戦いがスタート。

《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》とゴブリンデッキらしい動きをする土居内、
一方本田は《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》で未来を占うのみ。

3ターン目にようやくブロッカーとして《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》を出すも、
《凍らし/Frostling(BK)》キャスト→起動で役目は半分しか果たせず墓地へ。
そして《血染めの月/Blood Moon(9E)》を置く土居内。
これは環境的にはかなり強烈なメタカードではないだろうか。
《平地/Plains》
《森/Forest》
《山/Mountain》
《山》
《山》
へとマナベースが変化した本多は、思うように動きが取れない。
ライフが7の状態でターンを渡す。

《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》が《ゴブリンの略奪者》を無力化するが、
2体目の《ゴブリンの略奪者》が召喚され、
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》が本多のライフをさらに減らす。

本田は再び《信仰の足枷》を張るが、他のゴブリンが本多のライフを再び削る。
《神の怒り/Wrath of God(9E)》を撃たない限り、いくら回復しても解決策にはならない。

《回収/Reclaim(9E)》で《桜族の長老》を積み、
《師範の占い独楽)》で新たな3枚を見るも、回答は見つからず、本多は投了した。

Game 2

土居内がマリガンスタート。

《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》から、
3ターン目に《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》を張る本多。
この伝説のエンチャントは赤単である土井内に対しては強烈なプレッシャーになる。

一方土居内は、《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》と展開するも、本殿の前に厳しい表情。

本多が《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》を召喚すれば、
《黒焦げ/Char(RA)》で即応。《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》は
《ショック/Shock(9E)》《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》で焼きながら、
土居内のゴブリンたちが、先の見えないライフをけなげに削る。
そして、《血染めの月/Blood Moon(9E)》を張るが、
山になったのは《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》のみで、
少しガッカリした顔の土居内。

ここで、本多が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。

《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
《回収/Reclaim(9E)》
《曇り鏡のメロク》
《ロクソドンの教主》

上2枚が墓地へ、下が手札へと贈られる。

再び出現する《ロクソドンの教主》が本多のライフを癒す。
土居内は《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を出して配下が山を渡って行き、
本多のライフが12まで減少。除去を引けずに山を渡られ続ける本多は覚悟を決めて、
《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送り出す。

本多のライフが5になり、みなが注目する土居内のプレイする呪文は…

《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》!
《ショック/Shock(9E)》!!

見事に火力を引き込んだ土井内が、赤き竜に変化した本多を焼き尽くして優勝!

土居内康弘

Main Deck

1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
20《山/Mountain》

4《凍らし/Frostling(BK)》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
4《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
4《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》
3《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》

4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《血染めの月/Blood Moon(9E)》

Sideboard

4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
1《尖塔の源獣/Genju of the Spires(BK)》

本多祐季

Main Deck

3《低木林地/Brushland(9E)》
3《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《湿った墓/Watery Grave(RA)》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
1《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《平地/Plains》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》

4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》

4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《遥か見/Farseek(RA)》
2《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
1《押収/Confiscate(9E)》
1《喚起/Recollect(RA)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》
1《回収/Reclaim(9E)》

Sideboard

3《鼠の短牙/Nezumi Shortfang(CK)》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
2《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
1《帰化/Naturalize(9E)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
Semifinals:本多 祐季 vs. 篠原 直之 

本多は《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をフィーチャーした、珍しいタイプの歴伝デッキ。
一方篠原は最近の勝ち組であるセレズニアビートダウンである。

Game 1

篠原の先攻で開始した準決勝。

《番狼/Watchwolf(RA)》スタートの篠原。
2ターン目のクロックとしては最上のクリーチャーである。
本田は《遥か見/Farseek(RA)》を撃ち、マナを拡張しつつプランを練る。
さらに追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出し、
白緑らしいサイズのクリーチャーを並べる。
そんな篠原に負けじと本多も《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》を詠唱。

《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
《神の怒り/Wrath of God(9E)》
《回収/Reclaim(9E)》

と提示し、上の2枚が手札に。

さらに本田は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》を出し、
《喚起/Recollect(RAV)》で《神の怒り》を回収。
《桜族の長老》は《ロクソドンの教主》をブロックし、その短い人生を終えると共に、
次につながる土地を導く。

そして、満を持して《神の怒り》。場が一掃される。
エンドに篠原は《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》
をサーチ

そして《ロクソドンの教主》《極楽鳥》と並べる。
しかし本多は再び《神の怒り》を放つ。
盤面に再び静寂が訪れた。

土地が5枚しかなく動けない篠原は苦しそうな表情でエンド。

そして本田は《不朽の理想》から《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に。
お互いの手札が公開される。

本多の手札は
《信仰の足枷》
土地2

篠原は
《明けの星、陽星》×2
《貪る光/Devouring Light(RA)》

篠原のドローは《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》で、
小考ののちに本多がライフを支払う。
そして返ってきたターンで《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に導く。
篠原は打開策が無いため投了。

Game 2

先手篠原、《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》でスタート。
本田は《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CHK)》で豊穣なマナベースを構築しにかかる。
そして篠原はやはり《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を追加する。

《神の怒り/Wrath of God(9E)》がないのか、
本田はため息をつきながら土地をならべてエンド。
そして篠原のクリーチャーに殴られつつも《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》

《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
《回収/Reclaim(9E)》
《神の怒り》

先ほど同じく上2枚が手札に入り、永遠の呪文が詠唱される手はずが整う。
本多が《信仰の足枷》を《ロクソドンの教主》に張ろうとするが、
篠原にスタックでサクられる。
ライフゲインが出来ず少しガッカリな本多、
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を置いてエンドを宣言。

篠原は《セレズニアのギルド魔道士》で殴りターンを渡す。
本田は《不朽の理想》を唱えるかと思われたが、篠原の目の前に現れたのは…
《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》!

殴るのが困難になった篠原は、攻め方を変えようと、
《道化の帽子/Jester’s Cap(9E)》を出し、即起動。
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
《押収/Confiscate(9E)》
の3枚がライブラリーから失われた。

キーカードをピンポイントで抜かれ、厳しそうな本多。
《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》を張り、
篠原の手札にプレッシャーをかけつつ、《遥か見/Farseek(RA)》で
ライブラリーの上を新鮮な3枚に。

返しで篠原は《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》を魂力(X=4)
本多の残り少ない勝ち手段である《曇り鏡のメロク》が墓地に落ちる。

本多のアップキープに《夜陰の本殿》の効果で、《ロクソドンの教主》が捨てられる。
さらに《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》を張り、
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》を場に。

篠原はトークンと共に殴り、ライフを4まで減らすが、その4点が遠い。
更なるダメージソースを展開するしかない篠原は、
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》を出してエンド。

本多のアップキープに、
《輝く群れ/Shining Shoal(BK)》
《セレズニアのギルド魔道士》が捨てられ、ライフが8に戻る。
そして、ようやく現れた白き龍を《神の怒り》が破壊する。

クリーチャーのいなくなった篠原は、《帰化/Naturalize(9E)》で《浄火の本殿》を破壊。
更なるライフの増加を食い止めると共に、
《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RAV)》からトークンを産み出す。

《明けの星、陽星》が墓地に行った事によって、
《山/Mountain》と《沼/Swamp》以外を寝かされた本多は動けないのでエンド。
しかし、次のターンに《信仰の足枷》で《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》を
封じて、篠原のクリーチャーが増えるのを許さない。

篠原が《セレズニアのギルド魔道士》を追加すると、
本多が2枚目の《けちな贈り物》をキャスト。

《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》
《曇り鏡のメロク》
《喚起/Recollect(RA)》

上の2枚を入手し、何とかエンドカードを確保。
そして、《激憤の本殿》を張り、《不朽の理想》を撃つ。
《信仰の足枷》
《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SOK)》
とサーチしてくると、もはやライブラリーにエンチャントの無い本多は
《師範の占い独楽》を起動してはエンドをくり返す。

一方、《精神の檻、迷心》が場に現れ、
クリーチャーでライフを削るのはほぼ不可能になった篠原は、
本多の唯一のエンドカードである《激憤の本殿》を破壊するカードを求めてドローするが…

無念、篠原の望みは叶わず。

本多が土井内の待つ決勝へ駒を進めた。

本多祐季

Main Deck

3《低木林地/Brushland(9E)》
3《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《湿った墓/Watery Grave(RA)》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
1《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《平地/Plains》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》

4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》

4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
3《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
2《遥か見/Farseek(RA)》
2《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
1《押収/Confiscate(9E)》
1《喚起/Recollect(RA)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《夜陰の本殿/Honden of Night’s Reach(CK)》
1《回収/Reclaim(9E)》

Sideboard

3《鼠の短牙/Nezumi Shortfang(CK)》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
2《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(9E)》
1《帰化/Naturalize(9E)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《化膿/Putrefy(RA)》

篠原直之

Main Deck

4《寺院の庭/Temple Garden(RA)》
4《低木林地/Brushland(9E)》
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree(RA)》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CK)》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers(CK)》
4《平地/Plains》
7《森/Forest》

4《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》
4《番狼/Watchwolf(RA)》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》
4《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
3《中の樹の木霊/Kodama of the Center Tree(BK)》
3《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star(CK)》

4《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》
4《輝く群れ/Shining Shoal(BK)》
3《貪る光/Devouring Light(RA)》
2《帰化/Naturalize(9E)》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》

Sideboard

4《神の怒り/Wrath of God(9E)》
2《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》
2《道化の帽子/Jester’s Cap(9E)》
2《香杉の源獣/Genju of the Cedars(BK)》
2《一掃/Scour(BK)》
1《貪る光/Devouring Light(RA)》
1《木っ端みじん/Splinter(BK)》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》
Semifinals:河野 準也 vs. 土井内 康弘 

Game 1

河野の先攻でゲームは開幕。

《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》を2体並べてビートダウンする土居内に、
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》を2発打ち込む河野。
相手のライフを先に削るのはスペルか?パーマネントか?

3ターン目に《血染めの月/Blood Moon(9E)》を張る土居内。
マナベースが
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
《山/Mountain》
の河野には致命的なカードになりかねない。
しかし、河野は力強く《平地/Plains》をセット。
この辺りはさすがに予選ラウンドを勝ち抜いてきたプレイヤーだ。

土居内は《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を出し、2体のゴブリンを強化して殴り、
河野の火力を誘う。しかし、河野は小考の末に何もせずにゴブリンたちをスルー。
手札には《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》が2枚あるのだが…

土井内も訝しげな表情で、戦闘後にエンドを宣言。
皆の注目の中、ターンが返って来た河野のプレイは、
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》(連携《氷河の光線》×2)という凄まじいもの。
これには全員が呆れ顔である。

《ゴブリンの王》を焼かれた土居内は、サイズの縮んだゴブリンたちで殴りながら
《ショック/Shock(9E)》を2連発することしか出来ない。
河野は《氷河の光線》(連携《氷河の光線》)でライフを削った後、
慎重に土井内のアップキープに、《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
《氷河の光線》と、キャスト。

河野の連繋祭りの前に、土居内焼殺。
Game 1はスペルの勝利。

Game 2

土居内ダブルマリガン、河野マリガンでスタート。

先攻の土居内は《凍らし/Frostling(BK)》からスタートするが、手札はもはや3枚である。
しかし、2ターン目にはバーンには致命的なカードである
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》をテーブルに。

河野は《凍らし》を《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》で始末するも、
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》を出した後は大きな動きは無い。

土井内が《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を追加し、伝説の装備品をまとわせても
やはり河野に動きは無い。

《梅澤の十手》が《ゴブリンの王》を強化し、
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》が追加されると…

河野投了。

慌ててサイドから《真髄の針/Pithing Needle(SK)》を入れて3ゲーム目に。

Game 3

河野はサイドインした《真髄の針/Pithing Needle(SK)》を1ターン目に置き、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を指定する。
一方土井内は、《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》からスタート。

お互いに《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》と撃ち合うが、
パーマネントの無い分、河野が不利である。
…実は土居内は《梅澤の十手》を引いており、
《真髄の針》は立派に役目を果たしているのだが。

《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置いた河野は、
出来ればこの伝説の土地を活かせる試合運びにしたいところではあるのだが、
お互いにバーン系である以上、劇的な活躍を望むのは難しいか。

土井内はさらに《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》を追加し、
ゴブリンを強化しようと試みるが、河野から《ショック/Shock(9E)》が飛び、
《ゴブリンの王》は退場。
しかし河野はそれ以降、《海の中心、御心》を起動することしかしない。
いや、出来ないのか。

《海の中心、御心》のおかげで手札の減らない土井内は、
《火山の鎚》《血の手の炎》《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
と順番にキャスト。あっというまに河野のライフは0に。

後で河野の手札を除くと、そこには本体用の火力が撃ちきれずに残っていた。
少し本体を狙いすぎでは…?

河野準也

Main Deck

4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
4《平地/Plains》
9《山/Mountain》

4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》

4《黒焦げ/Char(RA)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
3《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu’s Second Rite(SK)》
2《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》

Sideboard

4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
4《平地/Plains》
3《真髄の針/Pithing Needle(SK)》

土居内康弘

Main Deck

1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
20《山/Mountain》

4《凍らし/Frostling(BK)》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RA)》
4《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9E)》
4《ゴブリンの王/Goblin King(9E)》
3《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》

4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《黒焦げ/Char(RA)》
3《血染めの月/Blood Moon(9E)》

Sideboard

4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
1《尖塔の源獣/Genju of the Spires(BK)》
Quaterfinals:河野 準也 vs. 岩井 剛士 

Game 1

先攻は河野、岩井のマリガンを経て開始。

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》と、順調に並べている岩井だが、河野は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》(連携《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》)
と、既に焼殺モード。3ターン目にして岩井のライフは12である。

《師範の占い独楽》の2枚目を出し、
《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》を警戒しつつ手札を整理。
河野は《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置き、息切れを防ごうとする。
全体的にスペルの重いけちコンとバーンでは、カード1枚に対する価値がかなり違う。
《仇麻呂の凝視》とのシナジーも見逃せない。

必死に《師範の占い独楽》で未来を占う岩井。だが、その未来は明るくなさそうだ。
《海の中心、御心》を起動しつつ、《ショック/Shock(9E)》を打ち込んだ河野に対し、
岩井はデッキ名でもある《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。

《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》
《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
《海の中心、御心》

を河野の前に提示した。

下の2枚が墓地、上が岩井の手札に。

そして、《夜の星、黒瘴》を場に送り出す。
エンドに《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》を打ち込む河野。
ライフの少ない岩井は、ライフゲイン出来るうちにと、
スタックで、
《不快な群れ》(リムーブは《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》)
を《夜の星、黒瘴》に。

河野はメインでは動かず、エンドを宣言。手札に火力を満載しているようである。
岩井は有効なカードがあまり無いのか、《夜の星、黒瘴》の2体目を出すにとどまる。
エンドを宣言すると、《海の中心、御心》を起動して《血の手の炎》で岩井を焼く。
そして《溶岩の撃ち込み》(連繋《氷河の光線》)が岩井のライフを0に。

岩井焼殺。

Game 2

苦悶の表情でキープを宣言する岩井。
厳しい表情で《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を出して土地を探しにいく。
一方河野は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》と順調に回る。
バーンの河野はサイドからクリーチャーを投入するオフェンシブサイドボードのようだ。

《今田家の猟犬、勇丸》は《化膿/Putrefy(RA)》され、クロックを外した岩井は
土地を求めて《師範の占い独楽》を起動する。

河野は後続のクリーチャーは引かないようだが、《黒焦げ/Char(RA)》
《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》とキャストし、岩井のライフを順調に削る。

ここで岩井、《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》から、自らの命を永らえさせようと、

《花の神/Hana Kami(CK)》
《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
《死の否定/Death Denied(SK)》
《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》

の4枚を提示。

上2枚が墓地に、下が岩井に贈られることとなる。

岩井が《悪夢の虚空》で河野の手札を攻めると、
スタックで《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》をキャストした河野は

《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》
《火山の鎚》
《稲妻のらせん》
と公開し、《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》が墓地に。

現在土地が4枚の河野は、土地を引けば岩井のライフを削りきれるのだが…

河野、無事に土地を引き、岩井を倒して準決勝へ。

河野準也

Main Deck

4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RA)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
4《平地/Plains》
9《山/Mountain》

4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》

4《黒焦げ/Char(RA)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》
4《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
4《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CK)》
4《氷河の光線/Glacial Ray(CK)》
3《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu’s Second Rite(SK)》
2《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro(SK)》

Sideboard

4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
4《平地/Plains》
3《真髄の針/Pithing Needle(SK)》

岩井 剛士

Main Deck

3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
3《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
1《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》
1《島/Island》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》

4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
3《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》
1《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
1《花の神/Hana Kami(CK)》
1《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CK)》

4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
2《化膿/Putrefy(RA)》
1《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
1《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
1《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
1《摩滅/Wear Away(CK)》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《死の否定/Death Denied(SK)》
1《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》

Sideboard

2《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
2《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
2《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
2《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
1《闇への流刑/Exile into Darkness(SK)》
1《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《活力の波動/Vital Surge(BK)》
1《奪取する蔦/Rending Vines(SK)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
Round 7:樋口 和稔 vs. Stoyan Mihaylov

決勝ラウンド入りを賭けた対決を制するのはどちらか?
Stoyanが火力のないデッキなので、暦伝デッキの樋口が少し有利か。

Game 1

Stoyanが先攻でゲームは開始する。

《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》から《手練/Sleight of Hand(9E)》で
早くもカードをかき集める樋口。
Stoyanは2ターン目にもアクションはない。デッキは白緑のようなのだが…。
対照的に樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを加速する好調な回り。

Stoyanは3ターン目にようやく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》を出すが、
あまりいい展開とは言えないようだ。
ここで樋口、《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》を出し、
《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》を戻す。
地味なシナジーを重視する樋口らしいプレイだ。

Stoyanは更に追加で《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》を出すが、
樋口に《神の怒り/Wrath of God(9E)》で一掃され、なかなかライフを減らせない。
追加のクリーチャーが無いのか、《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を置いただけでエンド。
ここまで動きがないと逆に不気味ではある。
樋口も嫌な予感がするのか、慎重にプレイを進める。

すると、エンドにStoyanが《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》をキャスト。

《日光女/Nikko-Onna(SK)》
《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》
《ロクソドンの教主》
と、積む。《日光女》が混じっているのを見て樋口は苦い顔だ。

ターンが返って来たStoyanは《ウッド・エルフ》を出し、マナを伸ばす。しかし、
せっかく積んだクリーチャー達がシャッフルされてしまうのだが、いいのだろうか…?

返しで樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を出す。
ちなみに手札は5枚である。
クリーチャーをシャットアウトされたStoyanは、《ラノワールのエルフ》
《制圧の輝き/Glare of Subdual(RA)》を追加し、エンチャント破壊を引いたときに備えるが、
樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》を詠唱し、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》を場に導く。

樋口の手札は
土地
《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》2枚
《押収/Confiscate(9E)》

Stoyanの手札は
《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》

お互いの手札が公開され、
やはりStoyanの手札にエンチャント破壊がないのが確認される。
そのまま予定調和的に《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》でStoyanが焼殺。

Game 2

お互い1マリガンで開始。

《寺院の庭/Temple Garden(RA)》を横向きに置いたスタートのStoyan。
樋口は《手練/Sleight of Hand(9E)》を撃つも、ため息をつきつつエンド
Stoyanはやはり動きがない。少しコントロールっぽいデッキなのだろうか?

次のアクションは樋口の《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》で、
暦伝を撃つ為に必要なパーツを探しつつ、
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》を捨てる。
樋口がエンドを宣言したところで初めてStoyanが動く。
先ほども見せた《夜明けの集会/Congregation at Dawn(RA)》だ。
《日光女/Nikko-Onna(SK)》2枚と《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》
とサーチ。対エンチャントシフトを敷く。

そしてStoyanは《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RV)》を出してプレッシャーをかける。
樋口は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》を2枚並べることしか出来ない。

1回殴られた後、樋口は《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》を張る。
既に2枚のエンチャントは破壊される予定なので、
まずはこれを破壊してもらおうという算段か。
ここでStoyanがスタックで《ボロスの印鑑》を《火花の結実/Seed Spark(RA)》で割る。
《精神の檻、迷心》が割られると思った樋口は冷や汗ものである。

《日光女》が《精神の檻、迷心》を破壊して、
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》がアタック。

ここで樋口の《神の怒り/Wrath of God(9E)》が《日光女》もろともリセット。
《日光女》の再利用を防ぐ。

Stoyanは《ウッド・エルフ/Wood Elves(9E)》をプレイ。ここでのクロックとしては少し弱いか。
しかし、ここで《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CK)》を出してしまうと
プランが崩れるので仕方ない。

樋口は《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》を場に送る。
これも破壊されるのであるが、樋口の中では織り込み済みである。

やはり《日光女》がプレイされ、《ドラゴン変化》が破壊される。
《ウッド・エルフ》に殴られ、樋口のライフが4になるが、再び《神の怒り》で場を一掃する。
《日光女》を再利用させない、上手いタイミングまで引き付けている。

Stoyanは《北の樹の木霊Stoyan》を場に送る。
一応樋口のライフは4なので、何も無ければStoyanの勝ちなのだが…

樋口は2枚目の《ドラゴン変化》を場に。ライフが5に戻る。
この《ドラゴン変化》は無事場に残るのだろうか?

Stoyanは《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(9E)》で《ボロスの印鑑》を割り、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》を出す事しか出来ない。
やはりエンチャント破壊は既に使い切ったようだ。

仕上げとばかり、樋口は《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》をキャストして、
《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》をサーチ。
Stoyanのドローを止めると、そのままStoyanのライフが0に。

樋口和稔

Main Deck

4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(9E)》
3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(9E)》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RA)》
1《頂雲の湖/Cloudcrest Lake(CK)》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge(CK)》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds(SK)》
2《平地/Plains》
3《島/Island》

4《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》
4《友なる石/Fellwar Stone(9E)》
4《煮えたぎる歌/Seething Song(9E)》
4《手練/Sleight of Hand(9E)》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths(CK)》
4《不朽の理想/Enduring Ideal(SK)》
3《押収/Confiscate(9E)》
3《神の怒り/Wrath of God(9D)》
2《ドラゴン変化/Form of the Dragon(9E)》
2《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
1《精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage(SK)》
1《象牙の仮面/Ivory Mask(9E)》
1《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding(9E)》

Sideboard

4《マナ漏出/Mana Leak(9E)》
3《沸き立つ海/Boiling Seas(9E)》
3《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CK)》
2《疑念の影/Shadow of Doubt(RA)》
1《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire(CK)》
1《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage(CK)》
1《神の怒り/Wrath of God(9E)》
Round 6:土居内 康弘 vs. 新谷 暢英

Game 1

先攻土居内のマリガンを経て、ゲームは開始。

《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》からスタートする新谷、
一方、先攻の土居内は…土地が1枚で止まる。

《雷楽のラッパ吹き/Thundersong Trumpeter(RA)》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》と追加し、快調に殴る新谷。
一方土居内は・・・とうとうディスカードにまで追い込まれる。
(《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》を捨てる)

土居内、次のターンにようやく2枚目の山を引くが、既に手遅れな感が。
とりあえず、《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage(RA)》を出してみるものの…

返しの新谷のアタックで《正義の再興/Rally the Righteous(RA)》を使われて、
ライフが0に。

土居内無念の事故負け

Game 2

土居内はキープするが、少し厳しそうな表情だ。しかし、《急使の鷹/Courier Hawk(RA)》
《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RA)》
《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》と展開し、
さっきのお返しとばかりに新谷を攻め立てる。厳しそうな表情はブラフ?

さて、新谷の展開はと言うと…《山/Mountain》が1枚しかなく、まったく展開できない。
《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield(RA)》で時間を稼ぎ、
何とか引いた2枚目の《山》から《ヴィーアシーノの牙尾》を出してみるも、
土居内の《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RA)》で無力化され、ゲームセット。

事故事故であっという間に3ゲーム目へ

Game 3

土居内が《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》
《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage(RA)》と出せば、
新谷も《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》で答える展開…のはずが、
またも事故の新谷。土地が2枚で止まる…。
このマッチでは、先攻は事故ってばかりである。

そんな新谷を尻目に土居内は《ボロスの印鑑/Boros Signet(RA)》でマナを伸ばしつつ、
新谷を攻め立てる。
そして、起死回生とばかりに新谷がプレイした《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》には、
狙い澄ました《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》で即応。
《古参兵の武具師》すら失ってしまった新谷は踏んだり蹴ったりである。

土居内はさらに《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》を召喚し、
次のターンにも《ヴィーアシーノの牙尾》を追加、《ボロスのギルド魔道士》によって
ヘイストアタック!!

《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield(RA)》で時間を稼ぐも、そのまま新谷死亡。

Round 5:岩井 剛士 vs. 本多 祐季

Game 1

先攻は岩井だが、土地以外のパーマネントを先に場に送り出したのは本多。
《エルフの空掃き/Elvish Skysweeper(RA)》《巨石の罠/Cyclopean Snare(RA)》と展開する。
ボロスの岩井に対しては序盤のクリーチャーは貴重だが、
守りに適したカードではないのが不安要素か。
一方、岩井は《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》
《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》とマナカーブに即した展開で、
Borosの本領発揮といった感じだ。

《巨石の罠》で《売剣の粗暴者》がタップされるが、かまわず殴る岩井、
戦闘後に《売剣の粗暴者》の2体目を追加し、クロックを緩めない。

本多は《ごみ引きずり/Junktroller(RA)》を出し《野良剣歯猫》への回答を手に入れた。
しかし、アタックしてもクリーチャーを失うわけではないので、
岩井は《野良剣歯猫》の能力を起動してフルアタック。
更に《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》を追加する。

本多は動けないのかエンドを宣言。しかしその目は何かを狙っているようである。

岩井は再び《野良剣歯猫》起動からフルアタックを宣言。
本多は《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》で迎え撃ち、《エルフの空掃き》と共に
《売剣の粗暴者》らと相打ちを取ろうとするが、
そこに突き刺さるのは岩井の《照らす光/Bathe in Light(RA)》(指定は緑)
ブロッカーを失った本多は《巨石の罠》を出すことしか出来ない。

そのまま岩井が本多のライフを削りきった。

Game 2

《巨石の罠/Cyclopean Snare(RA)》《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard(RA)》
と展開する本多。ライフゲインは岩井のデッキ相手では貴重である。

《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》が初動の岩井は少し厳しく、
その《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》すらも、《化膿/Putrefy(RA)》されて
逆に殴られる始末である。

《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》を追加し、
《軍の要塞、サンホーム/Sunhome, Fortress of the Legion(RA)》で
密かにプレッシャーをかけるが、赤マナの足りないこの状況では脅威にはならない。

本多は《ケンタウルスの護衛兵》で殴った後、《死足虫/Mortipede(RA)》を追加するが、これは岩井の《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で除去される。

《ケンタウルスの護衛兵》を《売剣の粗暴者》でブロックし、《軍の要塞、サンホーム》で
二段攻撃をつけるが、《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》をプレイされ、
《売剣の粗暴者》が墓地に。ふたたび《売剣の粗暴者》を出す岩井だが、
この状況を打開するのは頼りないクリーチャーだ。そして、2枚目の山が遠い。

一方本田は《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
《占い棒使いのシャーマン/Dowsing Shaman(RA)》と追加し、ひたすら殴る。
岩井も《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin(RA)》を追加し、《戦松明のゴブリン》で
《ケンタウルスの護衛兵》を、《売剣の粗暴者》で《占い棒使いのシャーマン》をブロック。
《照らす光/Bathe in Light(RA)》でライフを守りつつ場を均衡に持っていこうと動く。

しかし、またも本多の《ゴルゴンの凝視》が突き刺さり、
《戦松明のゴブリン》だけが墓地に送られる。このタイミングで2枚目は厳しい。

ようやく2枚目の山を引き、《野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat(RA)》を出す岩井だが、
《巨石の罠》で寝かされてフルアタックされてしまう。
《売剣の粗暴者》が《ケンタウルスの護衛兵》をブロックするも、
《かき集める勇気/Gather Courage(RA)》が飛んできて場が崩壊した岩井は投了。

Game 3

岩井ダブルマリガン、本多マリガンと、お互いマリガンだが、
Borosの岩井がダブルマリガンなのはかなり厳しいのでは。

それでも《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RA)》と、一応の展開を見せる岩井だが、本多も《化膿/Putrefy(RA)》で《夜番の巡回兵》を殺し、
《よろめく殻/Shambling Shell(RA)》を場に送る。

さらに本多は《叫び回るバンシー/Keening Banshee(RA)》を召喚し、
岩井のクリーチャーを一掃しようとするが、《照らす光/Bathe in Light(RA)》を合わされ、
逆に自分の《よろめく殻》を墓地に送ることに。

岩井は果敢にも《正義の再興/Rally the Righteous(RA)》を
《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade(RA)》に使い、6点を削る。
更に《緊急徴兵/Flash Conscription(RA)》で本多の《叫び回るバンシー》を奪い、
勝負を決めようとするが、《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》からチャンプされ、
思うようにダメージが入らない。

本多は《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RA)》を揃え、ライフゲインエンジンを構築。
岩井も《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute(RA)》を追加し、
《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で本多のライフを狙うが、
ライフゲインエンジンを構築した本多の前に投了。

Round 4:河野 準也 vs. 本多 祐季

河野は日夜MOで研鑽を積み、リミテッド環境を愛好するプレイヤーである。
一方、本多は練習時間が十分に取れないようで、
デッキも満足の行く出来ではないようである。

Game 1

河野の先攻でゲームはスタート。

河野は《光と成す者/Transluminant(RA)》から《ディミーアの印鑑/Dimir Signet(RA)》で
マナを整備しつつ、《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight(RA)》となかなかのスタート。
特筆すべきは土地が
《森/Forest》
《山/Mountain》
《平地/Plains》
と置かれており、先ほど出した印鑑と合わせると、5色全て供給出来るのである。
流石は愛媛の誇るレインボーマジックプレイヤーである。

一方本多は、《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RA)》からのスタート。
河野と違って派手な動きは無いが、油断は禁物である。

河野は《屋根伝いのワイト》に飛行を付けてアタックした後、
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を追加してエンドを宣言。
リミテッドでのこのクリーチャーの支配力は絶大であり、本多たまらず
《叫び回るバンシー/Keening Banshee(RA)》で《セレズニアのギルド魔道士》を殺す。

河野の《屋根伝いのワイト》が再び飛んでアタック。本多のブロックは無し。
本多は《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》を
自陣に加えてターンを終える。
現時点では脅威ではないが、試合が長引くと恐ろしいサイズになる可能性がある。

《屋根伝いのワイト》が三度宙を舞うが、今度は《叫び回るバンシー》にブロックされ、
《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》で一方的に墓地に落ちる。
河野はめげずに2体目の《屋根伝いのワイト》を場に送る。

しかし《叫び回るバンシー》が攻勢に回り、《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RA)》
が現れると、逆に河野がクロックをかけられた状態に。

待っていてもジリ貧になる河野は、《光と成す者》と《屋根伝いのワイト》でアタック。
《光と成す者》が《ゴルガリの茶鱗》にブロックされ、トークンにその姿を変える。
そして河野の手札から放たれた《暗黒破/Darkblast(RA)》が《ゴルガリの茶鱗》も墓地へ。
ダメージスタック前に撃つべきだったのでは?とも思うが…。

本多は《ゴルガリの茶鱗》を発掘し、序盤に失ったライフを回復する。
回避持ち2体が殴り、《ゴルガリの茶鱗》が再び現れて地上を固める。

河野も少しでも本多のライフを削ろうと殴り返し、
《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug(RA)》を出す。
この場面では少々心細いクリーチャーだが、その回収能力に期待したいところだ。

河野のエンドに本多は《ディミーア家の護衛》の能力で、
《ゴルガリの茶鱗》をサクってメインで発掘。
《安息の無い墓、スヴォグトース》を成長させつつ2点ゲインは出来るが、
少々疑問の残るプレイだ。(ちなみに落ちたのは《沼/Swamp》×2)
そして《ゴルガリの茶鱗》を出してエンド。

本多のアタックにより、《ゴルガリの凶漢》が《ディミーア家の護衛》をチャンプして墓地へ。
《ゴルガリの凶漢》の能力が誘発するが、河野はテキストを勘違いしていたのか、
《ゴルガリの凶漢》を手札へ戻してしまい、
「そんな強いカードじゃないよ」とギャラリーからもツッコミが入る。
河野は少し恥ずかしそうな笑みを浮かべて《ゴルガリの凶漢》をトップへ置く。

本多が《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard(RA)》を出してエンドすると、
プランがまとまったのか、手札が充実してきたのかは分からないが、河野が大きく動く。
まずは、《叫び回るバンシー》を《腹わた抜き/Disembowel(RA)》で破壊し、
続けて発掘した《暗黒破》で《ケンタウルスの護衛兵》を墓地に送る。
そして《金切り声のグリフィン/Screeching Griffin(RA)》を追加して、
再び空から攻める形に持って行こうとする。

しかし、《安息の無い墓、スヴォグトース》を起動して殴られると、
ライフの少ない河野は《金切り声のグリフィン》でチャンプせざるを得ない。

《ゴルガリの凶漢》で《ディミーア家の護衛》をチャンプブロックし、
《安息の無い墓、スヴォグトース》は《腹わた抜き》で破壊するが、
手札もライフも尽きてしまい、河野の抵抗はここまでとなった。

Game 2

河野先攻

河野は《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel(RA)》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RA)》と並べるが、
本多の《化膿/Putrefy(RA)》によって、《セレズニアの福音者》は墓地に直行。

本多は《死足虫/Mortipede(RA)》を出し、システムクリーチャーの多い河野の展開を牽制。
河野は《腹わた抜き/Disembowel(RA)》で退けようとするが、
《ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon(RA)》でかわされてしまい、思うように展開できない。

そこへ本多が《包囲ワーム/Siege Wurm(RA)》を追加すると、
意を決したように《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を場に送る。
当然本多は《死足虫》で殴り、《セレズニアのギルド魔道士》との交換を要求。
河野はトークンを残しながらこれを了承した。
さらに本多は、《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RA)》を追加して、
河野の後続に備えつつ、空からも攻める構えだ。

ここで河野は《砂蒔き/Sandsower(RA)》をキャスト。
もう1ターン待てば、《セレズニアのギルド魔道士》も生き残り、
タップシステムを確立することも出来たのだが…
噛み合わないドローに、河野の表情にも焦りが見える。
とりあえず、《包囲ワーム》をタップしながら、《古参兵の武具師》で殴ると、
本多の《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RA)》が。
貴重なクリーチャーを、トークンと交換するハメになる。これは焦りが生んだ手痛いミスか?

仕方なく、河野は《急使の鷹/Courier Hawk(RA)》を出し、
クリーチャーの頭数を揃えて《砂蒔き》で場を制圧しようとする。
しかし、1:3のクリーチャー数を要求する《砂蒔き》では、全てをタップしきることは出来ず、
河野の守備陣をすり抜けたクリーチャー達が細かくダメージを刻む。

さらに本多は2枚目の《種のばら撒き》で数を稼ぎつつ、
《不死の断片/Strands of Undeath(RA)》(対象は《包囲ワーム》)と攻め立てる。
《不死の断片》は何とかスタックで《腹わた抜き》で《包囲ワーム》を破壊し、
そのまま押し切られるのは防ぐが、依然として河野は苦しい状況だ。

トークンの攻勢に耐え切れなくなった河野は《砂蒔き》でブロックするが、
そこに《かき集める勇気/Gather Courage(RA)》が飛び、タップシステムも崩壊。
その上《いかさま師の刃/Grifter’s Blade(RA)》を絡めた戦闘で、《急使の鷹》まで墓地へ。

《屋根伝いのワイト》や《感電の弧炎/Galvanic Arc(RA)》で必死に守る河野だが、
《よろめく殻/Shambling Shell(RA)》で《臭い草のインプ》を成長させ、巨大なフライヤーを
生み出した本多に押し切られる形で投了。

Round 3:柏原 元徳 vs. 瓜生 卓也

けちコン vs. バーンという相性の悪さを柏原は乗り越えられるのか?

Game 1

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》と
いいスタートを切る柏原に対し、エンドに《ショック/Shock(9E)》を打ち込みつつ、
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》を出す瓜生。
スタックで《桜族の長老》を起動するも、非常にイヤそうな表情の柏原。
しかも返しで《木霊の手の内》を撃たざるを得ない様で、ライフがみるみる減っていく。
この辺りの攻防は、正に「先攻ゲー」と言ったところか。

さらに瓜生は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》で猛追。柏原のライフをひたすら削る。
ここで柏原がついに《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を出し、
《罰する者、ゾーズー》への回答とするも、残ったライフはたったの7である。

ここで、瓜生は柏原の残り少ないライフを削り取ろうと豪快に土地をタップし、
《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon(RA)》を自陣に呼び出した。
手札が4枚しかない柏原は、騎士トークンが出るスタックで《初めて苦しんだもの、影麻呂》起動し、ダメージを軽減する事しか出来ず、ドラゴンに殴られてライフが5となる。
次のターンに、3体の騎士トークンで殴り返すが、以前としてドラゴンは上空に佇んでいる。
真紅の竜に対する回答を見つけられなかった柏原は、次のゲームに向かう事を選択した。

Game 2

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》を設置しつつ、
《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》でマナを伸ばしてドローを向上させるという、
けちコンのお手本の様な動きを行う柏原に対し、瓜生は《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
を叩き込みながら、やはり《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(CK)》という動き。
しかし、このゲームでは先攻なので、かなりのライフを残したまま、
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》につなげることが出来た
柏原にとっては、先ほどよりはずいぶんマシな未来が占えそうである。

ここで瓜生が《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》を置く。
この伝説の土地は勝敗に絡んでくるのだろうか?
《化膿/Putrefy(RA)》を《罰する者、ゾーズー》に撃ち、一気に攻勢に転ずる柏原。
攻め手が意外に多いのもけちの特徴か。
瓜生は《海の中心、御心》を起動するか悩むが、
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》でライフを削ること選択した。

ターンの返ってきた柏原は、《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》をキャスト。
《気楽な休止/Joyous Respite(CK)》
《花の神/Hana Kami(CK)》
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
と持ってくる。下の二つが手札に入り、いよいよ柏原が攻勢に移る時間に。

瓜生はエンドに《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》《黒焦げ/Char(RA)》と連打し、
メインに戻ると《突然の衝撃/Sudden Impact(9E)》をキャスト。
何も無ければ瓜生の勝ちなのだが…

そう上手く行かないのがマジック。《活力の波動/Vital Surge(BK)》で柏原のライフが3残る。

そして柏原のターン。《初めて苦しんだもの、影麻呂》が殴って瓜生のライフを5に落とし、
《喚起/Recollect(RA)》で《気楽な休止》を回収すると、そのままプレイ。
ライフを10に戻して、ほぼ安全圏に逃げ切った形になった。

ライフレースを逆転されてしまった瓜生は、
とりあえず《海の中心、御心》を起動してみるのだが…

決着は3ゲーム目に持ち越された。

Game 3

先攻の瓜生は非常に悩ましそうな手札をマリガン。これは正解だったようだ。

マリガン後の手札はまずまずなようで、《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》
《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BK)》と連打。
さりげなく《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》も置いており、
初動が《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》の柏原としては嫌な展開だ。

ドロー後に《突然の衝撃/Sudden Impact(9E)》も喰らい、もはやライフは風前の灯か。
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を出すも、
《ショック/Shock(9E)》《黒焦げ/Char(RA)》と喰らい、柏原は投了。

やはり相性差は覆らず。バーンの瓜生が3-0でドラフトに駒を進めた。
Round 2:岩井 剛士 vs. 中村達也

Game 1

勢いよくキープを宣言した中村に対し、マリガンスタートの岩井。
中村は《霊都の灯籠/Reito Lantern(CK)》をキャスト。デッキは何だ?
《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》で地道に土地を伸ばす岩井。
そして4ターン目に《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》で
この対戦で初めてのクリーチャーを場に送る。
中村は《幻の漂い/Drift of Phantasms(RA)》を変成して
《春の鼓動/Heartbeat of Spring(CK)》を持ってくる。
どうやら中村はコンボのようである

岩井の《初めて苦しんだもの、影麻呂》が中村に殴りかかり、強烈な一撃を見舞う。
その上《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》が場に追加される。
この伝説のクリーチャー達は、中村にあと2ターンの猶予しかないことを突きつける。
返しで再び《幻の漂い》を変成、《早摘み/Early Harvest(9E)》を持ってくる。
岩井は殴るのみでエンドを宣言。中村の墓地から《幻の漂い》を一応釣り上げる。

ここでコンボがスタート。6枚ある土地から、《春の鼓動》《早摘み》を撃ち、
《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RA)》を変成(サーチ《奇妙な収穫/Weird Harvest(9E)》)
再度《早摘み》を撃ち《奇妙な収穫》をX=6で
3《土着のワーム/Autochthon Wurm(RA)》
1《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf(CK)》
1《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot(RA)》
1《幻の漂い/Drift of Phantasms(RA)》と持ってくる。
《生網明神/Myojin of Life’s Web(CK)》をプレイして、上記の上5体を出して全員でアタック。

…しかし、ここで岩井の手札は12枚。場には《初めて苦しんだもの、影麻呂》が。
中村のクリーチャーは《土着のワーム》を残して壊滅し、戦闘ダメージは0である。
返しで《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》を2体出した岩井が勝利した。
《初めて苦しんだもの、影麻呂》はいつでも強い・・・のか?

Game 2

今度は微妙な表情でキープの中村。岩井も微妙な手札をキープしたようだが…。
岩井は《沼/Swamp》がなく、中村は《島/Island》がないようである。

ここで中村、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》をドロー。島を確保すると。
エンドに岩井が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》を撃つ。
岩井の提示した4枚は、
《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(9E)》
《沼/Swamp》
と土地4枚。中村は下2枚を岩井の手札に「贈る。」

返しで岩井、《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》をキャスト。
これはコンボデッキには正に「悪夢」であろう。中村の手札が公開され、
《早摘み/Early Harvest(9E)》
《春の鼓動/Heartbeat of Spring(CK)》
《猛火/Blaze(9E)》
《土着のワーム/Autochthon Wurm(RA)》
《強迫的な研究/Compulsive Research(RA)》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RA)》
から、《春の鼓動》が奪われる。

仕方ないといった表情で《強迫的な研究》を撃つ中村。
《交錯の混乱》と《土着のワーム》をディスカード。

岩井は当然《悪夢の虚空》を発掘してキャスト。
さきほどの手札に《生網明神/Myojin of Life’s Web(CK)》が加わったカード群が公開され、
今度は中村の手札から《早摘み》を奪い去る。

中村はすることが無くエンドを宣言。
すると岩井は《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》を魂力で起動し、
そのまま《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》を召喚、
《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》起動と畳み掛け勝利。

コンボデッキでありながら、メインで勝てなかった中村には残念な結果に。

岩井 剛士

Main Deck

3《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BK)》
3《草むした墓/Overgrown Tomb(RA)》
2《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(9E)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(9E)》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse(CK)》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea(SK)》
1《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb(RA)》
1《島/Island》
4《沼/Swamp》
6《森/Forest》

4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CK)》
3《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer(SK)》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CK)》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CK)》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BK)》
1《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
1《花の神/Hana Kami(CK)》
1《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CK)》

4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CK)》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CK)》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CK)》
2《化膿/Putrefy(RA)》
1《魂無き蘇生/Soulless Revival(CK)》
1《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance(BK)》
1《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
1《摩滅/Wear Away(CK)》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
1《悪夢の虚空/Nightmare Void(RA)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《死の否定/Death Denied(SK)》
1《不快な群れ/Sickening Shoal(BK)》

Sideboard

2《最後の喘ぎ/Last Gasp(RA)》
2《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CK)》
2《霊光の追跡者/Ghost-Lit Stalker(SK)》
2《真髄の針/Pithing Needle(SK)》
1《闇への流刑/Exile into Darkness(SK)》
1《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CK)》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CK)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RA)》
1《活力の波動/Vital Surge(BK)》
1《奪取する蔦/Rending Vines(SK)》
1《化膿/Putrefy(RA)》
Round 1:鈴木 孝昭 vs. 中矢 誠

前回優勝者の鈴木、今回も優勝することが出来るのか?連覇をかけて試合開始。

Game 1

ボロスの鈴木が先攻。

《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》からスタートする鈴木。
返しで中谷は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》とこちらも好スタート。
《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(9E)》を出せば、
《番狼/Watchwolf(RA)》と、お互い譲らない。

鈴木の3ターン目、《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RA)》を出し、
フライヤーで中矢のライフを攻める。
が、中矢の側に《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》が登場し、
中矢のライフが回復。楽な展開には持ち込ませない。
《レオニンの空狩人》を追加し、軸をずらす展開に持ち込む鈴木。
6点クロックをかけつつ中矢のアタックには《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》を
《番狼》に打ち込んだ。

しかし《ロクソドンの教主》2体目が、これは鈴木厳しい。
《黒焦げ/Char(RA)》を《ロクソドンの教主》に撃って、少しでもクロックを緩和しようと動くも、
《番狼》《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》と追加され、厳しい表情。
返しの鈴木のアタックは《空騎士の軍団兵》のみ、《極楽鳥》にチャンプされる。
そして中矢が《大薙刀/O-Naginata(SK)》を出して《ロクソドンの教主》に装備される。
そのまま《番狼》とアタック。《レオニンの空狩人》2体と相打ちになるが、
鈴木のライフが1に。鈴木、そのまま投了。

Game 2

《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(9E)》と好スタートの鈴木。
中矢も、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9E)》
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》
と出すが、これはが《今田家の猟犬、勇丸》と相打ちに。
鈴木は追加で《レオニンの空狩人》を出し、やはり空から攻める方針のようだ。

ここで《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RA)》が登場し、
ライフレースを少しでも有利に持ち込もうとする中矢。
しかし、《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》《灯籠の神/Lantern Kami(CK)》
《万力鎖/Manriki-Gusari(SK)》と、鈴木の猛攻は止まる気配を見せない。
仕方なく中矢は地上だけでも、と、
《番狼/Watchwolf(RA)》《セレズニアのギルド魔道士》を追加する。

中矢のアタックは、《ロクソドンの教主》がチャンプされ、なかなかダメージが通らない。
一方、鈴木の陣営はフライヤーが多く、中矢は不利なダメージレースを強いられる。
仕方なく、《ラノワールのエルフ》を追加してエンド。

6点が入り残り4の中谷は《黒焦げ/Char(RA)》を覚悟するも、
鈴木の手札から出てきたのは追加の《灯籠の神》で、
なんとか首の皮一枚つながった状態だ。しかし、火力を引かれればアウト。
トークンを産んでアタックする中矢だが、またもチャンプされてライフがなかなか減らない。
《来世への旅/Otherworldly Journey(CK)》で《ロクソドンの教主》を消し、
ライフゲインをして粘るも、フライヤーを止められなかった中矢のライフは0を割った。

…実は、《来世への旅》を撃ったターン、鈴木のブロッカーを消してフルアタックし、
《セレズニアのギルド魔道士》の能力でパンプすれば、
ぴったり11点詰まっていたのである。これは手痛いミスか。

Game 3

ここで先手マリガンの中矢、少し厳しいか。

しかし《極楽鳥/Birds of Paradise(RA)》からスタートし、
マナが重要なSelesnyaでは好調なスタート。さらに《番狼/Watchwolf(RA)》も追加する。

一方鈴木は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BK)》と展開するが、中矢も《梅澤の十手》をだし、対消滅。
この対戦で初めて登場した伝説の装備品は、役目を果たさないままお互いに墓地へ。

鈴木は《万力鎖/Manriki-Gusari(SK)》を出し、
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CK)》につけて
更なる装備品に対して警戒を強める。
ここで中矢が《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak(RA)》を《番狼》につけて殴る。
この怪物は堪らないと《稲妻のらせん/Lightning Helix(RA)》とのあわせ技で除去るも、
何度も発掘される《腐れ蔦の外套》は悩みの種である。

ここで中矢は《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage(RA)》を、
鈴木は《今田家の猟犬、勇丸》を追加し、お互い陣営を再構築する。
《極楽鳥》が発掘された《腐れ蔦の外套》をまとってアタック。
今回はなぜか制空権を取られている鈴木、ライフにも余裕がないので少し厳しい表情だ。

しかしここで、2枚目の《梅澤の十手》!アタックしてカウンターが乗るが、
鈴木のクリーチャーは《今田家の猟犬、勇丸》のみである。
《梅澤の十手》の能力でライフゲインして、《黒焦げ/Char(RA)》で《極楽鳥》を焼き、
《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(9E)》を追加してエンド。

中矢は《セレズニアのギルド魔道士》2体《番狼》で殴るも、
伝説の装備品は中矢の戦線を壊滅させる。やはり何かがおかしい。

ここで鈴木のスーパープレイ?《今田家の猟犬、勇丸》で殴った後、
2体目の《今田家の猟犬、勇丸》を出して対消滅、
その後に新たなな《今田家の猟犬、勇丸》をプレイしてブロッカーとした。
鈴木はこのゲーム、4体の《今田家の猟犬、勇丸》を引いている。
そして、そのまま《梅澤の十手》に対処できなかった中矢は投了。
もう少し早く、《巨大化/Giant Growth(9E)》を引いていれば、
鈴木のライフは削りきれたのだが…。

《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder(SK)》があれば、
一方的なゲーム展開になった可能性もあるが、
BorosとSelesnyaの戦いは、とりあえずボロスに軍配が挙がった。

四国最強位。

2005年11月27日
http://www.shikokuchamps.com/

初めてライターとして参加させていただきました。
構築はともかく、リミテッドは書くのが大変でした。
いい経験をさせていただいたので、また機会があればライターとして仕事したいですね。

まだまだ不慣れなので見苦しい点もあると思いますが、
「ライターは中立の立場を貫く」を信念としてカバレッジを書いていこうと思うので、皆様方温かい目で見守ってやってください(´・∀・`)

まずは遅筆な点を改善しますw

※ちなみに、ライターしてるときに、「オレをフィーチャーしてくれよ!」という奇特な人は、言ってくれればフィーチャーしますw

私信。

2005年11月25日
本文がありません。

大会でした。

2005年11月23日
歴伝おつ。

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Sin

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